「会えないけど会える展」12月9日(水)~12月25日(金)gallery kissa今年は、新型コロナの影響により、シルクスクリーン作品中心となり、オンライン販売をしていきます。
最初にちょっとお知らせですが、明日12月12日(土)は都合により、14:00頃のオープンとなります。会場にお越しを予定されている方は、申し訳ございませんが、時間の調整をしていただければと思います。
オンライン販売のサイトは以下のリンクよりアクセスできます。
https://gallerykissa.jp/handmade/product-category/aenaikedoaeru/
ここ数年のキッサでのドンさんの展示では、自作のシルクスクリーンで色々グッズ制作のコラボさせていただいていますが、今年は、シルクスクリーンで作品を作らせていただきました。
毎年のことながら、今年ももれなくシルクスクリーン制作がぎりぎりでして、展示が始まる前日の様子がやばいです。前日なのに、版づくりに追われて、まだ一枚も刷れていません。今年もまた「間に合わないけど間に合わせる展」本当に間に合うのでしょうか。
1つ目の作品は、こちら、「BLACK LOVES MATTER」。キッサの看板猫、黒猫のコニちゃんにちなんで出来上がった作品。とっても素敵です。
油絵用のキャンバスにシルクスクリーンで印刷して、木枠に貼りキャンバス張り作品となっています。壁に掛けるととってもおしゃれです。
今年の初めから感染拡大で世界中で対応に追われ、大変なことになっている新型コロナウィルス。ドンさんからの届いた次なる作品が、「さあ、愛というワクチン ひろげよう」
黒インクでも刷れますが、この絵はやはり赤色の方が似合っているかと思い、赤インクで刷ってみました。
「会えないけど会える展」のDM絵にちなんだ作品が3点あります。今年の展示では、東京で新型コロナウィルスの感染拡大が深刻になっていることもあり、ドンさんの在廊もなく、さみしいですが、「会えないけど会える」ということで、ドンさんには会えないけど、オンラインでドンさんの作品に遠くにいる世界中から作品に会うことが出来るようにしました。普段は会場でしか購入できない作品たちも一部オンラインでも取り扱っていますので、ぜひオンラインショップにアクセスしてみてください。
砂時計の作品も黒でも刷れますが、森の妖精のように見えたので、黄緑でも刷ってみました。ご購入時には、どちらの色でもお選びいただけます。
「BLACK LOVES MATTER」の作品は、猫だけでなく、様々な動物達を描いた作品もあります。もちろん、「BLACK LOVES MATTER」は、今年米国で黒人への差別的な対応から暴動などに広がり飛び交った言葉「BLACK LIVES MATTER」をもじっています。
こちらは、ドンさんのFacebookの投稿より僕らは、黒いネコやヒョウやヤギやイヌを観たとき、醜いだとか、他の生き物より劣っている、と思うでしょうか。そう思わないのは、生まれつき持った個性として尊重しているからでないでしょうか。もっと言えば、ただ普通で自然なことだから、ではないでしょうか。それなのに、どうして人は、人に対して、肌の色や眼の色で差別するのでしょう。黒い生き物の愛だって、他の生き物の愛と変わらず大事だぜ。
BLACK LOVES MATTER
最後の作品は、6種類の原画をつかって色を重ねてつくった作品です。「飛べわたし 始まれわたし」WISHくんをご存知の方は、2011年の東日本大震災の時に作られた復興WISHくんの表紙を彷彿とさせる作品です。
この状態でもとても素敵なのですが、作った版のメッシュが細かすぎて、使用したインクと合わず2度目はインクが詰まって綺麗に刷れなくなってしまい。一発勝負で作りました。版ももう一度作り直したりと、実はもう少し改良したい部分が出てきて、お届けするときはもう少し変える可能性があります。さらに良くなっていると思いますが、お届け迄お時間をいただきたいので、展示期間終了後、1カ月を目安に発送とさせていただきます。
最後になりますが、ドンさんと繋がりが深い「もみじの家」さんが、このコロナ禍で厳しい状況にあるとのことで、今回の展示の売り上げの一部を寄付させて頂くことになりました。
*今回の収益の一部は、医療的ケア児さんとそのご家族のご支援を行っている施設・もみじの家さんに寄付させていただきます。このコロナ禍の中大変なご苦労をされ、大幅な赤字となっているとのことです。皆さんからのご協力、どうぞよろしくお願いします。
ドンカジョン「会えないけど会える展」12月9日(水)~12月25日(金)gallery kissa