はしもとみお おもいででいっぱいになったら原画展 2022/12/2 – 12/25

先月11月に KISSA BOOKS より刊行した、はしもとみおさんの絵本「おもいででいっぱいになったら」の原画展示を gallery kissa にて、2022/12/2日 – 12/25日の期間で開催させていただきます。

絵本に使われた原画全点と、使われなかった絵も少し展示しています。

絵本のサイズより、原画が大きいですし、これだけの点数を展示できる場所も限られているかと思いますので、ぜひこの機会にお越しください。

KISSA BOOKS は2022年より、出版社としてスタートしました。「KISSA」はフィンランド語で「ねこ」を意味し、版元としての1冊目の本は2012年にオープンした gallery kissa と初期の頃から関りのある彫刻家はしもとみおさんの絵本の新装復刊となります。復刊ですが、新たな判型で絵は描き直し、装丁も名久井直子さんによる美しい本に仕上がっています。

絵本紹介

「ある日、ぼくの家の木で、なにかがゆれていたんだ。
ぼくは、すぐにかみさまだとおもった。」

猫のトムくん目線で、かみさまとのかけがえのない日々を綴った絵本です。

本書は2008年にタリーズコーヒージャパンから出版された『神様のないた日』を描き下ろし、加筆修正したものです。この度、再出版するにあたり、木の上にいる かみさま(ミノムシ)と、猫のトムくんの関係をより表現しやすいよう、縦長の絵を使い、縦開きの絵本に変更しました。縦開きの絵本はブックデザイナーの名久井直子さんからの提案で、決まりましたが、絵が生き生きと感じられるかと思います。

展示会場では、はしもとみお 2023年 カレンダー を販売しています。絵本から 13枚をセレクトし、カレンダーにしました。1,500円(税込)。オンラインでの販売は KISSA BOOKS のサイトで行っています。

カレンダーの表紙の絵は、「おもいででいっぱいになったら」の絵本で使われなかったバージョンの絵を特別に使用しています。

今回の展示では、絵がより生き生きとみられるよう、特別に額のアクリル板を取り除いています、このような展示方法は、他の場所では出来ないことも多いかと思います。

著者プロフィール

はしもとみお 彫刻家

三重県の古い民家にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿を木彫りにする。材料はクスノキ。この世界に生きている、または生きていた動物たちをモデルにし、その子にもう一度出逢えるような彫刻を目指している。
全国各地の美術館で個展を開催中。
主な著書に『はじめての木彫りどうぶつ手習い帖』(雷鳥社)、『はしもとみおの木彫り教室 暮らしによりそうどうぶつたち』(KADOKAWA)、『はしもとみお 猫を彫る』(辰巳出版)などがある。

15歳のときに阪神・淡路大震災にあい、夜明けと共に、実家の楠にぶら下がって揺れているミノムシを見て、神様だと思った。数年後、猫のトムくんを保護する。本書は、猫と神様の姿を自分の気持ちと重ね合わせ、その後の10年をつづった実話である。

https://miohashimoto.com/

はしもとみお おもいででいっぱいになったら原画展
gallery kissa
東京都台東区浅草橋3-25-7 4F
03-5829-9268
2022/12/2日 – 12/25日
営業 水-土12:00-19:30 日 12:00-17:00 定休 月・火

don巡回展 君が待っているから 「コーヒーを入れて待っている」 2022/11/10 – 11/27 展示のようす

毎年キッサでのドンさんの展示は12月が恒例でしたが、今年は12月にキッサの出版部門 KISSA BOOKS 初出版物となる、はしもとみおさん絵本「おもいででいっぱいになったら」の原画展が出版後に行う予定があり、11月に開催させていただきました。

最近恒例となっている、ドンさんの巡回展。今年は「君が待っているから」というテーマです。キッサでは、キッサがカフェの喫茶とフィンランド語のねこを意味する「KISSA」とかけてつけられたことに由来して、黒猫のコニちゃんをモデルに「コーヒーを入れて待っている」というサブタイトル付きです。

キッサで会えたらラッキー。看板猫のコニちゃんです。

ドンさんのWISHくんでは、お馴染みのバス停ですが、今回の巡回展では、バス停が展示会場に移動してきます。キッサの展示でも、初日から11月16日までバス停に会うことが出来ましたが、11月17日から別会場でドンさんの個展が開始するので、展示は11月27日まで続きますが、バス停だけが一足先に、Homeyさんへ旅立ちました。

毎年の恒例ともなっているドンさんとキッサのシルクスクリーンコラボグッズ、2022年の新作も出来ました。最高です。ネットショップからご注文いただけます。会場限定でTシャツやパーカーなどを持ち込みで印刷もできます。https://gallerykissa.jp/handmade/

今年もWISHくんは、会場で受け付けています。お願い事をハガキに書くと、ドンさんが絵と言葉を添えて送り返してもらえます。1枚 2,000円で投函できます。一度やると素敵すぎてやみつきになりますよ!

展示は11月27日までですので、ぜひいらしてください。

巡回展「君が待っているから」
11/10(木)~11/27(日)
gallery kissa

サブタイトル
「コーヒー入れて待っている」

東京都台東区浅草橋3・25・7
NIビル4F Pありません

03・5829・9268 月火お休み
水~土 12:00~19:30
日 12:00~17:00

*在廊は、初日10日と11日の15時頃までを予定しておりま。

よこただいすけ展「Lucha Libre」2022.9.3~9.25 開催のおしらせ

3年ぶりとなるキッサでの よこただいすけ展が9月3日(土)からスタートします!オープニングパーティーを 3日の17:00から予定していますので、ぜひご参加くださいね。よこただいすけ展の開催とキッサの10周年を記念してキッサオープンの時にも演奏してくださった、譲原えりかさんの三線演奏も予定しています。予約不要でどなたでもご参加できます。ぜひどうぞ!

新作の絵とともに、絵本「私はネコが嫌いだ」(つちや書店)の原画の展示も行います。

展示は3年ぶりとなりますが、アトリエを都内から、静岡へ移した よこただいすけさん、のびのびとした暮らしぶりを いつもSNSで拝見していますが、新作がどのように変わったのか、変わらないのか、楽しみです。

夏休みが終わってしまいましたが、まだ夏休み気分が抜けない皆様、工作ワークショップも行います。残席も少ないようですので、ぜひご予約の上ご参加ください。

ダンボール工作ワークショップ
『オリジナルネコちゃんを作ろう!』
9月3日(土)、4日(日) 13:00~
参加費 2,500円(材料費込み)
大人も子供も楽しめるワークショップです!
予約申し込み: info@gallerykissa.jp

よこただいすけ

東京都生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後 渡米、Art Center College of Design(アメリカ/パサデナ)Graphic Design学科卒業。帰国後グラフィックデザイナーを経て2005年よりフリーに。現在はイラストレーションを中心に活動中。絵本著書に『私はネコが嫌いだ』(つちや書店)、『ニャンコどこいった?』(少年写真新聞社)がある。

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分

絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち Vol.6 2022/6/17~7/3 開催のおしらせ

先月に続き、今月の6月17日(金)より井上奈奈さん講師による創作絵本展を開催します。今回は6期生の展示、ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol.6 となります。

今回は、井上奈奈 著書の「星に絵本を繋ぐ」を昨年2021年10月に発売後、初めてのワークショップということで、本に魅せられて参加いただいた方が多数いらっしゃいました。

参加者のおひとりが、書店で「この青い本だけが光って見えた」という感想をいただけて、早速ワークショップにもご参加いただけ、本当に嬉しいです。

創作絵本ワークショップを重ねるていると、常に新しい人との繋がりができるのですが、なぜか回を重ねるごとに個性的な度合いが増して、独創的な絵本が生み出される気がします。

今回の展示でも、魅力あふれる絵本が沢山揃っています。また、2022年6月18日土曜日の14時からは、6期生作家さんの読み聞かせ発表も含めたオープニングレセプションがあります。誰でも、ご参加自由ですので、ぜひ興味ある方はご都合を合わせて、いらしてください。作家さんに絵本の裏話など色々聞けて面白いですよ!

「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol.6 作家紹介(順不同)

TITLE ドレミファソラレド
作家名 ヒデサワアヤコ

こわがりの柴犬、サクラ。
頼れる先住犬、ソラ。
にぎやかな毎日の始まりで
す。やがて、月日は流れ……。
生きているだけでパーフェ
クト。そこに条件づけはい
らない。
2匹で過ごす、なんでもな
い日々が愛おしい。

TITLE ジェリーフィッシュ パラドックス
作家名 こうすげ おさむ

ベニクラゲは強いストレスを受けると記憶を失い、若い肉体に生まれ変わる性質があります。
もし自分がベニクラゲのように記憶を失い、若い肉体に生まれ変わったら何を想うのだろうか。
それを知りたいと思ったとき、この物語は生まれました。

TITLE 大きなしっぽのねこ
作家名 保科 惠子

小学生のララちゃんと飼い猫そら君のお話。
ララちゃんは悲しい事や嫌な事があると、小さくなってそら君の身体の中へ入っていきます。
ある日そら君の中に入ったララちやんは、もとの世界に戻れなくなってしまいました。
ララちゃん大ピンチ!助けてくれたのは…

TITLE はじめもおわりもないもの
作家名 みやさかはづき

矛盾だらけの笑える絵本。夏休みの初日、WTO(世界時間機構)から、
地球上全ての生き物などが高速グループと低速グループに分かれることになったと発表がありました。

さあ、ぼくの夏休みはどうなるのでしょうか?

TITLE はなとおとのにわ
作家名 なかむら ますみ

ちいさな町の、ちいさな家の、ちいさな庭に、カノンという猫が住んでいました。
ある日、その家に女の子が越してきます。
最初は知らんぷりしていたカノンでしたが、、、。
カノンと女の子が織りなす、あたたかな物語。

TITLE あな
作家名 長 雪恵

アナホリフクロウというキュートなフクロウがいます。
アナホリという名前がついてるのに穴は掘らないし、
フクロウなのに昼間に行動するんです。
そんな彼が変身するお話です。

TITLE ほしのカケラをもって
作家名 キキ

ある日、主人公に手紙とほしのカケラが届きました。
そして"ほしをつなぐ"旅をすることに…。
ほしをつなぐとはいったいどういうことなのでしょうか?
だれの心にもほしがあることを伝えるためにこの絵本を作りました。

ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る
「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol.6

会期:2022年6月17日(金)~ 7月3日(日)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 定休:月火

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1 A3出口徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分

ギャラリー オープン10周年を迎えました。突然ですが出版を始めます。

2012年の6月9日にギャラリーを今の場所、浅草橋・蔵前にオープンして、今日でちょうど10周年を迎えることができました。

階段しかないビル4Fで、ひっそりと、営んでいますが、何とか続けられたのは色々な作家さんに出会うことができたおかげです。お花を贈ってくださった、創作絵本ワークショップの参加者皆様と講師の井上奈奈さんありがとうございます。

今もギャラリーで元気に育っている、上の観葉植物はギャラリーオープンの日にいただいたものです。植物を枯らすのは得意なのですが、こちらは10年経った今も元気に根付いて葉っぱを楽しませていただいています。年月を経ても大きく育ってはいないですが、年中、青い葉っぱをつけているところが、皮肉ながら今のギャラリーのようです。小さな彫刻は、オープン当時我が家の家族だった、ニコちゃん、タラちゃん、イクラちゃん(右から)を彫刻家のはしもとみおさんが彫ってくださったものです。

2015年に「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」(雷鳥社)という彫刻家はしもとみおさんの著書の制作の手伝いをして刊行した記念と思い、発売した月に 20cmほどだった小さなクスノキの苗をギャラリー屋上に植えました。こちらはぐんぐんと成長していて、既に2m近くになっています。はしもとみおさんとは、ギャラリーをオープンした年にお客さんから教えていただいたのをきっかけにギャラリーで何度か展示をさせていただいているのですが、屋上のクスノキ以上に成長されて、はるか彼方の所で活躍されています。

例年オープン記念日はなにもしてこなかったので、ご存じない方が殆どですので恐縮ですが、10周年を迎える今年から出版を始めることにしました。そのお知らせも兼ねて、10周年を祝ってしまおうということで、明日の18時から主に、創作絵本ワークショップの参加者の方中心となるかもしれませんが、パーティーをします。突然のお知らせで、またまた恐縮ですが、どなたでも歓迎です。一応、持ち寄りパーティーということで、一品持ち寄りでゆるくやります。

作家の井上奈奈さんからお声掛けいただき、3年前から創作絵本ワークショップを始め、昨年10月に、「星に絵本を繋ぐ」(雷鳥社)という絵本作りについて井上奈奈さんがまとめた書籍を刊行する手伝いをしました。絵本の魅力もさることながら、本づくりに興味がわき、元雷鳥社で編集をされていた現在フリー編集者の谷口香織さんとの再会もあり、出版社を立ち上げることにしました。出版社名は「KISSA BOOKS」です。

ちょうど昨日のことですが、井上奈奈さんに依頼していたロゴデザインもいただき、KISSA BOOKSのロゴも完成しました。

黒猫は、今ギャラリーの看板猫としてギャラリーに居るコニちゃん、一緒に本を読んでいる少年は恥ずかしながら、少年時代の自分だそうです(少年時代はメガネっ子でした)。

KISSA BOOKSの最初の刊行物としては、彫刻家はしもとみおさんの絵本復刊(完全リニューアル)となる予定です。10月頃の発売を目指しています。詳細はもう少ししたらお知らせ出来るかと思います。そして続いて、創作絵本ワークショップで生まれた本の新刊本も予定しています。絵本の可能性を広げて、ゆくゆくは世界に向けて送り出せるような本づくりを目指していますので、ご期待を。

gallery kissa
オーナー 瀧本佳成

最後に、来週からギャラリーにて、ゼロからギャラリーで発表まで 絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」 第6期絵本展も始まりますので、ぜひこちらもいらしてください。今回も個性豊かな作品が揃っています。6月18日(土)14:00からは第6期絵本展のオープニングで、作家さんによる読み聞かせ発表があります。どなたでもご参加いただけます。

会期:2022年6月17日(金)~ 7月3日(日)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 定休:月火

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1 A3出口徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分

六本木文喫「星に絵本を繋ぐ」ワークショップから生まれた絵本たち 2022/2/4-2/28

六本木 文喫にて 2021 年 10 月に開催した『星に絵本を繋ぐ』出版記念展の関連企画として、世界で 1 冊だけの絵本を著者 井上奈奈さんと共につくるワークショップを 3 カ月にわたり開催してきました。

このたび文喫では、本ワークショップを通して生まれた絵本たちと『星に絵本を繋ぐ』の第 3 章にて紹介されている gallery kissa でのワークショップから生まれた絵本たちと共に展示いたします。
参加作家は絵や物語を描くのが初めての方~プロの方まで様々です。
世界に一冊だけの特別な絵本を手に取れる貴重な機会です。
是非ゆっくりとご覧ください。

文喫の無料コーナーで展示していますので、ふらりと立ち寄り、ぜひそれぞれの絵本の世界の中に飛び込んでお楽しみください。

文喫でのワークショップに参加された8名の新作と、gallery kissa の1期~5期のワークショップに参加された方の中から 20名の作品が、それぞれ手に取ってご覧いただけます。

1冊・1冊丁寧に手製本されて作られています。

また、2月7日19時~は作者によるオンラインイベントも予定しています。

以下のリンクよりアーカイブ配信を2月末までご視聴いただけます。( 550円)

https://peatix.com/event/3158664/view

http://hoshi-tsunagu-ehon.peatix.com

世界で 1 冊だけの絵本とそのつくり手が集まり、
絵本を中心に会話が生まれていく。
そんな夜を一緒に過ごしてみませんか。

原画を綴じて製本している絵本も多数あり、まさに世界で1冊だけの絵本。

絵本の表現の手法もパステル、ちぎり絵、折り紙、切り絵など様々、内容も楽しい子供向けの絵本から、大人向けの謎めいたものから、深いものまで色々です。

こちらの、「ふーっとしたら ゆげのまち」は最年少 10歳の さがあまね さんが作られた絵本です。迫力あるタッチと楽しいファンタジー絵本です。

展示に観に来られた方が気に入った絵本に、星のシールを貼ることが出来ます。ぜひ作家さんに星を贈ってあげてください。

参加作家

シムチョン「ほしのかぞくのまちあわせ」
舟橋加奈子「アイデンティティ オンザ ごはん」
服部由美子「HAKOIRIMUSUME (箱入り娘)」
林林勝明 「BAT, BUT, BAD?」
生海 有佳梨 「アップ・アップ・アップルパンケーキ」
和泉 涼 「ちさ と さち」
Rina Tanaka 「ギフト」
高宮寿美 「すむ みる かんじる 旅するSuMiCa」

いしみずズコ 「ツボミ工房の物語」
りのごびお 「ウソ800ミュージアム」
子田かおり 「アナベル」
晶「水色オバケの種まき」
仲築間三幸  「わたしはせかい」
なかむらあやこ 「リセット リセット♪」
paritora「保護犬そらじと私」
りにゃいろ 「よつばなのクローバー」
かとうひとみ 「春ににゃったら…/ 春になったら…」
さがあまね 「ふーっとしたら ゆげのまち」
杉本あやこ 「ぱしゃん」
きくちひとみ 「ふしぎなたまごとゆめ流星群」
ノサチカミサキ 「こんなふうに おもったの」
もとざわひろみ 「どれが にあう?」
平塚じーろ 「だいすきなママのカレーライス」
みうらさえこ 「ぼくは待つのが得意だ」
エンドウナナ 「LIFE CLOCK 一生時計」
久保田ゆき 「とびきり苦くて甘い味」
つくいえりこ 「たのしすぎるトビラ」

六本木文喫「星に絵本を繋ぐ」ワークショップから生まれた絵本たち
会期:2022年2月4日(金)~-2月28日(月)
場所:六本木 文喫
住所:東京都港区六本木6丁目1−20 六本木電気ビルディング 1F

【2月7日】井上奈奈「星に絵本を繋ぐ」ワークショップから生まれた絵本たちの発表会
イベントは終了しましたがアーカイブ配信はこちらから2月末までご視聴いただけます
https://peatix.com/event/3158664/view

don展 愛に副反応はありませんツアー 「森の使者がやってくる」 2021/12/8 – 12/26

昨年のドンさん展は、コロナ禍のためドンさん在廊なしでのシルクスクリーン作品展示をさせていただきましたが、今年は無事通常通りのドンさん展を開催することが出来ました。

ドンさんの在廊は 12/8、12/9、12/10(12:00-14:00)となっています。

ツアーでキッサにやってきたの〝森の使者” はWISHくんから派生した森の神様のような使者です。キッサが「森の使者」に包み込まれたような神聖な空間となりました。

展示初日に版が出来上がった、ドンさんデザインの新作シルクスクリーン「森の使者がやってくる」Tシャツ(2800円)が出来ました。

スゥエット(4000円)やロングスリーブTシャツ(3200円)も作れますので、ご希望の方はご連絡ください。


バッハによる森の使者のための鹿コンチェルト。空想の楽譜ですが、どんな曲か気になります。ドンさんの展示でドンさんとバッハについて語り合えるのは自分くらいかと思っていましたが、先日ピアニストの方が見に来てくださって、盛り上がりました。こちらのヌメ革カードケースも作ってみました。

ドンさんの「森の使者がやってくる」新グッズ、コースターです。レーザーで本革に焼きを入れています。

「森の使者がやってくる」巡回ツアー展なので、新作だけでなく、他の会場から巡ってきた作品も楽しめます。

「愛に副反応はありませんツアー」
2021/12/8(水)~ 12/26(日)
gallery kissa
「森の使者がやってくる」

林ゆいか展 Somewhere not here 2021/10/17 – 10/31

”自由に行きたいところへ行けない日々。
頭の中では自由に景色を見たい。
ここではないどこかへ、ケモノと旅をしよう。”

2014年から例年個展を開催してきた林ゆいかさんの展示ですが、今年は昨年からの新型コロナウィルスの感染拡大などの影響を受けて、2年ぶりとなりました。

ギャラリーでも個展や企画展は、ほどんどなくなってしまいました。

家で過ごす日々が多くなった方も多いと思います。

最近みた山田玲司さんの 鳥山明先生の解説動画の中、鳥山明は車がとにかく好きで売れないころは「欲しい車は全部描いていた」、その後の連載マンガでも願望や、やりたいこと、行きたい場所等が織り込まれているという話が興味深かったです。

ここではないどこか、「Somewhere not here」、ぜひ展示期間中にいらしてください。

昼か夜か
野を束ねる
案内人の孫
灯り貸し屋
月の道
左:渡る   右:憧れの地
上:moon   中:実のゆくえ   下:一輪
上:猫魚     下:湖の鯨

林ゆいか展 Somewhere not here

自由に行きたいところへ行けない日々。頭の中では自由に景色を見たい。ここではないどこかへ、ケモノと旅をしよう。

会期:2021年10月17日(日)~10月31日(日)
時間: 水-土 12:00-19:30/日 -17:00 休:月火

林ゆいか 画家
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒。大学卒業後デザイン会社などを経て作家活動を始める。日本画や布絵、ペン画や立体などさまざまな手法で作品を制作。目には見えないもの、自然の気配を表現したいと考えている。

創作絵本展vol.5 From my first picture book 2021/7/17-8/1 開催のお知らせ

ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol. 5

絵本作家 井上奈奈さんを講師に迎えて始まった「創作絵本ワークショップ」5期生の展示を2021年7月17日(土)より開催します。

また、第6期絵本創作ワークショップの募集もスタートしました。 絵本作りにご興味がある方は是非ご参加ください。

5期生の作品をご紹介

作家紹介(順不同)

■作家名 子田かおり
■TITLE アナベル

有声無声の呼応であふれている自然界。

あら、どこかの誰かが、かくれんぼ遊びを始めました。

さぁページをめくって、こっそり覗いてみましょう。

切り絵で制作された作品で、シンプルでおしゃれな絵柄とかくれんぼ遊びで構成されたストーリーがマッチしていて、つい引き込まれてしまいます。アナベルという作家さんが大好きなアジサイが登場しますが、丁度今の梅雨の時期にもぴったり。物語から色々想像を膨らませて読み込んでいただきたいです。余談ですが、夜中に「アナベル」で画像検索したら、心臓が止まるかと思いました(汗)。どんな花か調べたい方は「アナベル 花」で検索されることをお勧めします。。。

■作家名 つくいえりこ
■TITLE たのしすぎるトビラ

どうぶつ村にビックリハウスが落ちてきた!中には不思議
なトビラがたくさん。好きなトビラを開けてみると・・・
  
どこかに行きたい、何かしたい。でも、思うようにはいか
ない現実。せめて、空想力で”今”を楽しめたら・・
と願いを込めた作品です。 

たのしすぎるトビラというタイトル通り、トビラを開く毎に、たのしすぎる世界が展開します。世界で感染症がまん延する中、旅行に行きたくても、なかなか自由に出かけれられれない今だからこそ、手に取って絵本をめくって楽しんでいただきたい。そんな1冊です。

■作家名 いしみず ズコ
■TITLE ハヒフヘホッジは ねむらない

ホッキョクジリスの5つごちゃん。
冬はね、なんにもなくてつまらない。
おまけに寒くて動けない。
5つごちゃんにとって、冬は眠って春を待つもの。
…のはずなのですが。

アラスカで体験されたことがヒントに生まれた物語で、ホッキョクジリスというアラスカなど、北極地方に生息し、通常1年のうち9カ月は冬眠して過ごすリスの子たちが主人公。第3期のワークショップにも参加された作家さんですが、今回は通常のワークショップの20ページ構成ではなく、通常の絵本構成の36ページに挑戦されました。壮大な世界を描くのに小さな主人公を登場させるのが得意な作家さんです。小さな生きものからみると、世界はより大きく不思議な世界に映るのだと感じさせられます。

■作家名 さがあまね
■TITLE ふーっとしたらゆげのまち

コハナはお母さんが作ったスープをのみました。
スープに息をふきかけると、
ゆげから妖精があらわれて、ゆげの町へ・・・
小学4年生がはじめて作った絵本です。

井上奈奈さんの創作絵本ワークショップでは、最年少の小学4年生の作品です。大人が子供の目線になって描いた絵本と違い、シンプルな文章や絵、それぞれがなぜか、とても新鮮に感じてしまいます。全ページ、アクリル絵具で描かれた絵本で、主人公の女の子の表情やしぐさが素晴らしいです。展示期間中は原画も展示します。原画がまたすごいので、ぜひ展示期間中に実物を見に来ていただきたい作品です。

■作家名 国分チエミ
■TITLE ふたつの宝石

偶然見つけたふたつの宝石。
それを仲良く分け合った
兄弟の「それから」の物語。
ふたつの宝石が、ふたりの
人生を大きく揺さぶります。 

前回の4期にもご参加された国分チエミさん。ついつい引き込まれてしまう、緻密で繊細なイラストがとにかく素敵ですが、物語もまた一段とイラストの世界を膨らませていています。どこか出版したい出版社があれば、ぜひ声をかけてください。

■作家名 ノサチカ ミサキ
■TITLE こんなふうにおもったの

どこからかただよう気になる香り。
一羽のことりと一匹のアルマジロ、それぞれが香りに誘われて、
色々な想像を巡らせながらたどり着いた先には・・・?

香りの感じ方は人それぞれ。
いろんなことが想像できるし、見る人が違えば見方も変わる。
ちょっとした仕掛けも楽しんでいただけたら嬉しいです。

色鉛筆とパステルで描かれたやわらかな絵で構成され、「香り」がキーワードとなっている絵本です。アーティスト気質の作家さんで、アロマセラピストもされています。香りから読んだ人を新たな世界に導いてもらえるかもしれません。

ワークショップの一部様子です。

講師プロフィール
井上奈奈 http://nana-works.com/
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。主な著作に絵本『ウラオモテヤマネコ』『ちょうちょうなんなん』などがある。2018年『くままでのおさらい』特装版が『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。

また、第6期「絵本創作ワークショップ」の参加者の募集も開始しました。第6期は2021年8月7日スタートで、2021年11月の展示予定です。最終回の製本作業以外はオンラインでの参加も可能となりますので、ご興味ある方はぜひお申込みください。

最後にお知らせですが、井上奈奈さんの「創作絵本ワークショップ」から派生した、井上奈奈さんの絵本にづくりのエッセンスをまとめた本の出版が決まり、現在制作を進めています。9月中旬ごろ雷鳥社より発売予定となっています。

井上さんの絵本がどのようにして生まれたのか、ものがたりが生れるところから、印刷・製本の過程まで、余すことなく知ることが出来ます。また、絵本の作品集としても楽しめるだけでなく、ブックデザイナーから、製本家、印刷所の方々のインタビューなども交えて、本づくりの裏側まで知ることのできる貴重な一冊です。「創作絵本ワークショップ」についても内容を知ることが出来ます。ぜひ、お楽しみに!

井上奈奈 著 「星に絵本を繋ぐ(仮)」 雷鳥社 9月中旬発売予定

お申込みと詳細は https://gallerykissa.jp/picturebook/ へ

会期:2021年7月17日(土)~ 8月1日(日)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 定休:月火

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1 A3出口徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分

創作絵本展vol.4 From my first picture book 2021/1/23-2/14 井上奈奈 絵本WS

ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol. 4

絵本作家 井上奈奈さんを講師に迎えて始まった「創作絵本ワークショップ」4期生の展示を来年2021年1月23日(土)より開催します。

今回で早くも第4回を迎えた創作絵本展ですが、最多の7名参加です。今回も素敵な作品が揃っていますので、ぜひご覧いただけると幸いです。

作家紹介(順不同)

■作家名 もとざわひろみ
■TITLE どれが にあう?

あざらしくんはまっしろしろ。

自分ににあう模様が欲しくてしょうがない。

友達たちの模様を真似してみたけれど

どれが一番にあうかな?

■作家名 エンドウナナ
■TITLE LIFE CLOCK 一生時計

丘の上にポツリと立つ時計屋さん。

そこにあるどの時計も針は一本で、時間が書かれていなかった。
そして一本しかない針は0時に動き出し、一周して必ず止まる。

ある朝、ひとつの時計の針が止まった。

それは、ある男の妻の時計だった。

いのちを刻むふしぎな時計と、それを見守る時計屋さんの物語。

■作家名 なかむらあやこ
■TITLE リセット リセット♪

「地球が怒ってる」って言葉を聞いた事ありませんか?
聞く度に、なんとなく違和感を感じるのです。
私の思う地球を好き勝手に描いてみました。
リセット リセット♪どっかーーん!!
リセットの先には…

■作家名 国分チエミ
■TITLE シルエットさん

『おやおや、このシルエットさんはだぁれ?』
お散歩に出かけた女の子が、途中で出会った
動物や自然物や建物へと、問いかけながらお
話は進みます。モノクロとカラフルな見開き
が、グラフィカルに交互に展開。最後に登場
するシルエットさんだけが、大変なことに!
ラストでクスッとしていただけたら嬉しいです。

■作家名 かとうひとみ
■TITLE 春ににゃったら…(猫Ver.) / 春になったら…(女の子Ver.)

呼びかけを聞いた1匹の猫と1人の女の子。

お互いの運命の糸をたどる春夏秋冬の物語。

春ににゃったら…春になったら…♪

■作家名 みうらさえこ
■TITLE ぼくは待つのが得意だ

「ぼくは待つのが得意だ。

だって、待っていればかならずいいことがあるんだ。」

そう信じている、ある犬の物語です。

■作家名 生海 有佳梨
■TITLE みえない涙

とてもきれいな魚がいた。
その魚は涙を流す。でも海に溶けてしまい
自分も周りも涙を見ることはできない。
悲しい時、嬉しい時は涙が出てくる。
「当たり前のことがとても愛しい。」
そんな思いを綴ってみました。

講師プロフィール
井上奈奈 http://nana-works.com/
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。主な著作に絵本『ウラオモテヤマネコ』『ちょうちょうなんなん』などがある。2018年『くままでのおさらい』特装版が『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。

また、第5期「絵本創作ワークショップ」の参加者の募集も開始します!第5期は2021年3月6日スタートで、2021年7月の展示予定です。今回から最終回の製本作業以外はオンラインでの参加も可能となります。

お申込みと詳細は https://gallerykissa.jp/picturebook/ へ

会期:2021年1月23日(土)~ 2月14日(日)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 月・火定休

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分