ゼロからギャラリー発表まで絵本作家と創る「絵本創作ワークショップ」から生まれた絵本たち vol. 2
絵本作家 井上奈奈さんを講師に迎えて始まった「創作絵本ワークショップ」 2期生の展示を来年2020年1月18日(土)より開催します。
今回も、そう、今回も素敵な絵本ばかりです。 ぜひお越しください。
※展示初日の1月18日は17時より出展作家を交えたオープニングを予定しています。どなた様も是非ご参加ください。
作家紹介(順不同)
■作家名 久保田ゆき
■TITLE とびきり苦くて甘い味
自身でのアート制作、または指導をしながら、家族プラス愛犬と暮らしています。絵本制作は初めてです。この絵本で、『辛く悲しいことはあるけれど、その反面で幸せも受け取ることもある。』ということを 表現しました。このワークショップで、絵の表現や言葉の大切さを学びました。
■作家名 paritora
■TITLE 保護犬そらじと私
『そらじ』は元保護犬。ボロボロで町を彷徨っているところを保護され飼い主を探したけれど現れず、我が家にやって来ました。
散歩を怖がったりトイレを中々覚えなかったり色々あったけど、少しずつ家族になっていった私達を絵本にしました。
■作家名 りのごびお
■TITLE ウソ800ミュージアム
ある朝、ねずみに招待状が届きます。差出人は「ウソ800財団」…。ウソみたいなこと、ウソであってほしいことばかり現実で起こるので、綺麗なウソだけ集めた世界をつくりました。鉱物、化石、映画館など、好きな物をたくさん詰め込み、博物館で働いていた時の経験も少し混ぜました。
■作家名 ぱしゃん
■TITLE 杉本あやこ
ある日、少女はドアを開けた。
一杯のコーヒーと海の時間が交じり合う、不思議なときの物語。
言葉のない絵本です。
日常の片隅でふと、小さな生き物たちの存在に、耳を澄ませることができたらと思って作った一冊です。
■作家名 藤元咲帆
■TITLE それとも、どっちも
国際関係をテーマにした絵本を書きたく「それとも、どっちも」を考えました。今回は対立した2つの国が互いに反撃をしている様子から構想を得て、表裏どちらからでも読める作品にしました。子どもによって様々な意見が出てくるような作品になると嬉しいです。
講師プロフィール
井上奈奈 http://nana-works.com/
画家・絵本作家。京都府舞鶴市生まれ、東京都在住。16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。主な著作に絵本『ウラオモテヤマネコ』『ちょうちょうなんなん』などがある。2018年『くままでのおさらい』特装版が『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。
また、第3期「絵本創作ワークショップ」の参加者の募集も開始します!第3期は2020年3月7日スタートで、2020年7月(もしくは8月)の展示予定です。お申込みと詳細は https://gallerykissa.jp/picturebook/ へ
gallery kissa
東京都台東区浅草橋 3-25-7 NIビル4F
03-5829-9268 https://gallerykissa.jp/
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