2014.05月17日(土) 18:00~ いぬねこ島へようこそ! はしもとみお展 レセプション、19:00~ カリンバSage×橋本学 ライブ

みなさん、こんにちは!

「海に浮かぶ小さな島、旅人が疲れ果ててたどり着いたその島には、あふれんばかりの木でできた彫刻の、いぬ、ねこ!
旅人はその島を、いぬねこ島と名付け、島ぜんぶを、美術展にしてしまおうと考えたのでした ! 」

すてきな彫刻の島へようこそ、今回発見された彫刻家 はしもとみおの木彫、いぬ、とねこ、に注目して展覧会を開催します。

来月の5月17日(土)より、「いぬねこ島へようこそ!」 彫刻家はしもとみお展がいよいよ始まります。

プレスリリース

全国の犬好き、猫好きはもちろん、猫が好きだけど猫アレルギーで触れない人、犬猫が苦手という人などなど、年齢・性別も問いません。ぜひ、はしもとみおさんの魅力あるいぬねこ彫刻に会いに来てください!

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5月17日(土)18:00からオープニングレセプションパーティーを行います。たくさんの方のお越しを、いぬ・ねこ彫刻共にお待ちしております。

19:00からは、スペシャルゲストに、はしもとみおさんのお兄さんで、打楽器奏者の橋本学さんと、カリンバ奏者のセージさんを迎えオープニングライブを行います。

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橋本学ホームページ

 

sage カリンバSage

カリンバ Sage(セージ)のブログ~天数ふ金雫の響きに音遊む~

橋本学さんとカリンバSageさん、お二人は今回のライブが初対面にして、初共演。お二人の出会いで、どんな音色が聞けるのか、ドキドキしています。

オープニングライブにご参加希望の方は、以下のフォームよりご予約お申込みください。無料ライブで、赤ちゃんから大人まで、どなたでもご参加いただけますが、来場者多数の場合は、限られたスペースの関係、ご予約いただいていない方は入場できない場合があります。

ご興味ある方は、ご予約の上お越しください。(定員25名・予約推奨)

ライブは19:00からですが、18:00からは、はしもとみおさんのお話もお聞きできますので、レセプション開始からお越しいただくことをお勧めします。

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gallery kissa

〒111-0053
東京都台東区浅草橋3-25-7 4F
電話 03-5829-9268

【最寄駅】
JR総武線 浅草橋駅 東口 徒歩7分
都営浅草線 蔵前駅 A1 徒歩3分
都営大江戸線 蔵前駅 徒歩8分

https://gallerykissa.jp/event/20140517

はしもとみおワークショップ 5.18 「いぬねこデッサン教室」 5.24 「好きな犬のおすわり彫刻」 5.25 「ねむる猫の彫刻」

5月の「いぬねこ島へようこそ」 彫刻家 はしもとみお展 期間中の、はしもとみおワークショップの詳細が決まりましたので、お知らせいたします。本日4月3日より受付開始します。

はしもとみお デッサン教室

2014年5月18日(日) 「いぬねこデッサン教室」
13:00~15:30 定員12名 〇

〇 申し込み受け付けています。

動物のデッサン教室です。「いぬねこ島」に生息する、ネコちゃんと、ワンちゃんをモデルに、いぬねこデッサン教室を行います。この機会に、生きた動物を描き方を教わりたい方ぜひご参加ください!

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我が家のニコちゃんが、モデル(予定)です。

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デッサン教室、ご参加者の愛犬(ヨークシャテリア)もモデルさんです。

講 師: はしもとみお
参 加費:  税込 3,200円
持ち物:  スケッチブック(大きめのもの)、画材(鉛筆、コンテ、パステル、水彩など描きたい画材で自由に)

予約先:ギャラリー・キッサ 以下のお申込みフォーム、または、メール  info@gallerykissa.jp  にて
お名前、ご連絡先、参加希望日時、人数をお知らせください。

はしもとみお 木彫りのワークショップ

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2014年5月24日(土) 「好きな犬のおすわり彫刻」
13:00~15:30(1部) 定員8名 × 16:30~19:00(2部) 定員8名 ×

2014年5月25日(日) 「ねむる猫の彫刻」
13:00~15:30 定員12名 ×

木彫りのワークショップは両日とも定員に達しました。

講 師: はしもとみお
参 加費:  税込 4,300円 (材料費込み)
持ち物:  あれば彫刻刀 汚れてもいい服装、エプロン、題材の写真資料等
バンドエイド(手を切ってしまった時などに)、筆記用具
予約先:ギャラリー・キッサ 以下のお申込みフォーム、または、メール  info@gallerykissa.jp  にて
お名前、ご連絡先、参加希望日時、人数をお知らせください。

以前行われた、ワークショップの様子は、こちら

 

https://gallerykissa.jp/  ※キャンセルは3日前までにお願いします。

それ以降のキャンセルは参加費の50%のお支払いをお願い致します。

参加申し込みフォーム

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2014.03.05(Wed) – 05.08(Tru) PETE THE CAT ギャラリー常設展

先月後半から少しお休みしていましたが、今週からまたギャラリーでの常設展示が始まりました。

まずはお知らせですが、3月9日(日)は午後2時からのオープンです。お越しの予定の方は、ご注意ください。その他、常設展期間中は、臨時休業が入ったりすることがありますので、ギャラリーのスケジュールをご確認の上お越しください。また、遠方からお越しいただく予定の場合は、事前にご連絡いただけると助かります。

同じ常設展でも毎回、レイアウトをいろいろ変更しつつ、作品展示のしかたを模索しております。

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今回は、新たに壁を2枚新設しました。狭い空間ながら、歩き回って楽しめるように、そして、今後作家さんの企画展を行うときに、少し、常設コーナーを設けるためにです。

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こちらは、ポートランド在住 ガラス作家くるみさんのコーナー。このほか、大きな作品も展示しております。少し、自然光が入る場所です。

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敬愛する、PULL + PUSH PRODUCTS. さんのコーナーや、Tシャツなどのグッズコーナー。

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そしてメインの壁は、ジェームス・ディーン(James Dean)さんのPETE THE CAT(ねこのピート)の原画です。

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あと、10日を切りましたが、3月16日(日)は絵本「ねこのピート」翻訳者 大友剛さんのライブがあります。午前が親子ライブ+午後が大人向けライブです。詳細は https://gallerykissa.jp/2014/02/3144 

ジェームス・ディーンさんのPETE THE CAT原画に囲まれての楽しいライブ、まだご予約をされていない方は、お早目に。

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2014年2月22日(土)~26日(水) 第26回文庫展 多摩市ねこのピート原画展

絵本ねこのピートの翻訳者、大友剛さんの地元の多摩市にある多摩市文庫連絡協議会が主催で、2月22日(土)ねこの日~26日(水)まで、京王永山・小田急永山駅近くのベルブ永山の3Fギャラリーで、ねこのピート原画展が開催されています。

今回は、特別に gallery kissa が保有しているジェームス・ディーンさんのピート・ザ・キャット原画すべてを展示しております(そのため、ギャラリーはお休みです)。他にも、リミテッド版のプリント画を含めて、額装したイラスト画、および、絵本ねこのピートの文字画を特別に描いてくださった、長谷川義文さんの文字画原画も展示していて、ねこのピート・ワールドな原画展になりました。

本日23日(日)は、大友剛さんによる講演会 「絵本と音楽とマジック 親子のつどい」がありましたので、浅草橋から多摩まで出かけていきました。

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それにしても、講演会場はとても立派な大きなホールでしたが、とても沢山の人がいらしていて、会場は満員御礼、許容範囲を完全にオーバーしていて、外には中に入れない家族も・・・、とにかく凄い人で溢れていました。

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大友さんのマジック、子どもも、大人も楽しませていただきました。何度見ても面白いです。

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マジック、音楽のあとは、絵本の読み聞かせ。今日は大友さんが翻訳した新刊絵本「さわってごらん! ふしぎな ふしぎな まほうの木」の読み聞かせもありました。ゲストで舞台に登場いただいたのは、今日が誕生日、そして、大友さんと同じ誕生日というラッキーな方。

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そして、最後には、もちろん「ねこのピート」読み聞かせ。

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ゆっきー店長は、調子にのって、特等席で鑑賞。

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多摩市の子ども達は、また、ノリがいい!大合唱でねこのピートの歌が響き渡りました。

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こちらは、読み聞かせの最後におまけ 「ねこのピートは たまのまちを さんぽ・・・」

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大友剛さんのマジック・音楽・絵本を楽しんだ後は、3F 原画展の展示会場へ

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毎日、自分のギャラリーでみているジェームス・ディーンさんの原画ですが、こういった場所で展示してあると、また違った角度でみられて楽しいです。

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原画展の展示会場では、原画やイラストを色々楽しめるような工夫がされていて、楽しく絵が鑑賞できるようになっています。

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長谷川義文さんの文字画原画の展示。下には対応した絵本のページが添えてあります。

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こちらのコーナーは、同時開催の「平和がテーマの絵本」コーナーです。

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原爆、戦争や人権といった重いテーマが多い「平和がテーマの絵本」が並ぶのですが、「ねこのピート」の原画展示が隣にあることで、「心が重くならずに、希望が感じられる」といった感想も鑑賞者の方からいただいたそうです。「ねこのピート」の奥深さをまた感じました。

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多摩市、ベルブ永山での「ねこのピート原画展」は26日(水)まで開催されています。お近くのかたは、ぜひ足をお運びいただけたら嬉しいです。なんと、大友さんの「ねこのピート」読み聞かせが、24日、25日、26日と毎日2回も行われるそうです!

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浅草橋の gallery kissa では、3月5日(水)からまた、ジェームス・ディーンさんの原画展示を行います。ギャラリーには、原画以外にも、100点以上のピート・ザ・キャット、イラスト画(プリント版)が見ることができます。

ぜひ、ギャラリーの方にも足をお運びくださいませ。

 

 

2月5日(水)~7日(金) AMUSE 2014 spring & summer accessory collection!!

2月5日(水)~7日(金)の3日間は、ギャラリーのご近所でアクセサリーを制作されている、AMUSEさんの展示会の会場となっています。(※ AMUSEさんは、小売りはされていませんのでご注意

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今日は、先日までの暖かい日が終わり、真冬の寒さい一日でしたが、春・夏コレクションのアクセサリー展示会ということで、ギャラリー内は春らしい雰囲気になっていました。

それぞれの展示台には、コンセプトの違った新作が展示されていました。

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アクセサリーも、展示風景もかわいいいです。

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カフェテーブルもあって、なかなか落ち着いてくつろげます。

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奥手のスペースには、今までの作品がずらりと。すごい数ですね!浅草橋で16年もアクセサリー作りを続けられているそうです。

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こちらの壁にもいっぱい。そして、ピート君も・・・

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AMUSEさんは小売りを行っていないので、展示会は一般向けではないのでしょうが、、、アクセサリー好きにはたまらないでしょうね。国産かつオリジナルを主としている、AMUSEさん、浅草橋発信のモノづくり企業として、これからもがんばってもらいたいです。

君の天井は僕の床 1 × MANSION PLANTER – PULL + PUSH PRODUCTS.

PULL + PUSH PRODUCTS. EXHIBITION | inspiration | も残りあと1週間となりました。

会期中盤ごろに、足をお運びいただいた方に、鴨居まさねさんという漫画家の作品「君の天井は僕の床」に、PULL + PUSH PRODUCTS. のマンションプランターが登場しているという情報をいただきました。

そのお方は、漫画を読んで以前から長いこと実物を探していたらしいのですが、検索の仕方がわkらず、しかも、実在するのかも漫画の中ではわからないので、たまに思い出しては探していたらしいのですが、丁度、会期中に、マンションプランターを見つけていただき、企画展示にも来ていただきました、

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気になったので、漫画の名前を教えてもらい、早速入手しました。確かに、1巻の初めのほうに登場していました。しかも、かなりリアルです。疑いの余地がないほど、そのまんまですね。似たようなデザインのものかと思っていたので、これは驚きです。

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デザイナーの佐藤延弘さんに、漫画の存在を聞いてみたところ。漫画に出ていたのは知らなかったようです。「こういうことってあるんですね。 なんか、とっても不思議な感覚ですが、うれしいです。」と返事が返ってきました。

漫画の絵を見て、実物を探し当てていただいた方、本当によかったです。ちょうど、展示期間中だというのも、うれしいです。

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MANSION PLANTER – PULL + PUSH PRODUCTS.

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MANSION PLANTER 左は墨黒色、右はモルタル素の色

「君の天井は僕の床」はツイッターの公式アカウント @kimi_ten があるようです。#君天ドラマ妄想 というハッシュタグがあるようだ。ドラマ化だったら、この MANSION PLANTER の実物登場は必須でしょう。と妄想をしてみました。

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3ミリのスリットと11ミリx11ミリの升目 robann シリーズ

PULL + PUSH PRODUCTS. がとうとう木工に手を伸ばしました。

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このシリーズは、デザインを佐藤延弘さんが手がけ、木工の加工については、岡山県津山市でオーダー家具の制作を行っているヨネモノという工房で行われています。京都の大学からのお知り合いだそうです。

材質は無垢のナラを使っています。

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この美しいフォルム、見ているだけで背筋が伸びます。

これは何かというと「御札立て」、もしくは「御神札立て」です。一年の商売繁盛や、家内安全・無病息災などを祈るお札を立てる壁掛けの台座ですが、これが出来たきっかけは京都のショップ comado で商売繁盛のお札を壁に両面テープに貼っていたところ、「万一剥がれて落ちたら、とても縁起が悪いのでお札立てを置きなさい」と近所の方に言われたのがきっかけだそうです。その後、お札立てを探してみるものの、お店に似合うものが見つからず、自らデザインして、知り合いの木工作家に依頼し制作したのが robann  ofudatateです。

現在、唯一 robann シリーズで販売しているプロダクツとなります。

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robann ofudatate

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robann hako

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手前のように、蓋が開いていないと、閉じていると蓋には見えないので、単なる置物のキューブのようです。ちょっとした、小物や大切なものを入れて置くと幸せな気分になれますね。また、贈り物を中に入れて、渡したとき、受け取った人が、「んっ?」という顔するのが思い浮かびます。

今回の展示では、robann hako は試作段階のものです。よく見ると、それぞれの箱は違った加工で作られています。

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robann bench

ちょっと、背の低いベンチですが、これも京都 comado ショップで使用されているベンチで、元々コンクリートで段差があるところに、腰かけるために作ったベンチだそうです。

これだけ大きなものになると、11ミリx11ミリの升目に迫力が出てきます。

かなりのスパンがありますが、大人が座っても問題のない強度があります。とは言え、体重をかけるには勇気がいります。

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この robann bench のすごいところは、裏側まで升目が加工してあります。裏側はツルツルなんだろう、という想像を簡単に裏切ってくれます。

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PULL + PUSH PRODUCTS. の出す木の製品、robann シリーズ、今後の展開がとても気になります。

12月7日 第一土曜日 蔵前マップ 12月20日(金)は Nui. でジャズライブ

少し寒いですが、気持ちの良い天気が続いていますね。今月7日の第一土曜日の蔵前マップです。

gallery kissa で行われている、PULL + PUSH PRODUCTS. EXHIBITION | inspiration  は 12月14日(土)まで、いよいよあと10日ほどになってしまいました。デザイナーの佐藤延弘さんのプロダクツの全体像が一度に体験できる貴重な展示内容になっております。ぜひ、gallery kissa まで足を運んでいただければ、幸いです。

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また、12月の三連休の前日の金曜日、12月20日(金)は、Nui. でジャズライブを企画しています。夏の SUMMER NIGHT JAZZ LIVE に続いての第二弾です。今回も女性二人のジャズ・デュオライブです。ピアノは、前回に続き、田中菜緒子さん、そして、ジャズフルート界の”鬼才”で知られる、太田朱美さん。すごいことになりそうです。

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場所: HOSTEL & BAR LOUNGE Nui. 1F
日時: 12月20日(金)

開場: 18:00/1st セット 19:00/2nd セット 20:30 / 21:30 終演
チケット代: 2,000円(1ドリンンクオーダーお願いします)

image_profile7NAOKO TANAKA / 田中菜緒子(pf)

福岡県出身。幼少よりピアノを習い、クラシックでは様々なコンクールで入賞。ブルガリア国際コンクール第一位。 桐朋学園大学ピアノ科卒業後、JAZZやポップスの活動を始める。積極的に作曲を手掛け、2009年にオリジナル曲を中心に活動するというコンセプトで、Proteanを結成。 持ち味はクラシックで培ったテクニックとハーモニーの美しさだけでなく、エッジの効いたリズム感覚とパワフルな演奏にあり、見るものを圧倒する。現在、都内を中心にライブ活動を行い、年間200回以上のライブ活動やレコーディングで活躍している。今年の9月に上海で初の海外遠征ライブも行い、活動範囲を海外へも広げている。

Nui.でのジャズライブの出演は、大好評だった本年8月の若手女性デュオライブに続き2度目。

<主な共演ミュージシャン> GAKU-MC、桜井和寿(Mr.Children)、つんく♂、岡本真夜、mihimalGT、SOFFet、伊藤ふみお(KEMURI)、高野千恵、宮崎隆睦(元T-SQUARE)、岡崎好朗 etc

ホームページ http://tanakanaoko.com/

Akemi_OHTAAKEMI OHTA / 太田朱美(fl)

鳥取県米子市出身。幼少よりピアノを演奏する。中学より吹奏楽部に入部。そこで初めてフルートを手にする。大学で蘚苔(こけ)類の研究をする傍らジャズに明け暮れ、そのままプロになってしまったという根っからのジャズマン。大学卒業後に東京に演奏の舞台を移し、自らの世界を広げることを決心する。今年は、東京での活動を始めて10年目の区切りの年となる。 2005年、スイングジャーナル日本人プレイヤー人気投票、木管楽器部門で初登場11位を獲得。同年、米ニュージャージーにて、ルーファスリードを迎えた河野三紀クインテットのアルバム録音に参加。小さな身体に似合わないエネルギッシュ&アグレッシブな演奏には”ジャズフルート界を代表する奇才”との定評がある。

織原良次(b)、石田衛(pf)、橋本学(dr)をメンバーとする自己のカルテット”Risk Factor” を持ち、2012年にセカンドアルバム、”私を動物園につれてって”を発売。彫刻家はしもとみおとコラボで”ライブ彫刻”セッションを名門老舗ライブハウス「新宿ピットイン」で演奏するなど、常に新たな表現方法を追及している。東京、埼玉、千葉、横浜を中心に、全国各地で毎日のように活動を行っている。

ホームページ http://www.geocities.jp/akemi_flute/

 

席はスタンディング中心ですので、ご了承ください。 場所:HOSTEL & BAR LOUNGE Nui. 1F(東京都台東区蔵前2−14−13)

要予約:メールが電話にて承ります。 メールの場合は live@backpackersjapan.co.jp まで「名前・人数・連絡先」をお送り下さい。

なお、電話受付は9時から21時とさせて頂きます。

Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE 03-6240-9854 担当:宮嶌

MORTAR モルタルシリーズ | PULL + PUSH PRODUCTS.

11月15日から開催している PULL + PUSH PRODUCTS. EXHIBITION | inspiration | ですが、丸2週間を過ぎ、もう折り返しとなりました。だんだんと寒さが増してきましたが、12月15日(土)までですので、ぜひ足をお運びいただければ幸いです。くれぐれも風邪をひかぬよう、暖かくしてお出かけください。

定番シリーズの MORTAR – モルタルシリーズのご紹介です。

MORTAR モルタルシリーズは、PULL + PUSH PRODUCTS. のデザイナー佐藤さんが、2002年独立以来、作り続け定番となっているシリーズです。そして、佐藤延弘さんのものづくりに対する、考えや重いが、ぎっしりと詰まっており、記念すべき第一弾のプロダクツ作品でもあるのが下のHOUSE INCENSE POT (香炉) です。

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HOUSE INCENSE POT 左から、大きなクリアガラス窓、カラフルな色ガラス窓、クリアガラス窓がに2つの家、3種類あります。

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PULL + PUSH PRODUCTS. HOUSE INCENSE POT

煙突から立ち上がる、お香の香りと煙。2年半くらい前に、個人的に京都の竜安寺近くにあるPULL + PUSH PRODUCTS. のプロダクツを専門に販売する小さなん店舗 comado で買ったものですが、年月を経てさらにいい感じになってきています。また、発売から11年経ても全く色あせないデザイン性の高さ、これこそが PULL + PUSH PRODUCTS. の強みだと思います。

佐藤延弘さんは1999年京都精華大学 美術学部デザイン学科建築分野 卒業、大学では主に建築デザインを学びますが、構造物の建築よりも、家具が作りたくてデザイン学科に入られたそうです。京都精華大学の建築学部は、建築だけでなく、分野外でも興味あることは何でもやらせてもらえるところに惹かれたそうです。卒業後、家具作りを目指しますが、最終的には、遊園地の遊具などを作る造形会社に就職します。FRP(繊維強化プラスチック)で造形物を作る会社でモノづくりを学び3年後に辞め、独立して活動を始めます。

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佐藤さんのモノづくりの原点にあるものは、”素材” への純粋な魅力。そして、本来の使い方とは違った角度でその魅力を見出し、生活の中に取り込むものを作りあげます。小さなお家の形をした香炉は、煙突からお香の煙が出てきます。見ているだけで、小人が中に住んでいるのでは、と思ってしまうくらいかわいらしい香炉です。素材は、モルタルという雑貨では珍しい素材を使っていますが、建築ではお馴染みの素材であるコンクリートとほぼ同一の材料です(簡単に言うと、セメントと水と砂をまぜたのが、モルタルで、さらに砂利を加えているのがコンクリートです)。コンクリートは家の基礎から、鉄筋コンクリートビルなど、近代建築には欠かせない材料で、型枠を作りそこに流し込んで固めると構造物になります。

その型枠を作って流し込むのと同じ工程と、工業製品にはない独特の質感を出すため、モルタルシリーズは木の型枠を作り、そこにモルタルを流し込みます。型枠で使った木目が表面に表情としてあらわれますが、ここがこだわり部分で、木目の方向や形状がしっかり出るように作られています。木目がつぶれたら型枠も使えなくなるので、鋳型のように、何度も何度も使える物ではなく、2・3回使うとだめになってしまうそうです。しかも、面ごとに違う木目の型枠があり、その組み合わせでも違うものができるので、プロダクトとして完成した形はあるものの、その表情は1点1点違い、2つとして同じものは出来上がりません。

そのすべての工程を佐藤さんは、全行程をほぼ1人で、デザイン段階から制作、パッケージに至るまでの作業を行っています。

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BUILDING CANDLE COVER

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FUSHI PLANTER

佐藤さんによって命を吹き込まれた、モルタルシリーズのプロダクツは、時間の経過とともに、その表情を変えていきます。

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TRUSS PLANTER

モルタルは、年月と共に表面にしみやひび割れが生じるのですが、このエイジングしていく佇まいを楽しむのが、何よりの魅力だと思います。

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ARCH PLANTER / SUNABA SAUCER

「コンクリートは本来、建材として外で使うものだけど、外のものをインテリアとして家の中に取り込み、外と内の境界を曖昧にする」というのも、コンセプトの一つだそうです。コンクリートで出来た、アーチ状の橋、公園にあるお砂場、そういったもののミニチュア版(でも、単なる縮小ではありません)が家の中に存在するというのが、木材(木工)や陶器などのように、古代から家の中に取り込まれていた素材とは違う素材をあえて使っているところが、モルタルシリーズの、もう一つの魅力だと思います。

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MANSION PLANTER + バロックベンジャミン(花屋KUKKAさん植え込み)

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PE(ペ) by PULL+PUSH PRODUCTS.

PE シリーズは、モルタルシリーズに続いての PULL + PUSH PRODUCTS. 定番シリーズですが、構想からプロダクトの仕上げまでに5年ほど費やしています。

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PE(ペ)というシリーズ名は、ポリエチレン(Polyethylene)という材料の略表記 “PE” をそのままローマ字で読み、「ペ」と呼んでいます。

おそらく、PEを見たことなく、説明を受けたことのない方々は、これが一体どうやって作られているのかは想像がつかないでしょう。このプロダクトの元となる素材は、ポリエチレン袋、それは日用品で消費されている透明なゴミ袋と同一の素材です。

このゴミ袋と同じ0.02ミリほどの薄い透明の素材を、「電気アイロン」を使って、デザイナーの佐藤延弘さん自らの手で、ゆっくりと溶かし、時間をかけて何層にも重ね合わせていくことで、独特な発色で耐久性・耐油性があり、しかも軽量でしなやかな素材に作り上げます。表面に現れる、しわ加減、凹凸、触り心地、そのすべてを、佐藤さんの「経験と感性」により丁寧に作り上げているものです。

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素材はポリエチレンのみ、接着などの加工は熱だけで行う。この徹底したシンプルさで見事に仕上げられています。

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現在は、バッグの他、カードケース、小物入れ、書類ケースなどに発展させています。その他、ギフトのラッピング用などの用途で作られた、半透明の「PE うすいふくろ」というのもあります。

 

また、今回の展示では、新たな試みとして ”PE_EPE” というプロダクツの試作品も展示しています。

これは、EPE(発砲ポリエチレン)を素材にしたバッグです。発砲ポリエチレンでも、通常、製品化されるときに廃棄される部分の「ミミ」と呼ばれる部分を使って、独特の表情を生かしています。

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今回の展示の、佐藤延弘さん”アトリエコーナー”に掛けられた不思議なオブジェもこの、PEから派生しています。

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「黄色好き」という佐藤延弘さん自身が使われている、PEのバッグ。

すでに数年経っているそうですが、くたびれた様子は全くありません。長い年月をかけて徐々に馴染んでいく様子は、なんとも言えない感動すら覚えます。

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PE PULL+PUSH PRODUCTS.