don展 愛に副反応はありませんツアー 「森の使者がやってくる」 2021/12/8 – 12/26

昨年のドンさん展は、コロナ禍のためドンさん在廊なしでのシルクスクリーン作品展示をさせていただきましたが、今年は無事通常通りのドンさん展を開催することが出来ました。

ドンさんの在廊は 12/8、12/9、12/10(12:00-14:00)となっています。

ツアーでキッサにやってきたの〝森の使者” はWISHくんから派生した森の神様のような使者です。キッサが「森の使者」に包み込まれたような神聖な空間となりました。

展示初日に版が出来上がった、ドンさんデザインの新作シルクスクリーン「森の使者がやってくる」Tシャツ(2800円)が出来ました。

スゥエット(4000円)やロングスリーブTシャツ(3200円)も作れますので、ご希望の方はご連絡ください。


バッハによる森の使者のための鹿コンチェルト。空想の楽譜ですが、どんな曲か気になります。ドンさんの展示でドンさんとバッハについて語り合えるのは自分くらいかと思っていましたが、先日ピアニストの方が見に来てくださって、盛り上がりました。こちらのヌメ革カードケースも作ってみました。

ドンさんの「森の使者がやってくる」新グッズ、コースターです。レーザーで本革に焼きを入れています。

「森の使者がやってくる」巡回ツアー展なので、新作だけでなく、他の会場から巡ってきた作品も楽しめます。

「愛に副反応はありませんツアー」
2021/12/8(水)~ 12/26(日)
gallery kissa
「森の使者がやってくる」

あなたとわたしの萬音百夜ー内山和重 100日連続ライブ 本日より3月13日まで

コントラバス奏者の内山和重氏による聴く者と奏でる者が一対一で対峙する100日連続ライブ『萬音百夜』が本日より開始。無事初日公演を終えることが出来ました。

1人の観客に音がダイレクトに届くので、コントラバスのものすごい重低音が体に鳴り響きます。

“あなたとわたしの萬音百夜” 集りよりも、百日かけて一人ひとりに音楽をこんな想いで企画しました。ちょっと贅沢な雰囲気と、親密な空間で、音楽を味わえるまたとない一夜。来年3月13日まで。

内山 和重

予約は下のリンクより行えます。カレンダーより空いている日付をお選びください。

【お問合せ】
gallery kissa ギャラリーキッサ
info@gallerykissa.jp 03-5829-9268
東京都台東区浅草橋3-25-7 4階
営業時間 水-土 12:00~19:30 日 12~17:00 定休 月・火
最寄り駅:総武線 浅草橋駅より徒歩7分、浅草線 蔵前駅A3,A1出口より徒歩3分

林ゆいか展 Somewhere not here 2021/10/17 – 10/31

”自由に行きたいところへ行けない日々。
頭の中では自由に景色を見たい。
ここではないどこかへ、ケモノと旅をしよう。”

2014年から例年個展を開催してきた林ゆいかさんの展示ですが、今年は昨年からの新型コロナウィルスの感染拡大などの影響を受けて、2年ぶりとなりました。

ギャラリーでも個展や企画展は、ほどんどなくなってしまいました。

家で過ごす日々が多くなった方も多いと思います。

最近みた山田玲司さんの 鳥山明先生の解説動画の中、鳥山明は車がとにかく好きで売れないころは「欲しい車は全部描いていた」、その後の連載マンガでも願望や、やりたいこと、行きたい場所等が織り込まれているという話が興味深かったです。

ここではないどこか、「Somewhere not here」、ぜひ展示期間中にいらしてください。

昼か夜か
野を束ねる
案内人の孫
灯り貸し屋
月の道
左:渡る   右:憧れの地
上:moon   中:実のゆくえ   下:一輪
上:猫魚     下:湖の鯨

林ゆいか展 Somewhere not here

自由に行きたいところへ行けない日々。頭の中では自由に景色を見たい。ここではないどこかへ、ケモノと旅をしよう。

会期:2021年10月17日(日)~10月31日(日)
時間: 水-土 12:00-19:30/日 -17:00 休:月火

林ゆいか 画家
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒。大学卒業後デザイン会社などを経て作家活動を始める。日本画や布絵、ペン画や立体などさまざまな手法で作品を制作。目には見えないもの、自然の気配を表現したいと考えている。

井上奈奈著「星に絵本を繋ぐ」発売 出版記念展 at 文喫(2021/10/15トークイベント)

絵本作家の井上奈奈さんの新刊本「星に絵本を繋ぐ」が2021年10月6日に雷鳥社より刊行されました。

鮮やかなブルーのカバーには、馬に乗った少女と星が描かれていますが、本のスピン(ブックマーク)がリボン素材で本の下に付けてあり馬の尻尾のようになっています。

本書が生まれたきっかけは、2019年3月に著者の絵本作家の井上奈奈さんを講師に迎えて始まった、”ゼロからギャラリーで発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」” です。今回微力ながらgallery kissaの私も制作のお手伝いをさせていただきました。このワークショップは全6回の日程でプロ・アマ問わず、絵本の作り方を井上さんから学びながら制作を進めます。ワークショップの最終日に手で製本作業を行い。製本を終えた後、ギャラリーで世界で一冊だけの絵本の展示を行います。約3か月で、構想から絵本の物語制作から、絵の制作をして、製本と展示をしなければいけないので、参加者にとっては大変な作業ですが、面白い作品が沢山生まれて、毎回驚かされてます。そしてなにより受講生が絵本を出版される日が早く来ないかと願ってやみません。ワークショップのアイディアは、井上さんが美大生の時に課題で3日という超短期で絵本を作ったという経験から生まれたようです。

第五期生の製本日(2021年6月)の風景 さがあまねさんは最年少の10歳でワークショップに参加

井上さんから、絵本創作ワークショップの3期の展示を終えたころに「色々絵本づくりのノウハウがわかってきたので本にしてみたい」と相談を受けたところから始まりました。雷鳥社ならばきっと企画を面白がってもらえるのではと、持ち込みしてみることにしました。出版社の雷鳥社とは、彫刻家はしもとみおさんの著書「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」でもお世話になった出版社ですがほぼ即決で企画が進みました。前回もお世話になった文京図案室というデザイン事務所との共同作業がとても楽しかったこともあり、ブックデザインも文京さんの芝さんで!とお願いしました。

井上奈奈さんのアトリエで著書の絵本撮影 左から芝さん、鈴木さん、井上さん

企画段階では、絵本ワークショップのような絵本作りのハウツー本的な話がメインだったのですが、本の構成を考えるうちに、アート作品のような美しい井上さんの絵本の作品集のボリュームを増やそうというデザイナーの芝さんからの提案が自然な流れで決まりました。そこで、デザイナー芝さんの一押しのカメラマンの鈴木さんに、本に使う写真、全て撮りおろしていただくことになりました。全行程で著者の井上奈奈さん、雷鳥社の編集益田さん、文京図案室のデザイナー芝さん、カメラマンの鈴木さんと、私(gallery kissa)が本作りに関わっています。

また、絵本作りの話についても、ワークショップのように進めるより、直近に出版した「猫のミーラ」をどのように制作したのかという実例から、井上さんがどのようなことを大切にして絵本を作っているか、そしてそれを出版するまでの各工程を時系列で追うという話をメインにすることになりました。

巻頭の作品集では、出版編集者から、デザイナー、製本、印刷など、絵本づくりに関わった人たちの話を聞きつつ、インタビューと絵本の撮影をさせていただきました。それぞれの分野で本にかける情熱が本当に熱く、そして井上さんとの本制作を大事にされている事がひしひしと伝わってくる楽しい取材でした。

本を作りにあたって、井上さんの「美しいものをつくりたい」、目標に向かって「ありとあらゆる可能性を引き出す」。それには井上さん自身だけでなく、関わる人全ての力を最大限に使って成し遂げるという不思議な能力を使ってのモノづくりがとても心地よい時間でした。著書の中でも随所でその能力が発揮される場面が登場します。

空想製本屋の本間あずささん
本間さんが製本屋をはじめるきっかけとなった栃折久美子さんの本

本では巻頭の作品集に続く、第2章の「絵本を作ることに大切にしている10のこと」が井上さんが最初に執筆された部分ですが、この最初の文章を読んだとき、背筋がピンと伸びるような研ぎ澄まされた刃物のような文で感動しました。井上さん自身の評価では、ハウツー本なのにプライベートの話題が多く、多くの人に共感されないかもしれないと心配されていましたが、井上さんにはこのままのスタイルで自己を貫いていただいた方が、良い本が出来ると確信したので、ハウツー本ということは忘れてもらって、このままのスタイルでのびのびと書いていただくようにお願いし、編集者の益田さんも同様の意見でした。こういった企画段階とはまったくコンセプトが変わっても、万人受けでなくても本当に魅力的な本を作るということに神経を張りめぐらせているのが雷鳥社の素晴らしいところです。

とにかく最初から最後まで楽しい本作りでしたが、何よりも最終原稿を通しで読んだと時、「これはものすごい本が出来てしまった」とひしひしと感じました。

「猫のミーラ」出版編集者の小林えみさんが今年1月にオープンした、マルジナリア書店 by よはく舎
「ウラオモテヤマネコ」「せかいねこのひ」のデザイナー・サイトヲヒデユキさんの事務所
アトリエ事務所に置いてある、ありとあらゆるものがかっこいい
中野活版印刷店の活版
中野活版印刷店で使われているリソグラフ。このコンビニのコピー機みたいな印刷機(原理はガリ版印刷に近い)で「世界で最も美しい本コンクール2018」銀賞を受賞した「くままでのおさらい」の特装版印刷が行われた
長野の印刷所で撮影する予定が緊急事態宣言が発令中のため、都内での撮影となり、印刷博物館の貴重な印刷機が並ぶ展示室を特別に使わせていただきました。
印刷博物館。数えきれないほどの活字が並ぶが、これもほんの一部。ものすごい量の活字が保存されています。
「猫のミーラ」のデザイン会社 G_GRAPHICS INC.が運営する ondo GALLERY でも撮影をさせていただきました。
ondo GALLERYと藤原印刷の藤原さん

現在、10月1日~10月31日と長期にわたって、六本木の文喫にて、「星に絵本を繋ぐ」井上奈奈 出版記念展が開催されています。

「星に絵本を繋ぐ」井上奈奈 出版記念展 at 文喫 六本木

新刊本だけでなく、井上奈奈さんの著作絵本すべてが楽しめます。絵本の原画から、著書に登場する書籍など文喫全体をめぐって楽しめる仕掛けになっています。

「ウラオモテヤマネコ」表紙原画
「くままでのおさらい」コーナー

10月15日(金)19:30からは出版記念トークイベント「何処にもない本が生まれるまで」があります。本の制作メンバーが揃って、本づくりの過程やエピソードを熱く語る予定です。オンラインでも参加で楽しめますので、ぜひご参加ください。

トーク日から1週間はアーカイブでもご視聴いただけますので、聞き逃した方もアーカイブでぜひ。

参加申し込みURL https://hoshi-tsunagu-bunkitsu.peatix.com/

さらに、文喫での絵本ワークショップも開催される予定です。「文喫で絵本作家になる」2021年10月22日スタートとなっています。こちらも文喫のサイトから申し込みできますので、ご興味ある方ぜひご参加ください。ワークショップで完成した絵本が文喫で展示される予定です。とても貴重な体験となることでしょう。今から展示が楽しみです。

参加申し込み URL :https://ehonworkshop.peatix.com

墨田区の印刷所で表紙の色校の立ち合いをしました

本の原稿が完成し印刷所に入稿たあと、印刷所から校正紙が届くのですが、メンバー全員で色味や雰囲気などをチェックしました。この時、色校で送られてきた表紙の色がイメージとだいぶ遠かったので、印刷所の現場へ行き色の確認を井上さん、デザイナーの芝さんと3人で立ち合いをさせていただきました。

現場で希望する青の色味がなかなか再現できず、オペレーターに何度も試し刷りをしていただいたきました。「青色の中に赤味が感じられないようにしてもらいたい」という、井上さんからの無茶ぶりな要求で、職人さんも「指定の色には赤みが入っているから、難しい」とこぼしつつも、青インクの調色を色々調整していただきました。それでもインクを吸いやすい紙質で1度では理想の青が出ないので青の版を2つ使いたいという芝さんの要求にも、その場で版をもう一つ作っていただいたりもしました。最後には、井上さんが、「マティスのブルーがわかりますか?あの色を出したいんです」という、職人さんに向かって笑ってしまうような言葉が出てきたのですが、職人さんもそれでスイッチが入ったかのように、最終的には見事なマティスブルーの表紙が刷り上がりました。

色校用紙にOKのサインを入れる井上さん
色校の用紙に井上さんのOKのサイン。(蛍光灯のフリッカーが入ってしまいました)
デザイナーの芝さん。「ありがとうございます!」という気遣いが素敵

絵本作りだけでなく、モノづくりに関わる全ての方に届けたい本だと言えます。なによりも本を手に持っているだけでも何故かワクワクできる本です。気になった方はぜひ手に取ってみてください。

2021年10月 gallery kissa
瀧本佳成

星に絵本を繋ぐ
著者  ‏ : ‎ 井上奈奈
出版社 ‏ : ‎ 雷鳥社 (2021/10/6)
発売日 ‏ : ‎ 2021/10/6
単行本 ‏ : ‎ 144ページ
公式特設サイト ‏ : ‎ https://hoshiehon.wixsite.com/home

井上奈奈
作家、画家、時々選書。本に纏わる色々。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき、単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。国内外での個展やアートフェアにて作品発表を続け、近年は絵本作品を発表。2017年には著作の絵本『ウラオモテヤマネコ』『くままでのおさらい』の二作品が舞台化。2018年、絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。http://www.nana-works.com/

LIFE はしもとみお彫刻展 PARCO MUSEUM TOKYO へ行ってきました

現在 渋谷 PARCOで開催中の、LIFE はしもとみお彫刻展 PARCO MUSEUM TOKYO へ行ってきました。期間は、2021年7月22日(木・祝)~8月9日(月・祝)  11:00~20:00

東京オリンピックの開催中、東京では緊急事態宣言も発令中、さらには新型コロナウイルスの感染拡大が連日最多更新です。とは言え、渋谷の街は人流も活気もある感じでした。多少の混在は予想していましたが、平日ともあってか、拍子が抜けるほど、PARCO MUSEUM はひとけがなく、今まで行った はしもとみおさんの大きな展示の中でも一番ゆったり見れたかもしれません。

わさおくんのスケッチ

入口からみえる、ショップの雰囲気が”デパートの展示”という感じだったので、ちょっとテンションが下がり気味であまり期待していなかったのですが、、、大変失礼いたしました。

いや、いや、この展示すごすぎる!

この会場を作りこんだ人の情熱が半端ないですね。ものすごい展示ですよ。本来ならば、このレベルの展示が東京で行われるのであれば、すし詰め状態になってもおかしくないのに、時期が時期だけに、多くの方が観に来れず残念です。この展示をゆっくりと見れたことは本当にラッキーでしたので、観に来れない方にも雰囲気を味わってもらいたいです。

入口をすぐ入るとアトリエ再現コーナー

作業机の下には、かまってちゃんの月君!個人的なポイントは、机の両開き箱の上に置いてある、なぞのチーターの胸像。アトリエに行ったことがある人しか見たことがないレアもの。

月君をこの角度から見ると、うける・・

個人的なツボは、この階段!見慣れた はしもとみおさんのアトリエの階段の完コピ。色合いといい、何といい、アトリエ階段そのもので、思わず「何だこれ!、すごすぎる!」と声が出てしまいました。

こちらは、ハイタッチ月君。

普段、美術館の展示などでは出てこない、はしもとみおさんの玄関入り口に無造作に置いてある、なぞのチンアナゴ彫刻。実はこれ、引っこ抜くとおみくじになっているらしい。

チグリス君が、いい感じの場所に居座ってます。入口から入ってくる人たちににらみをきかせています。

制作途中の彫刻。

奥の第二会場的なスペースには、森のエリアとなっていて、森の動物たちが、気持ちよさそうな空間にお出迎え。

奥に、ジオラマコーナーというのが左右に2つ設置してあり、あまり気に留めている人がいなくて、座る椅子も空いていた感じでした。ふとすると息子がジオラマコーナーに入ったきり、ずーと出てこなくて、椅子をクルクル回しながら、ずっと見ている様子。普段、あまり彫刻に関心をもたないので、どういうことかと思って中を見ると・・

なんだこれは!という感じの鏡のワンダーランドが広がっていました。

色々な角度で写真を撮ろうとしてみたのですが、全然だめですね。おそらく、ここの動物達は、はしもとみおさんの知る人ぞ知る、彫刻トランクに詰まった小さな彫刻達なのでしょうが、こうやって、鏡のジオラマの中で覗くと、楽しさが倍増です。作った人は天才ですね。

アトリエに長い間、無造作に横たわっていたイグアナくんも、立派に仕上げ着彩されていて、感激。

展示されているデッサンやレリーフも、アトリエに飾られているような、自然な感じで、とても良かったです。

個人的に、とても好きなこの象のデッサンもまた見ることが出来ました。

この辺りで、おなかいっぱいな感じですが、、第二会場の先に、さらなるワンダーランドが広がっていました。

様々な海洋生物が泳ぐトンネルを抜けると、そこには、海の世界が・・・広がっていました。

ライティングにより、会場は海の中を表現されていて、プロジェクターで壁の一面には、ジュゴンのセレナの制作映像が流れています。映像を見て初めて、彫刻の体の中に、小さなジュゴンを埋めているのを知りました。胎内仏というらしいですが、彫刻家って、こんな粋なことをするんですね。しびれました。

映像の光と、会場のライティングが混ざり合って、これもさらに会場の雰囲気が増して素晴らしかったです。(エンドロールの英語がいくつか変ですが・・・大丈夫かな)

鳥羽水族館のジュゴン、セレナと海亀のカメ吉

ウミウシや、ヒトデの彫刻が、岩のオブジェにはりつけてあり、これがまた抜群の雰囲気を出しています。

時々明るく光る会場の光に、カラフルなウミウシが照らされて、海に潜って眺めているような感じです。

この会場を作られた、チームの方々は素晴らしいです。今までのはしもとみおさんの展示の中でも、ダントツに良かったかもしれません。心地よく、何時間でもいられる空間です。はしもとみおさんを知っている人には、色々ツボにはまる面白空間でもあって、彫刻とはしもとみおさんの魅力がたっぷりつまった展示です。

展示も残りわずかですが、間違えなくお勧めの展示です。

持ってなかった、海洋生物のガチャも回すことが出来ました。3回ためしてかぶらずに狙った、ウミガメ、アザラシ、カワウソをゲットできました。ステッカーもかわいいです。

帰りには、はしもとみおさんの肖像彫刻の元祖ともいえる、忠犬ハチ公の彫刻も見て帰りました。

興奮が収まらない一日となりました。

<展示情報>
2021/07/22 (木)  – 2021/08/09 (月) 
LIFE はしもとみお彫刻展
PARCO MUSEUM TOKYO

ノンストップ! 2021年7月21日放送 シルクスクリーンTシャツ作りに出演。必要道具を解説

2021年7月21日に放送された、フジテレビの朝の情報番組 ノンストップ! このシュミとまれの番組コーナーにて、スタジオ生趣味レーション シルクスクリーンプリントでTシャツづくりで、シルクスクリーンの講師として生出演させていただきました。

生放送の短い時間の中で、出演者の方々「楽しい」と言って取り組んでいただき、さらに全員に素晴らしいTシャツを作っていただけ、最高の時間でした。自分も15分程度の生放送で、描いて・製版して・Tシャツに刷るということが出来るとはオファー前は思っていなかったので驚きです。しかも出演者はぶっつけ本番で!さすがプロですね。

放送後、片付けに追われていて、完成したTシャツの写真を自分で取り忘れたのですが、スタッフの方が撮った写真をいただけたので、掲載させていただきます。

設楽さん
三上さん
角田さん
LiLiCoさん

改めて、ご視聴いただいた皆様ありがとうございます。番組を観てシルクスクリーンを面白いと思っていただけたら幸いです。また、番組作りの時に、夏休みの宿題や、自由研究としてもシルクスクリーンを楽しめるよう、なるべく専門の道具を利用せず、100均などで揃う道具だけでシルクスクリーンを行えるよう試案した方法をスタジオでは行っていただいてます。ただ、別途用意していた道具の紹介写真や使い方のVTRは使われないものが多く、こだわりポイントが全く伝わっていませんので、こちらにまとめさせていただきます。

身近なもので代用すれば3000円くらいでシルクスクリーンを始められますと思います。

まずは、100均で揃う道具一覧です。(以下すべてダイソーで買いましたが、キャンドゥ、セリア、ホームセンターなどでも、揃うと思います)

1.ART CANVAS キャンバス F4サイズ(334mm x 242mm) 200円商品
2.A4サイズ クリアファイル 半透明タイプ
3.黒のカラーボード 厚さ10mm
4.ペイントマーカー 黒
5.工作用タッカー 300円商品と、タッカーの専用針(別売り)
6.セロテープ
7.衣装ケース用 圧縮袋 Mサイズ(あまり大きくない方が扱いやすいです)
8.プラスチックスクレーパー(スタジオでは右の「まな板ヘルパー」をスキージの代用で使いました)
9.100ml 程度のフードコンテナ
10.プラスチック ミニスプーン
11.ヘラの先端の長さよりも長い、細長い容器(乳剤を塗るときに使います)
12.メラミンスポンジ
13.木枠より少し大きめのサイズの板(100均のMDFボード、写真に含まれません)
14.ウェットティッシュ (写真に含まれません)
15.乾いたタオル(写真に含まれません)
16.アイロン(写真に含まれません)

あと、シルクスクリーンで使う特殊な材料でネットや専門店でしか入手できないのは3点だけです。

17.シルクスクリーン用メッシュ 120M

18.ジアゾ感光乳剤(栗田化学研究所 SD-40)SD-40Rの方を自分は使っています。

19.シルクスクリーン用インク

道具は以上です。確かにまとめると、材料が沢山あるので、、、これを見て興味を無くす人が出るかもしれないという懸念が生じたのでしょう。生放送中では道具紹介はされませんでした。

1.~15.の道具を揃えて2000円ほどです。17.~19.の専門資材はご希望であれば、ギャラリーでも小分けして販売します シルクスクリーンメッシュの120Mは 0.5m 500円、インクは1色 100g 500円、感光乳剤は100g 500円です(税込)。F4サイズの木枠のメッシュ4枚分は作れます。16.のアイロンを除き、新たにすべての道具を揃えても、合計3500円ほどで始められます。木枠、タッカー、圧縮袋、ペイントマーカー以外は、身近にあるもので代用できると思います。ぜひ挑戦いただきたいです。

もし質問やわからないことがや、専門資材の購入についても、お気軽にお問合せください

専門資材について他の入手先をご紹介すると、メッシュはアマゾンで「 シルクスクリーン メッシュ 120M 」と検索していただき、テトロン100%もしくはポリエステル製というのを選んでください。1.5m x 2mのものが1200円程度で入手できます。インクはシルクスクリーン用インクで検索すると安いものでは各色 100g 660円くらいで販売しているようです。SD-40感光乳剤は、1kg で2500円です。ネットで検索いただくと2つくらい一般に販売しているショップがあるのと、都内にお住まいであれば、飯田橋にある江口孔版で入手できると思います。江口孔版であれば、メッシュやインクも購入できますし、他の専門道具もすべて購入できます(インクの小分けはされてないです)。zowhowというネットショップでも、シルクスクリーンに関する材料はすべてそろいます。

もちろん、始めるにあたって新たにすべて購入しなくても、お家にあるもので色々工夫していただければ、大丈夫ですが、今回紹介した道具と同一のものが入手できず代用品を購入する場合、購入の際のポイントと小ネタをお伝えします。

1.の木枠ですが、スタジオの出演者の方々には、通常のワークショップでも使っている、油画用のキャンバス用 木製木枠 F4サイズを使用しました。自分がスタジオで手に持っていたものは、100均のキャンバス枠で作ったものです。強度的には、油画用のキャンバス木枠が最適ですが、 100均のキャンバス枠でも問題ないことは確認済みです。ただし、100均の木製写真フレームも試したのですが、写真フレームは強度がなさすぎてメッシュを張るときに壊れましたので、最低でも100均のキャンバス枠が良いです。

2.のクリアファイルですが、OHPフィルムのような両面がつるつるな透明フィルムより、乳白で内側がさらさらしているクリアファイルをお勧めします。つるつるの透明フィルムの場合、ペンで描きにくいのと、黒色がのりにくいです。絵を描くときも内側のさらさらした面に絵を描いてください。また、絵を描くときは、木枠の内側の大きさより、上下左右3cmくらいの余裕をもって絵を描くと、刷るときに刷りやすくなります。F4サイズの木枠の場合、はがきサイズくらいの絵柄が最適です。A4サイズで絵柄を描いてTシャツにしたい場合、F8サイズの木枠がお勧めです。

3.の黒いボードは、感光させるときに、裏側から光が入らないようにするものなので、10mmから20mmの厚みの黒いボードが最適です。段ボールなどを重ねるだけでも良いと思います。放送中気付かなかったのですが、あとで録画を見返したら、だれもこの黒いボードを使っていなくて、冷や汗が出ました。よくあの状態で無事製版できたと思いますが、もし太陽光で露光する場合は、裏側を塞がないと版画全体が焼けてしまいます。外に出すときは必ず必要になりますので、ご注意ください。

4.のペイントマーカー黒というのは、振ると塗装のスプレー缶のように、カチカチと音がする油性マーカーです。ペン先にインクを染み出させて書くペンです。同じように思われますが、マッキーのような、油性マーカー、名前ペンでも試しましたが、いわゆる油性ペンだとスタジオで紹介した方法では製版できませんので、ご注意ください。

5.のタッカーでメッシュを木枠に貼ります。ネットで「キャンバスの張り方」などで検索して同様の方法でメッシュを張ってください。通常はキャンバス張り器という道具を使って、テンションをかけて張るのですが、なくても手でしっかり引っ張って、タッカーで止める方法でも大丈夫です。 キャンバス張り器の代わりに手で引っ張ってください。ただ、F4サイズ程度であれば、手張りで大丈夫ですが、F8サイズ以上の木枠で作る場合は、キャンバス張り器があったほうが良いかもしれません。

6.のセロテープは当日スタジオでは、使いませんでしたが、圧縮袋に入れる前に、描いた絵をセロテープで木枠のメッシュの上にのせたあと、テープで貼って固定すると絵柄がずれたりしないです。(放送では設楽さんが手をこまねいていました)透明ではがしやすいテープであればなんでもいいです。

7.の圧縮袋は自分が考案した手法ですが、よく使われるガラス板で絵柄を密着させる方法より、はるかに密着度が高く、精度の高い製版ができるようになります。スタジオではアマゾンで販売していた手動ポンプで空気を抜くタイプを使っていますが、100均で売っている、掃除機で吸い取るタイプでも大丈夫です。可能であれば、光に当てている間ずっとハンディ掃除機などで吸い取って、空気が入らないようにした方が良いです。空気を抜く利点は、密着度を高める以外にも、紫外線で硬化する感光乳剤が硬化時の化学反応である重合化反応を酸素が阻害するのを防ぐ役割もあります。またガラスは紫外線を反射・吸収し、5mmのフロートガラスだと30%くらい減衰してしまいます。密着度を高めつつ、感光乳剤の硬化が早くなるので圧縮袋の使用をお勧めします。100円なので、ガラスより安いですし、100cm x130cmという圧縮袋もあるので大きな版にも対応できます。

8.スキージの代用として、 スタジオでは100均の「まな板ヘルパー」という商品を使いました 。代用として幅の広いヘラがあれば何でもよいのですが、ポイントとしては、1.ヘラ先が真っすぐで平であること、2.ゴムだった場合、柔らかすぎないこと、3.金属のように硬すぎてメッシュを傷つけないもの、です。写真にあるような プラスチックスクレーパー や、期限切れの、クレジットカードのようなカード類でも大丈夫だと思います。色々工夫してみてください。

9.フードキーパーはインクの色を調合したり、保管するのに使います。100mlくらいの小さいサイズで、小分けで使うのをお勧めします。購入したインクがもともとボトルなどに入っている場合は、不要です。

10.プラスチックスプーンは、小さめで、スプーンの部分が極力浅いものがいいです。深いスプーンはインクが取りにくいです。インクの硬さはヨーグルトからピーナッツバターくらいなので、バターナイフのようなのが一番インクをすくいやすいと思います。

11.の細長い容器は 18.の乳剤を入れて、メッシュに薄く塗るときに使います。通常は専用のステンレスバケットというものを使うのですが見た目によらず高価です。塗るときは、8.のスキージの代用のスクレーパーを使って、メッシュに薄くまんべんなく塗ります。番組のVTRで少しだけ塗っているところが出てきました。

12.のメラミンスポンジは放送内では出てこなかったですが、版を洗う時など、インクを版から落とすのに最適です。ただ、メラミンスポンジで、ゴシゴシこすると、焼き付けた絵柄が壊れる場合があるので、水をよく含ませて優しくなでるように使用してください。

13.のMDFボードは、Tシャツなどに印刷する場合、印刷する生地の下に入れて印刷面を平らにするのに使用します。板を挟めば、トートバッグなどにも同様に印刷できます。平であれば、まな板でも何でもよいですが、表面がつるつると滑るものは印刷時にずれたりするので、お勧めしません。

14.のウェットティッシュは水分100%で、アルコールが含まれていないものを用意してください。使用している水性インク用の感光乳剤はアルコールなどには弱いので注意してください。紙製のお手拭きなど、こするとボロボロと崩れるものはNGです。

15.乾いたタオルは、濡れた版を拭いたりするのに使います。自然乾燥でも大丈夫です。

16.アイロンは印刷したあとに、インクを定着させるのに使用します。印刷したあと中温程度にセットして当て布をして3分あててください。しわを伸ばすのではなく、熱で圧着させるのに使用しますので、上にのせるだけです。あらかじめ、生地が焦げないか、目立たない場所でテストしてください。長時間あてても焦げない温度にセットしてください。インクが固まる前にアイロンでこすると印刷したところが滲んだり、擦れたりします。慣れないうちは、印刷したあと、15分くらい自然乾燥させてからアイロンをかけるとよいでしょう。アイロンを使わず、自然乾燥するインクもありますが、自分が試した中で自然乾燥するインクで洗濯に耐えられるお勧めのインクはありませんでした。

17.シルクスクリーンのメッシュはメッシュの細かさによって色々販売されています。120Mは120メッシュと読み、1インチ(2.54cm)の間に縦と横均一に、120本の繊維が織られているという意味です。Tシャツなどには、80M~200Mが一般的に使われていますが、綿生地のTシャツには120Mが一番最適です。120Mだと細かい柄や線が印刷できないということは全くないです。自分のシルクスクリーンストアで販売しているものは、すべて120Mで制作しています。

18.ジアゾ感光乳剤は、主に使用するインクが水性か油性かによって使い分けます。使用しているSD-40という感光乳剤は水性インク用の感光乳剤ですので、印刷時に油性インクは使用できません。 SD-40は容量が大きいのに値段が他に比べて安いので、ずっとこの感光乳剤を使い続けていますが、趣味で使うには量が多すぎかもしれません。ギャラリーで小分けしても販売しますので、お問い合わせください。100g 500円+送料で全国発送します。ただし、到着後1か月以内で使い切っていただき、明るい場所での使用は避けて、冷蔵庫などのような冷暗所で保管してください。

19.シルクスクリーンのインクは色が付いた状態でアマゾン他、ネットで沢山販売されています。印刷後の後処理などは、インクの使用説明をよく読んでご使用ください。自分では使ったことないですが、手軽に始めたい場合、アクリル絵の具と木工用ボンドを1:1で混ぜて使用しても、シルクスクリーンの印刷ができるようです。自分は色付きのインクを買うより、その都度、使いたい色を調合して使う方が好みなので、バインダーと呼ばれる色のない糊に、アクリルの顔料を混ぜてインクを作っています。バインダーはWeb-stance というところのAQUAゾルというバインダーを使っています。主に白系の薄い色のTシャツには、クリアバインダーに顔料で色を付け、黒や紺などの濃い色のTシャツには、マットバインダーに顔料を加えます。また、白色をきれいに印刷したい場合はホワイトバインダーを使用します。アクリルの顔料については、藍熊染料のスーパーカラーを使っています。なお AQUAゾル バインダーは熱硬化型バインダーと言って、インクが自然乾燥しないので、メッシュの目詰まりが起こりにくく、とても取り扱いやすいインクです。自然乾燥するインクの方が楽だと思われるでしょうが、インクの乾燥が早いと版が目詰まりしすぐに使えなくなるので、初心者にはお勧めしません。ただし、印刷したあと必ず、アイロンなどで160度程度の熱を3分ほど加える必要があります。アイロン処理が少し面倒ですが、色の再現性、洗濯堅牢性が非常に高いのでお勧めです。

最後に露光についてですが、実際に太陽光で今回のセットを使って試験しましたが、晴れた日の12時に太陽に向けて60秒の露光で問題なく製版できました。ただし、露光時間などは使用する感光乳剤によっても違いますのでご注意ください。普段はスタジオに登場した自作の露光機を使うので、太陽光下での十分なテストはできてませんが、もう少し短くても良いかもしれません。色々試して結果を教えていただけると嬉しいです(どなたかの夏の自由研究に託します)。曇りの日でも時間を調整して長時間当てることでもできますが、強い紫外線の下に短時間で製版した方が、抜けが良いです(メーカーの研究者に聞きました)。放送中の「ひたすら天気の良い日を狙う!」というキャッチは番組ディレクターが面白いからと入れたもので、自分が言った言葉ではないですが、間違えではないです。また太陽光の良い点は、大きな版を作っても機械に入らないことがないということです。例えばサイズS30などの 91cm x 91cm の木枠で、巨大な作品を作っても、100cm x 130cm の布団用圧縮袋が売っているので、同じように露光できます。誰か強者がいたら試してみてください。

続いて、具体的な使い方について解説したいところですが、記事が長くなりすぎたので、また機会があれば記事をアップしたいと思います。可能であれば、4000円から作った版をお持ち帰りできるシルクスクリーンワークショップをやっていますので、一度ご参加ください。

あまりに、用意するものが多いので、挫折してしまう人が続出しないよう願っています。基本的には、1.木枠、2.メッシュ、3.感光乳剤、4.ペイントマーカー、5.圧縮袋の5つが最重要アイテムです。他は、身近なもので代用して工夫できますので、気軽に試していただきたいです。

なお、キッサでのシルクスクリーンワークショップはこちらからお申込みいただけます。

そして最後に宣伝。出演中に来ていたTシャツはこちらから購入できます。7月13日のノンストップ!にも登場された、彫刻家はしもとみおさんのパパが描いた絵柄のTシャツです。番組冒頭のVTRにあった、黒柴Tシャツのイラストは、はしもとみおさん本人のイラストでモデルは初代月君です。その「悪い顔の犬」Tシャツも下のショップで販売しています。

創作絵本展vol.5 From my first picture book 2021/7/17-8/1 開催のお知らせ

ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol. 5

絵本作家 井上奈奈さんを講師に迎えて始まった「創作絵本ワークショップ」5期生の展示を2021年7月17日(土)より開催します。

また、第6期絵本創作ワークショップの募集もスタートしました。 絵本作りにご興味がある方は是非ご参加ください。

5期生の作品をご紹介

作家紹介(順不同)

■作家名 子田かおり
■TITLE アナベル

有声無声の呼応であふれている自然界。

あら、どこかの誰かが、かくれんぼ遊びを始めました。

さぁページをめくって、こっそり覗いてみましょう。

切り絵で制作された作品で、シンプルでおしゃれな絵柄とかくれんぼ遊びで構成されたストーリーがマッチしていて、つい引き込まれてしまいます。アナベルという作家さんが大好きなアジサイが登場しますが、丁度今の梅雨の時期にもぴったり。物語から色々想像を膨らませて読み込んでいただきたいです。余談ですが、夜中に「アナベル」で画像検索したら、心臓が止まるかと思いました(汗)。どんな花か調べたい方は「アナベル 花」で検索されることをお勧めします。。。

■作家名 つくいえりこ
■TITLE たのしすぎるトビラ

どうぶつ村にビックリハウスが落ちてきた!中には不思議
なトビラがたくさん。好きなトビラを開けてみると・・・
  
どこかに行きたい、何かしたい。でも、思うようにはいか
ない現実。せめて、空想力で”今”を楽しめたら・・
と願いを込めた作品です。 

たのしすぎるトビラというタイトル通り、トビラを開く毎に、たのしすぎる世界が展開します。世界で感染症がまん延する中、旅行に行きたくても、なかなか自由に出かけれられれない今だからこそ、手に取って絵本をめくって楽しんでいただきたい。そんな1冊です。

■作家名 いしみず ズコ
■TITLE ハヒフヘホッジは ねむらない

ホッキョクジリスの5つごちゃん。
冬はね、なんにもなくてつまらない。
おまけに寒くて動けない。
5つごちゃんにとって、冬は眠って春を待つもの。
…のはずなのですが。

アラスカで体験されたことがヒントに生まれた物語で、ホッキョクジリスというアラスカなど、北極地方に生息し、通常1年のうち9カ月は冬眠して過ごすリスの子たちが主人公。第3期のワークショップにも参加された作家さんですが、今回は通常のワークショップの20ページ構成ではなく、通常の絵本構成の36ページに挑戦されました。壮大な世界を描くのに小さな主人公を登場させるのが得意な作家さんです。小さな生きものからみると、世界はより大きく不思議な世界に映るのだと感じさせられます。

■作家名 さがあまね
■TITLE ふーっとしたらゆげのまち

コハナはお母さんが作ったスープをのみました。
スープに息をふきかけると、
ゆげから妖精があらわれて、ゆげの町へ・・・
小学4年生がはじめて作った絵本です。

井上奈奈さんの創作絵本ワークショップでは、最年少の小学4年生の作品です。大人が子供の目線になって描いた絵本と違い、シンプルな文章や絵、それぞれがなぜか、とても新鮮に感じてしまいます。全ページ、アクリル絵具で描かれた絵本で、主人公の女の子の表情やしぐさが素晴らしいです。展示期間中は原画も展示します。原画がまたすごいので、ぜひ展示期間中に実物を見に来ていただきたい作品です。

■作家名 国分チエミ
■TITLE ふたつの宝石

偶然見つけたふたつの宝石。
それを仲良く分け合った
兄弟の「それから」の物語。
ふたつの宝石が、ふたりの
人生を大きく揺さぶります。 

前回の4期にもご参加された国分チエミさん。ついつい引き込まれてしまう、緻密で繊細なイラストがとにかく素敵ですが、物語もまた一段とイラストの世界を膨らませていています。どこか出版したい出版社があれば、ぜひ声をかけてください。

■作家名 ノサチカ ミサキ
■TITLE こんなふうにおもったの

どこからかただよう気になる香り。
一羽のことりと一匹のアルマジロ、それぞれが香りに誘われて、
色々な想像を巡らせながらたどり着いた先には・・・?

香りの感じ方は人それぞれ。
いろんなことが想像できるし、見る人が違えば見方も変わる。
ちょっとした仕掛けも楽しんでいただけたら嬉しいです。

色鉛筆とパステルで描かれたやわらかな絵で構成され、「香り」がキーワードとなっている絵本です。アーティスト気質の作家さんで、アロマセラピストもされています。香りから読んだ人を新たな世界に導いてもらえるかもしれません。

ワークショップの一部様子です。

講師プロフィール
井上奈奈 http://nana-works.com/
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。主な著作に絵本『ウラオモテヤマネコ』『ちょうちょうなんなん』などがある。2018年『くままでのおさらい』特装版が『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。

また、第6期「絵本創作ワークショップ」の参加者の募集も開始しました。第6期は2021年8月7日スタートで、2021年11月の展示予定です。最終回の製本作業以外はオンラインでの参加も可能となりますので、ご興味ある方はぜひお申込みください。

最後にお知らせですが、井上奈奈さんの「創作絵本ワークショップ」から派生した、井上奈奈さんの絵本にづくりのエッセンスをまとめた本の出版が決まり、現在制作を進めています。9月中旬ごろ雷鳥社より発売予定となっています。

井上さんの絵本がどのようにして生まれたのか、ものがたりが生れるところから、印刷・製本の過程まで、余すことなく知ることが出来ます。また、絵本の作品集としても楽しめるだけでなく、ブックデザイナーから、製本家、印刷所の方々のインタビューなども交えて、本づくりの裏側まで知ることのできる貴重な一冊です。「創作絵本ワークショップ」についても内容を知ることが出来ます。ぜひ、お楽しみに!

井上奈奈 著 「星に絵本を繋ぐ(仮)」 雷鳥社 9月中旬発売予定

お申込みと詳細は https://gallerykissa.jp/picturebook/ へ

会期:2021年7月17日(土)~ 8月1日(日)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 定休:月火

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1 A3出口徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分

創作絵本展vol.4 From my first picture book 2021/1/23-2/14 井上奈奈 絵本WS

ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol. 4

絵本作家 井上奈奈さんを講師に迎えて始まった「創作絵本ワークショップ」4期生の展示を来年2021年1月23日(土)より開催します。

今回で早くも第4回を迎えた創作絵本展ですが、最多の7名参加です。今回も素敵な作品が揃っていますので、ぜひご覧いただけると幸いです。

作家紹介(順不同)

■作家名 もとざわひろみ
■TITLE どれが にあう?

あざらしくんはまっしろしろ。

自分ににあう模様が欲しくてしょうがない。

友達たちの模様を真似してみたけれど

どれが一番にあうかな?

■作家名 エンドウナナ
■TITLE LIFE CLOCK 一生時計

丘の上にポツリと立つ時計屋さん。

そこにあるどの時計も針は一本で、時間が書かれていなかった。
そして一本しかない針は0時に動き出し、一周して必ず止まる。

ある朝、ひとつの時計の針が止まった。

それは、ある男の妻の時計だった。

いのちを刻むふしぎな時計と、それを見守る時計屋さんの物語。

■作家名 なかむらあやこ
■TITLE リセット リセット♪

「地球が怒ってる」って言葉を聞いた事ありませんか?
聞く度に、なんとなく違和感を感じるのです。
私の思う地球を好き勝手に描いてみました。
リセット リセット♪どっかーーん!!
リセットの先には…

■作家名 国分チエミ
■TITLE シルエットさん

『おやおや、このシルエットさんはだぁれ?』
お散歩に出かけた女の子が、途中で出会った
動物や自然物や建物へと、問いかけながらお
話は進みます。モノクロとカラフルな見開き
が、グラフィカルに交互に展開。最後に登場
するシルエットさんだけが、大変なことに!
ラストでクスッとしていただけたら嬉しいです。

■作家名 かとうひとみ
■TITLE 春ににゃったら…(猫Ver.) / 春になったら…(女の子Ver.)

呼びかけを聞いた1匹の猫と1人の女の子。

お互いの運命の糸をたどる春夏秋冬の物語。

春ににゃったら…春になったら…♪

■作家名 みうらさえこ
■TITLE ぼくは待つのが得意だ

「ぼくは待つのが得意だ。

だって、待っていればかならずいいことがあるんだ。」

そう信じている、ある犬の物語です。

■作家名 生海 有佳梨
■TITLE みえない涙

とてもきれいな魚がいた。
その魚は涙を流す。でも海に溶けてしまい
自分も周りも涙を見ることはできない。
悲しい時、嬉しい時は涙が出てくる。
「当たり前のことがとても愛しい。」
そんな思いを綴ってみました。

講師プロフィール
井上奈奈 http://nana-works.com/
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。主な著作に絵本『ウラオモテヤマネコ』『ちょうちょうなんなん』などがある。2018年『くままでのおさらい』特装版が『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。

また、第5期「絵本創作ワークショップ」の参加者の募集も開始します!第5期は2021年3月6日スタートで、2021年7月の展示予定です。今回から最終回の製本作業以外はオンラインでの参加も可能となります。

お申込みと詳細は https://gallerykissa.jp/picturebook/ へ

会期:2021年1月23日(土)~ 2月14日(日)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 月・火定休

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分

WISHくんも最終受付中。ドンカジョン「会えないけど会える展」

「会えないけど会える展」12月9日(水)~12月25日(金)gallery kissa今年は、新型コロナの影響により、シルクスクリーン作品中心となり、オンライン販売をしていきます。

最初にちょっとお知らせですが、明日12月12日(土)は都合により、14:00頃のオープンとなります。会場にお越しを予定されている方は、申し訳ございませんが、時間の調整をしていただければと思います。

オンライン販売のサイトは以下のリンクよりアクセスできます。

https://gallerykissa.jp/handmade/product-category/aenaikedoaeru/

ここ数年のキッサでのドンさんの展示では、自作のシルクスクリーンで色々グッズ制作のコラボさせていただいていますが、今年は、シルクスクリーンで作品を作らせていただきました。

毎年のことながら、今年ももれなくシルクスクリーン制作がぎりぎりでして、展示が始まる前日の様子がやばいです。前日なのに、版づくりに追われて、まだ一枚も刷れていません。今年もまた「間に合わないけど間に合わせる展」本当に間に合うのでしょうか。

1つ目の作品は、こちら、「BLACK LOVES MATTER」。キッサの看板猫、黒猫のコニちゃんにちなんで出来上がった作品。とっても素敵です。

Don Cajon SCREEN PRINT BLACK LOVES MATTER – CATS
¥7,000

油絵用のキャンバスにシルクスクリーンで印刷して、木枠に貼りキャンバス張り作品となっています。壁に掛けるととってもおしゃれです。

今年の初めから感染拡大で世界中で対応に追われ、大変なことになっている新型コロナウィルス。ドンさんからの届いた次なる作品が、「さあ、愛というワクチン ひろげよう」

Don Cajon SCREEN PRINT LOVE VACCINE
¥10,000

黒インクでも刷れますが、この絵はやはり赤色の方が似合っているかと思い、赤インクで刷ってみました。

「会えないけど会える展」のDM絵にちなんだ作品が3点あります。今年の展示では、東京で新型コロナウィルスの感染拡大が深刻になっていることもあり、ドンさんの在廊もなく、さみしいですが、「会えないけど会える」ということで、ドンさんには会えないけど、オンラインでドンさんの作品に遠くにいる世界中から作品に会うことが出来るようにしました。普段は会場でしか購入できない作品たちも一部オンラインでも取り扱っていますので、ぜひオンラインショップにアクセスしてみてください。

Don Cajon SCREEN PRINT AENAIKEDO AERU – CLOCK
¥7,000
Don Cajon SCREEN PRINT AENAIKEDO AERU – PIANO
¥7,000
Don Cajon SCREEN PRINT AENAIKEDO AERU – HOURGLASS
¥7,000

砂時計の作品も黒でも刷れますが、森の妖精のように見えたので、黄緑でも刷ってみました。ご購入時には、どちらの色でもお選びいただけます。

「BLACK LOVES MATTER」の作品は、猫だけでなく、様々な動物達を描いた作品もあります。もちろん、「BLACK LOVES MATTER」は、今年米国で黒人への差別的な対応から暴動などに広がり飛び交った言葉「BLACK LIVES MATTER」をもじっています。

Don Cajon SCREEN PRINT BLACK LOVES MATTER – ANIMALS
¥10,000

こちらは、ドンさんのFacebookの投稿より僕らは、黒いネコやヒョウやヤギやイヌを観たとき、醜いだとか、他の生き物より劣っている、と思うでしょうか。そう思わないのは、生まれつき持った個性として尊重しているからでないでしょうか。もっと言えば、ただ普通で自然なことだから、ではないでしょうか。それなのに、どうして人は、人に対して、肌の色や眼の色で差別するのでしょう。黒い生き物の愛だって、他の生き物の愛と変わらず大事だぜ。

BLACK LOVES MATTER

Don Cajon SCREEN PRINT TOBE WATASHI
¥18,000

最後の作品は、6種類の原画をつかって色を重ねてつくった作品です。「飛べわたし 始まれわたし」WISHくんをご存知の方は、2011年の東日本大震災の時に作られた復興WISHくんの表紙を彷彿とさせる作品です。

この状態でもとても素敵なのですが、作った版のメッシュが細かすぎて、使用したインクと合わず2度目はインクが詰まって綺麗に刷れなくなってしまい。一発勝負で作りました。版ももう一度作り直したりと、実はもう少し改良したい部分が出てきて、お届けするときはもう少し変える可能性があります。さらに良くなっていると思いますが、お届け迄お時間をいただきたいので、展示期間終了後、1カ月を目安に発送とさせていただきます。

最後になりますが、ドンさんと繋がりが深い「もみじの家」さんが、このコロナ禍で厳しい状況にあるとのことで、今回の展示の売り上げの一部を寄付させて頂くことになりました。

*今回の収益の一部は、医療的ケア児さんとそのご家族のご支援を行っている施設・もみじの家さんに寄付させていただきます。このコロナ禍の中大変なご苦労をされ、大幅な赤字となっているとのことです。皆さんからのご協力、どうぞよろしくお願いします。

ドンカジョン「会えないけど会える展」12月9日(水)~12月25日(金)gallery kissa

創作絵本展vol.3 From my first picture book 2020/9/5-9/22 開催のお知らせ

ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol. 3

絵本作家 井上奈奈さんを講師に迎えて始まった「創作絵本ワークショップ」 3期生の展示を来年2020年9月5日(土)より開催します。

今回は、新型コロナウィルスの感染拡大が世界中に広まったことにより、ワークショップも東京都の緊急事態宣言を受けて始まり早々に中断したりと、紆余曲折ありましたが、みなさん最後には素晴らしい絵本を完成していただきました。

そして、今回は展示の会期も長くさせていただき、4名の3期生の展示に加えて 1期生と2期生の絵本5点も展示させていただきます。ぜひいらしてください。

作家紹介(順不同)

■作家名 平塚じーろ
■TITLE だいすきなママのカレーライス

お料理が得意なボクのママ。
ボクが一番好きなのはカレーライス。
ママの作るカレーライスは大きなじゃがいもがいっぱい入っているんだ。
それなのに、その日のカレーはいつもと違っていた!

■作家名 きくち ひとみ
■TITLE ふしぎなたまごとゆめ流星群

小さな病院の片隅にたまごが2つ。
どうしてそこにあるのか誰も知らない。
ある夜、たくさんの光が病院に降り注いだ。
すると、中からこびとたちが飛び出してきました。
そして…………

■作家名 ishimizu zuko
■TITLE ツボミ工房の物語

桜のツボミは初夏にできます。
そんなに早くツボミをつけて、次の春までなにをしているのでしょう。もしも、ちいさなちいさなこびとたちが、桜の木でせっせと働いていて、私たちと同じように巡る季節を楽しんでいたら…
桜の木のなかに流れている季節を、絵本にしました。

■作家名 みうらさえこ
■TITLE 河原の神様

カフェやオシャレな店が並ぶ街のすぐ先を流れる豊かな川。そこには地図上にない洲や河原があります。都会の奇跡のような美しい自然の中、そこに集まる犬たちは世代を越え時を越えて連綿と友情を育んできました。しかし昨秋、大型台風がここを根こそぎ破壊します。
変わり果てた河原、半年間の記録です。

講師プロフィール
井上奈奈 http://nana-works.com/
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。主な著作に絵本『ウラオモテヤマネコ』『ちょうちょうなんなん』などがある。2018年『くままでのおさらい』特装版が『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。

また、第4期「絵本創作ワークショップ」の参加者の募集も開始します!第4期は2020年10月18日スタートで、2021年1月の展示予定です。お申込みと詳細は https://gallerykissa.jp/picturebook/ へ

会期:2020年9月5日(土)~ 9月22日(火)
水-土 12:00~19:30 日 12:00~17:00 月・火定休
9月21日(月・祝)、9月22日(火・祝)の祝日は 12:00~17:00まで

gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268  https://gallerykissa.jp/
JR 浅草橋駅東口徒歩7分
浅草線蔵前駅A1徒歩3分
大江戸線蔵前駅徒歩8分