ピート・ザ・キャット
アメリカ・ジョージア州の画家Jemes Deanが産み出したクールな猫「ピート・ザ・キャット(ねこのピート)」のアクリル画及びプリントの展示も行っています。この青い猫「ピート君」を一度見たら忘れられな いはずです。鮮やかな黄色や青が一見ポップな印象ですが、真っ青な色みの中にも暖かみを感じられ、画家のピート君への愛が感じられます。思わずニヤリとしてしまうコミカルさも彼の作品の魅力です。
Pete with a Classical Guitar
2019年
46cmx61cm アクリル画 SOLD OUT
The Giant Turnip
2018年
61cmx91.5cm アクリル画 SOLD OUT
2000 年から8年間アメリカに滞在中、2008年3月にアメリカのニューオリンズに行く機会があり、街を散歩していたところ、目に飛び込んで来たのが、この青い ねこのピート、ピート・ザ・キャットでした。そのギャラリーの中にはとても素敵な色合いで、コミカルな猫が描かれた大きなピートの原画が飾ってありまし た。原画以外にもプリント画が沢山積まれてあり、これがどれも素敵な絵であふれていました。その日は、プリント画とTシャツなどのグッズも買ってギャラ リーを後にしました。その後、アメリカでの生活を終えて日本に帰国してからも、頭の隅で温めていました。そして2011年、誰もやらないなら自分が始めよ うと思い立ちます。ついに2012年6月、日本で初めてピート・ザ・キャット=ねこのピートを取りで扱うギャラリーをオープンしました。
ま た、ジェームス・ディーンさんの挿絵による、絵本 PETE THE CAT : I Love My White Shoes を翻訳する企画をひさかたチャイルド社に持ち込み、邦題「ねこのピート だいすきなしろいくつ」として2013年5月に出版が実現しました。翻訳はマジシャンとミュージシャンとして活躍されている大友剛さん、手書きの文面は人 気絵本作家の長谷川義文さんに描いていただきました。原作とのずれがないように、翻訳には訳者の大友さんとも何度も議論を重ね、色合い、紙質の選別等、細 部までとてもこだわった、素敵な絵本に仕上がっています。最後のフレーズの翻訳には、YouTubeにある原作者のインタビューを全て視聴しました。そう することで、ストーリーを書いているエリックさんが、「禅」の思想を絵本に込めているということを知り、納得のいくフレーズを導きだすことが出来ました。 子供だけでなく、大人たちにも読んでもらいたい絵本です。
オーナー 瀧本佳成