象×UNKO=Artあ~と展 8月28日まで

中村亜矢子さんが、作る象のUNKOペーパーから生まれたアート展。

展示の様子です。

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役20名のアーティストの方に、中村さんの作る象のUNKOペーパーを使ってアート作品を生み出していただきました。

 

27日(土)は、UNKOで運のつくお守り作り

28日(日)は、UNKOペーパー作りフルコースのワークショップ

と、ワークショップも行います。お守りづくりは、10分程度のお手軽ワークショップで、いらしたその場で体験いただけます。

28日のフルコースのUNKOペーパー作りは、4時間コース(途中休憩あり)のフルコースワークショップとなっています。なかなか味わえない体験でよ~

gallery kissa での展示は28日(日)まで続きます。

 

gallery kissa
東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
Tel. 03-5829-9268 Mail. info@gallerykissa.jp HP. http://info@gallerykissa.jp
営業時間:水曜から土曜 12:00~19:30 日曜 12:00~17:00 休業日:月曜・火曜

「象×UNKO=Artあ~と展」開催のお知らせ。2016.8.19-8.28 19日(金)朗読・トークイベント19:30~

2016年8月19日(金)より、象の糞がアートに生まれ変わる?!象×UNKO=Artあ~と展を開催いたします。

会期:2016/08/19 -2016/08/28

UNKO2016

皆様2016年の夏、そしてお盆はいかがお過ごしでしたでしょうか?今回の展示は、「象×UNKO=Artあ~と展」ということで、中村亜矢子さんが作る象のUNKO(糞)100%の手すき和紙を使ってのアート展となります。総勢作家20名ほどで、全紙の大きな作品から、小さな作品まで作っていただいたものを展示する企画展示です。

中村亜矢子さんは、宇都宮動物園の飼育職員だったことから絶滅危惧である象の現状を知り、その原因が象牙の密猟により頭殺されていることに衝撃を受けます。動物園の上司のすすめで象の糞から紙を作ることになり、象のUNKOペーパー作りに没頭。そして、象のUNKOペーパーをきっかけに象のことを知ってもらおうと活動をされています。今年に入り「象×UNKO=Artあ~と展」として、象のUNKOペーパーを使ったアート展を各地で巡回する活動を始め、はおびひろ動物園や、盛岡市動物公園などの動物園で作品展を開催されています。

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岡野真人 「Stop the slaughter」

今回のgallery kissaでの展示では、ギャラリーとつながりのある作家さん、画家 林ゆいかさん、造形作家 志村リョウさん、画家・アーティスト 井上奈奈さんにも象のUNKOペーパーを使ったアート作品を発表いただけることになりました。井上奈奈さんは、立体作品をつくっていただけるようで、楽しみにしています。

また、展示のオープニングイベントとして初日の19日(金)19:30からは、朗読家の山田みぞれさんによる、井上奈奈さんの絵本「さいごのぞう」の朗読、そして画家・アーティスト 井上奈奈さんをお迎えして、象のUNKOペーパー 中村亜矢子さんとの対談スライドショーを行います。中村亜矢子さんが訪れたアフリカの象、井上奈奈さんにはスリランカの象の写真などを交えて対談を行います。

日時:2016年8月19日
時間:19:30~21:00
参加費:500円
場所:gallery kissa 台東区浅草橋3-25-7 4F
内容:朗読(20分)休憩(10分) 対談スライドショー(40分)+質問コーナー
 
当日スナック・ソフトドリンク等を用意しています。
 

山田みぞれさんにはギャラリーで何度か朗読イベントを行っていただいていますが、毎回予想のつかない朗読スタイルで、今回はどんな朗読になるのか楽しみです。そして、象についてそれぞれ違う角度から向き合う、中村亜矢子さんと井上奈奈さん、というお二人のお話、どんな話が聞けるのでしょうか。

ぜひご予約の上、ご参加ください!

ご予約はこちらから(予約なしのご参加も可能ですが、お席を用意できない場合があります)

_1210346北見美佳 「PARADISE」

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和知知明 「かんどうとかんしゃ」

また、展示期間中の土曜日と日曜日にもワークショップを行います。20日と27日の土曜日は「UNKOで運のつくお守り作り(参加費150円)」、21日と28日の日曜日は「UNKOペーパー作りフルコースのワークショップ(参加費・材料費込み3,000円)」。

日曜日のワークショップは要予約です。お申込みはこちらから!夏休みの自由研究が終わっていない小学生にもおすすめ?!

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

 

象×UNKO=Artあ~と展 参加アーティスト(順不同)
◎岡野真人 : okanomasato.com
◎Touko Okamura : www.touko.com
◎Ouma : oumavet.com/
◎佐藤周作 : shusakusato.com/
◎和知知明:「和知心書」とちぎ照る照る坊主の会
◎山浦博子: 漫画家、イラストレーター
◎北見美佳
◎辻下恭平 : 元美容師グラフィックデザイナー
◎美馬成子: acco0110.tumblr.com/
◎風当将文: futomasafumi.prosite.com
◎UGYAU[イラスト アクリル+色鉛筆] : ugyau.easter.ne.jp/
◎かねことしき[アクリル絵の具] : zunmachango.wix.com/zunmachango
◎さらしなまりこ[版画用インク、顔料] : zunmachango.wix.com/zunmachango
◎chie[チョークアート/アクリル]
◎尚実[色鉛筆、パステル、水彩画]
◎ヤマダユーコ[半立体イラスト/紙粘土、油性マジック] : yukomilklemon.jimdo.com/
◎結鶴[書] : www.facebook.com/yuzuru.syosai
◎横尾さやか[絵画/水彩・アクリル] : himari169.wix.com/yokoo
◎井上奈奈 : nana-works.com/
◎林ゆいか : hayashiyuika.com/
◎志村リョウ : shimura-ryo.main.jp/

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東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
Tel. 03-5829-9268 Mail. info@gallerykissa.jp HP. http://info@gallerykissa.jp
営業時間:水曜から土曜 12:00~19:30 日曜 12:00~17:00 休業日:月曜・火曜

関連リンク

象のUNKO elephant paper @ facebook.com/zounounko.deppa/

象の絶滅危機訴える「うんこペーパー」、元動物園職員がフン闘

「7つのSORAの下」  細胞アーティストOuma個展 開催のお知らせ 2016 July 9 – 31

Panorama1ギャラリーキッサでは 「7つのSORAの下」 細胞アーティストOuma個展を開催します。

期間: 2016年7月9日(金)~31日(日)

「SORA」は、世界中の誰もが参加でき、永遠に成長し続けるアート作品です。
これまでに日本、タイ、ウガンダ、スペイン、ロシア、ドイツ、スリランカで活動を行い、大人や子ども、アーティストや主婦、入院中の子どもたち、障がいのある子どもたち、さまざまな立場の方が参加いただきました。

今回の展示では、7か国から集まった絵を、初めてすべて公開いたします。

人種、言語、職業、性別、宗教、特徴、年齢など、その人の背景を問わず、すべての人の個性をつなげることで、「あらゆる人は等しく個性と価値があること」を伝えたいというのが、このプロジェクトに込められた想いです。

世界で最も多くの人の心を動かす作品があるとしたら、それは自分や身近な人が関わっている作品。

自分が関わること、友達や家族が関わっていること、自分との関係性を「SORA」の中に見ることで、より「SORA」は人の心に触れるものになるのだと思います。
このプロジェクトは、様々な人の絵を集めながら人と共に成長し、世界に1つのSORAのような作品として、世界各地で展示公開することを目標としています。

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<作家プロフィール>
東京都出身。元獣医師/細胞アーティスト。
2011年2月に臨床獣医師を辞め、アーティストに転向。2013年1月に六本木のUNAC TOKYOにて初個展。
治療の代替としてのアートの探求を目指し、生命の最小単位である「細胞」をモチーフとした見る人が関われる体験型の作品を制作。
世界中の人をつなげるアートプロジェクト「SORAプロジェクト」を主宰。

Ouma HP:http://oumavet.com/
SORAプロジェクトの詳細はこちら:http://oumavet.com/sora.html

 

「7つのSORAの下」期間中、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。

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造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016 モノマチでのワークショップ(5月28日・29日)

先月5月の最週末は、台東区南地域のモノづくりイベント、第八回のモノマチ(はちモノマチ)があり5月28日、29日にはギャラリーでワークショップを行いました。

個展を展示している作家さん、志村リョウさんが講師で、「コウモリさんを型から造ろう」というワークショップです。

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コウモリの型に樹脂を流し込んで、

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固まったところで、取り出します。

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もくもくと型から取りだしたコウモリさんを削っていきます。

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色塗り作業。

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最後に目や鼻、耳を描きます。とても細かい作業で大変ですが、眼入れが勝負です。

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二日目は小学生、お二人に参加いただきました。

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型をあける瞬間は「何か埋まってる~」と思わず声が出てしまいます。

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絵の具乾かし中の姿もかわいいです。

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小学3年生の女の子、頭部と体で青みが違う、こだわり、そして、体にもグレーの模様とセンス抜群。

最後に皆さんの完成作品をバシャり。

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二日間で、沢山の素敵なコウモリさんが誕生しました。ワークショップにご参加いただいた皆様、モノマチ期間中展示にお越しいただいた皆様ありがとうございます。

志村リョウさんの個展は、ひきつづき6月19日まで開催しています。
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造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016 5.27-29の3日間はモノマチ!ワークショップもあります

約2年ぶりとなる個展、造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016 が先週より始まりました。

今回のメインの新作作品でもある「きっかけのかたち コウモリ」は、500体のディフォルメされたコウモリを天井から吊るし、コウモリたちの群れを再現しています。

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動物の群れというのも、志村リョウさんがアート活動を行う上でのライフワークテーマの一つだそうです。色々な意味で種を守るためのすべとして群れるのでしょうが、群れの外から見る立場とするとちょっと怖かったりするものですが、群れの中に入った気持ちになると、逆に心地良く安心感が生まれるものです。1つのコウモリの原型から造られた群れですが、一つ一つ作家さんの手で彩色され、表情も一つ一つ丁寧に作られています。同じようで同じでない、それが志村リョウさんの生み出すディフォルメ造形の魅力なのでしょう。ちなみに、500体のコウモリ、1体ごとで販売もしています。

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今回の展示でのもう一つの群れは、フラミンゴです。ピンクに着色された透明なフラミンゴ、すこし飴のようでもあり、美味しそうです。

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ディフォルメ造形と共に、志村さんが得意とする、細密作品。中でもカバ愛溢れる、志村リョウさんのカバの細密は最高です。こちらはこかばです。

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新作の細密「かお」シリーズ

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片半分が細密、もう片半分がCGのポリゴンデータのようなライオン。

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ギューンと海を飛ぶ「本朱」

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今年から新たな試みで始めているカラフルに彩色されたディフォルメ作品は、どれもとてもかわいいです。

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今回の個展での作品展示が初となるイラストは、「立体から生まれたイラスト」シリーズ。イラストはフリーハンドで描かれた手書きのイラストですが、ディフォルメされた動物の立体造形を作ったあと、立体造形から生まれたイラスト群です。かなり遠回りのイラストですが、造形作家さんならではの発想が面白いです。

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こちらは、志村リョウさん定番「カバ」のシルクスクリーンの額装シリーズ。ちょっと部屋を明るくおしゃれにするのにいいですね。

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木馬ならぬ、「木河馬」。乗れますか?という声が必ず聞こえてきますが、残念ながら今回試乗することはできません・・・。

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なお、子供に大人気の「大きなカバさん」については座ったり乗ったりすることが出来ます。

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カバのピンバッチなどのグッズコーナーもあります。

そして、もう明日27日(金)からとなるモノマチは、27日、28日、29日の3日間で行う台東区南部地域の一大ものづくりイベントです。もちろん、ギャラリーキッサは今年も参加しますので、志村リョウさんの個展と共に、今週末はモノマチを楽しみにいらしてください。

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モノマチ期間中の土日はワークショップを行います。

内容は、「コウモリさんを型から造ろう」です。

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各90分程度 参加費 3,800円(材料費込み)

内容「実際に作品で使用したシリコン型を用いて、オリジナルのコウモリ作品を造るワークショップです。型に材料を流し込み→脱型→着色→仕上げ加工まで」 ※「オブジェ」、「ピアスorネックレス(金属パーツ代別途)」の中からお好きな仕様を選ぶことが出来ます。

自分だけの世界にたった1つのコウモリさんを造りましょう。

なかなか型から物を作るということは日常ではまずないので、とても貴重なワークショップです。ぜひ、ご予約の上、ご参加ください。こちらのイベントリンク(/event/20160528)からお申込みいただけます。

また、モノマチつながりのオーダーメイド傘RAGTIMEさんとのコラボで、これが本当の「コウモリ傘」を実現しました。展示期間中オーダー受け付けています。めちゃめちゃかっこいいです。メンズとレディースがあり、傘の柄の色パターンを選択できます。コウモリ傘のオーダー制作に興味ある方、ぜひお声がけください!!

なお、モノマチのワークショップでは5名限定で、自身で型からつくったコウモリを使い、ビニール傘の柄にするというスペシャルなワークショップもあります。

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今回の展示は、浅草経済新聞さんでも取り上げていただきました。

また、5月25日発売のARTcollectors'(アートコレクターズ) 2016年 06 月号、特集は「今いちばん新しい立体アート!」ですが、編集部オススメの立体アーティスト22で、造形作家 志村リョウさん、そして、はしもとみおさんもご紹介いただいています。立体の魅力がもり沢山な特集となっていますので、ぜひ手に取ってみてください。

そんなこんなで、内容盛りだくさんの造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016、ぜひお越しくださいませ。

 

造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016

「地球で起きている―変化に興味を。

それはほんの小さなきっかけによって持てるのではないだろうか。

森林伐採・大気汚染・温暖化・密猟などによって起こっている、大量絶滅に晒された生きものを見つめ制作された作品達。

・シワや毛の一本一本まで追い求めた、「細密造形作品」
・動物の持つ美しいラインを抽出した、「デフォルメ造形作品」
・それら造形作品から生まれた「イラスト作品」

彼らと出会うことで、今よりちょっと動物達を好きになってもらえると嬉しいです。」

会期: 2016.5.20(金) – 6.19(日)

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東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
Tel. 03-5829-9268 Mail. info@gallerykissa.jp HP. http://info@gallerykissa.jp
営業時間:水曜から土曜 12:00~19:30 日曜 12:00~17:00 休業日:月曜・火曜

造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016 開催のお知らせ 2016.5.20-6.19

2016年5月20日(金)より、造形作家 志村リョウ 個展 きっかけのかたち 2016を開催いたします。

会期:2016/05/20 -2015/06/19

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地球で起きている―変化に興味を。
それはほんの小さなきっかけによって持てるのではないだろうか。
森林伐採・大気汚染・温暖化・密猟などによって起こっている、大量絶滅に晒された生きものを見つめ制作された作品達。

・シワや毛の一本一本まで追い求めた、「細密造形作品」
・動物の持つ美しいラインを抽出した、「デフォルメ造形作品」
・それら造形作品から生まれた「イラスト作品」

彼らと出会うことで、今よりちょっと動物達を好きになってもらえると嬉しいです。

(志村リョウ)

オープニングパーティー 5/20(金) 18:00-21:00

どなたでもご参加いただけます。

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作家の志村リョウさんとは、2013年のKONCENT Galleryでの個展「きっかけのカタチ」が”きっかけ”となり今回の個展を企画し開催する運びになりました。

アッシュコンセプトの+d earthというプロダクトラインで、新作のカバクレヨンの発表もあり、展示のオープニングトークでの話が今でもとても印象に残っています。カバが絶滅危惧とされていること、そして、それは環境保護といった深刻な地球規模の問題であるけど、問題が大きすぎるが故に日常ではつい忘れがちになってしまいがちです。そのような大きな問題を「ふと」思い出してもらえる”きっかけ”になるのではないかと、カバクレヨンが生まれたそうです。デザインによって地球環境のことを考える”きっかけ”をつくる。それが、「きっかけのカタチ」のテーマだそうです。

今回の展示より、造形作家 志村リョウが作りだす、細密造形、デフォルメ造形、イラストといった、いくつかの切り口から私たち人間と同じ地球に生きている動物達のことを考えるきっかけとなっていただければ幸いです。

志村さん制作のグッズも販売予定です。また、ギャラリーから徒歩5分のKONCENT本店でも、志村リョウさんプロダクトの特設もあります。ぜひ、KONCENTにも同時にお立ち寄りください。

(gallery kissa 瀧本)

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展示前でありますが、5月15日の地元の浅草橋紅白マロニエまつり(marronnier-matsuri.com)、会場のヒューリック浅草橋ビル 2階ホールで、志村リョウさんの図案を使った、塗り絵によるオリジナル缶バッチ制作も行います。5月27日からのモノマチ参加店舗とのコラボで、塗り絵のあと、活版印刷や箔押しでイニシャルを入れるオプションや、缶バッチ飾り台を作ることも出来ます。とても楽しいおまつりですので、ぜひ遊びにいらしてください。

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5月最後の週、5月27日、28日、29日は、モノマチ(はちモノマチ)があります(http://monomachi.com/)。ものづくりをテーマにした、一大イベントで、ギャラリーオープン時から参加して、今回で4回目の参加となります。

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モノマチ期間中は、台東区南部エリアのモノマチ参加店舗で様々なワークショップが行われますが、ギャラリーでも志村リョウさんの造形ワークショップを行います。

ワークショップ 「コウモリさんを型から造ろう」

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5/28(土) ①14:00~ ②16:30~ 5/29(日) ①14:00~ ②16:30~
各90分程度 参加費 3,800円(材料費込み)
内容「実際に作品で使用したシリコン型を用いて、オリジナルのコウモリ作品を造るワークショップです。型に材料を流し込み→脱型→着色→仕上げ加工まで」 ※「オブジェ」、「ピアスorネックレス(金属パーツ代別途)」の中からお好きな仕様を選ぶことが出来ます。
自分だけの世界にたった1つのコウモリさんを造りましょう。

先着5名限定で、モノマチ仲間、オーダー傘屋さんの、ラグライムとのコラボ企画で「絶対に捨てられないビニール傘を作ろう」というのもあります。

ビニール傘の持ち手をコウモリの型で作り(上記のコウモリの型とは違い二回りくらい大きいです)、ラグタイムさんでビニール傘に取り付けてもらい完成です。

先着5名 持ち手制作参加費 6,000円(材料費込み)+ラグタイムさんで取り付け費 1,000円(ビニール傘込み)

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お申込みはこちらから https://gallerykissa.jp/event/20160528

また、ラグタイムさんとコラボ企画で、展示期間中、コウモリの持ち手を付けたオーダー傘の受注も受け付けます。メンズ・レディースの傘のタイプから、傘の色柄パターンもいくつかお選びいただき、コウモリのハンドルを付けた、オリジナル傘となります。

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(プロフィール)
造形作家 志村リョウ  (Plastic Artist Ryo Shimura)
志村リョウ
略歴
・1985 東京生まれ
・2008 東京造形大学サステナブルプロジェクト専攻卒。
・2010 東京造形大学大学院デザイン研究領域修了。
主な展示
・2010 9/13~10/1個展「志村 リョウ 展」(AXISビル3F ウィルクハーン六本木ショールーム)
・2013 7/30~9/8個展「きっかけのカタチ」(KONCENT Gallery)
・2015 「内山 孝 志村リョウ 2人展」コートギャラリー創設21周年記念展(コートギャラリー国立)
受賞暦
・「KONICA MINOLTAエコ&アートアワード 2011」ビジュアルアーツ部門 審査員特別賞
・「V.A.A.D 第5回 ビジュアルアート大賞」 特別審査委員賞(新村則人賞)
・「ディスプレイデザイン賞 2011」入選
・「第6回ポストカードコンテスト」 特別賞受賞
・「第四回カッパ造形大賞リターンズ」入賞

 

gallery kissa
東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
Tel. 03-5829-9268 Mail. info@gallerykissa.jp HP. http://info@gallerykissa.jp
営業時間:水曜から土曜 12:00~19:30 日曜 12:00~17:00 休業日:月曜・火曜

2016.5.8 プーク人形劇 はだかの王様 ~ 大森暁生展 Jamais vu – 未視感 –

人形劇団プークの人形劇には何度も足を運びたいので、定期的に来ています。今年はは正月の公演につづいて2度目です。今回の演目はと「はだかの王様」でした。

プーク人形劇は、新宿にあるプーク人形劇場で観るのが一番好きです。

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この劇場の外観がいいですね。1971年に建てられた劇場で、今年が45周年だそうです。ファザードの彫刻は建設当時の劇団員が彫刻したものだそうで、現在、劇場内の階段アプローチに建設当時の写真が展示されていて、劇団員が彫刻している貴重な写真もありました。

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プーク人形劇場の席は自由席なので、開演30分前の開場時間には到着して、良い席を取るのがおすすめです。それから開演までは、コーヒープンクト(PUNKTO)でおいしいドリンクを飲むのも楽しみの一つ。

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「しちめんちょうおばさんのこどもたち」は早起きだ大好きで、ちょっとおせっかいやきな、しちめんちょうおばさんの心温まる話でした。人形のことりたちのかわいいこと。

はだかの王様は、だれでも知っているアンデルセンの童話ですが、改めて観てみると沢山の示唆に富んだ話ですね。まんまとだまされて、はだかになって町を自慢げに練り歩く王様が、無垢のために見たままを言葉にしてしまうこどもの「おうさまは、はだか」の一言で一転町中の笑いものになってしまう王様。子供のころ話を聞いたときは単に王様のことを笑って、現実ではありえない面白い話だと喜んでいるだけでしたが、今考えると世にあふれる広告やコピーにだまされて、ついつい自分がはだかの王様のようになっていないかとヒヤリとします。

上のチラシは、階段アプローチに展示されていた、初演当時のチラシだそうです。1947年5月、ちょうど69年前ですね。「カミの国変じてヤミの国となるー 人民の手で明るい日本をつくろう!」と人形劇プークのマスコット、プー吉くんが手にしている看板。今の日本に、まさに問われていることですね。そして今調べたら、1947年5月3日は日本国憲法が施行された日でした。戦前から幾度もの苦難を乗り越え今に続くプーク人形劇ですが、人形劇は子供たちに楽しんでもらうものであると同時に、子供を連れてきた親たちにもメッセージを伝えるためにあるのだと思います。

この演目は、6月まで続いていますので、ぜひ足を運んでみてください。

http://www.puk.jp/kouen.htm

新宿駅近くで45年も人形劇を守っているプーク人形劇場ですが、新宿駅は、つい先月「バスタ新宿」がオープンしたように、変わり続けている町でもあります。

プーク人形劇のあとは、バスタ新宿、新しくできた商業施設ニュウマン(NEWoMan)をチラ見してから、新宿の高島屋へ~

「大森暁生展 Jamais vu – 未視感 –」

彫刻家 大森暁生さんの展示へ足を運びました。

彫刻達からゾクゾクっと妖気が出ています。作家の大森さんも在廊されていて、お話もでき、うれしいことに撮影もOKでした。

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「彫刻から気配を感じるようにしている」という作家さんの言葉どおり、その佇まいから、明らかに生きものの気配を感じさせるものがあります。

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作品はもちろんですが、展示タイトルも気に入りました。jamais vuとは 【未視感:実際にはよく知っていることを初めて経験したように感じる体験】。例えば、、、毎日のように通る道に植わっている木の陰が、あるとき人影に見えてしまった体験などだそうで、良く言う、deja vu(デジャヴ)と対比する言葉だそうです。

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作品とタイトルが引き立てあっている展示というのは最高にいいですね。展示タイトルは、なんとなく後付けになっている展覧会が多いなか、展示タイトルが作品に必要なパズルの重要ピースのように光っています。

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実は、高島屋の美術画廊は初めて来たのですが、会場がまたいいです。デパート催事場の画廊は空間に色気がないところが多くて、会場に幻滅してしまうところが多いのですが、新宿高島屋の美術画廊は画廊としても気持ちのよい空間です。

新宿での展示は終わってしまいましたが、関西方面を循環したあと、8月にまた日本橋の高島屋に戻ってくるようです。今回のような大規模な個展は3年に一度だそうですので、まだの人はぜひ。

詳細な展示スケジュールは大森さんのホームページをご参照ください。

大森暁生展 Jamais vu – 未視感 –

会場で販売していた書籍、フォトエッセイ+作品集を購入。帯の言葉「彫刻家なんかで喰っていけんのかよ?」に惹かれました。

午前に人形劇、午後に彫刻展を見たのですが、美術とエンターテイメントと一件違うジャンルのようにも見えんすが、人形劇の人形に必要とされるものは、やはり「気配」であって、どの角度からみても人形が生きているように見えなくてはいけない、美術だと思います。はだかの王様の話ではないですが、こどもは正直なので、いかに人形が素晴らしいと力説しても言葉では騙されません。大人は綺麗なものにすぐ騙されてしまいますが、こどもの眼はもっと厳しいところを見ています。

大森さんは、gallery kissa でちょうど一年前に開催した彫刻家はしもとみおさんの展示「旅する彫刻」にも足をお運びいただいていたので、はしもとみおさんの話になったのですが、「上手に彫刻を造れる人は沢山いるけど、生きものの気配を感じる彫刻を造れる若い彫刻家では、はしもとみお以外知らない」と評価されていました。

大森暁生さんの彫刻とはしもとみおさんの彫刻、表現の仕方やアプローチは違うのですが、美術として共通する「何か」を感じた展覧会でした。

2016.4.2-4.30 Kurumi Conley個展 Glass Works 2016

今年の春は、肌寒い日と風の強い日が多かった印象です。

ポートランドのガラス作家さんの新作ガラスを迎えて、くるみガラス展を開催していましたが、本日が最終日です。

なお、くるみさんのガラスは常設展示していますので、展示終了後も引き続き、ギャラリー内でくるみさんコーナーはあります。ただ、大きな作品は一度になかなか出せないため、今後も新作をまとめて送っていただいたときにくるみさんの個展をして作品を一度にご覧いただく機会を設ける予定です。

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新作の長方形のガラスたち。お皿には不透明なガラスの上に透明なガラスを組み合わせているので、ガラスながらマットな風合いを生み出していて、色々な料理に合いそうです。

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カラフルなガラスの器は使わないときは飾っておいても素敵ですね。

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こちらは、新作のリサイクルボトルから出来た、箸置きやアクセサリー。

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ジュエリーデザイナーのjoujou bijou さんとコラボで制作したイヤリングも、ポートランドでとても人気だそうです。このリサイクルボトルを利用して作った葉っぱのアクセサリーはとても好評でした。すごくきれいです。

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くるみさん定番のガラス毒キノコたち。ギャラリーにもガラス毒キノコ増殖中です。

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ガラスの椅子たち。

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自然のものをモチーフに作られるのが得意なくるみさんならではの、定番ガラスの葉っぱ皿。

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今回特別に制作いただいた、ガラスのにゃんこ皿。かわいいですね~。

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こちらは、アクセサリーのパーツとして、お好みのチェーンなどを付けて楽しんでいただきたいです。どれにしようか迷ってしまいます。

来月からは一部のくるみさん作品は、展示しきれず隠れているものもあるので、くるみさんのガラスに興味あるかたは、お声をかけてください。

2016.4.23 アートスクール 講師 大絵晃世さん

冬の間少しお休みしていましたが、先週の土曜日にキッサでアートスクールを行いました。

今回は、前回に続き、講師は大絵 さんです。

Sちゃんという小学二年生の女の子が体験に来てくれました。

ほぼ欠かさず来ている中学生のM君も参加です。

『今回は広く「春」をテーマにして、人や風景など、組合せ方は自由ということにしましょう。』という大絵さんから事前にお題をいただき、絵を描き始めることにしました。

春といえば、桜ですね。お二人とも桜を描きます。

1時間経ったところで、集中力も切れてきたので、休憩。

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今回は、少し下描きもしてきてくれたM君。毎回スタートダッシュが課題でしたが、今回は順調に進んでします。

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初参加のSちゃん、桜と一緒に家族を描いているようです。桜の細かな花を頑張って描いていました。沢山描いて疲れてしまったようです。

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今回はいつもより集中力が続いた(?)ゆっきー店長、お二人が来る前から猛スピードで2枚描き終えて、今は3枚目に取り組んでいるようです。

 

皆さん、無事、完成したようです!

大絵先生からもコメントをいただきました。

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Sちゃん

短い時間のなかで、人を3人と犬1匹を描き入れるのは難しいことですが、
それぞれの人の等身もバランスよく取りながら描き上げ、背景までしっかり完成させられました。
線に鮮やかな色を入れるなど、画面をデザイン的に構成するセンスもあるなと感じました。
色彩の感覚、リズムがとても良く、見ていてとても爽やかな気持になる、すてきな一枚です。
このご年齢でイラストっぽい描き味になることは決して悪いことではないので、
それを否定せず、どんどん自分なりの描き味を伸ばしていってほしいな、と思いました。
デッサン的(写実的)な描き方は、ゆっくり教えてもらいながら描いていけば、
誰でも身につけられるので、焦る必要はないと思います。
今はどんどん自分の好きな絵を描いていってほしいですね!

 

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Mくん

人それぞれ、意識しないで画面に現れてくる、その人の「持ち色」というのがありますが、
まさやくんの場合は、それは微妙なグレー調の日本的な色かと思います。
毎回、その微妙な調子が画面に出てきて、独特の柔らかさを放っていましたが、
今回はそれがとても良く現れていると思います。
適度な省略(すべてを描き入れず、部分的に省くこと)が伸びやかさと広い空間を感じさせ、
長沢節のようなラフなタッチを思わせます。
形を取るなどの基礎的なデッサン力もどんどん付いてきました。今後にさらに期待!
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お二人とも、完成度が高い!

二人ともとても良い絵に仕上がって感動しました。

5月のアートスクールは、志村リョウさんの個展や、モノマチなどのイベントが重なりできませんが、6月にはまた、生徒さんの都合があえば行いたいと思います。

新規の生徒さんも絶賛募集中です!

2016.3.27 ねこのピート第三弾~はじめてのがっこう~マジックと音楽と絵本ライブ

今日は、絵本ねこのピート(英題:PETE THE CAT)翻訳三作目となる「ねこのピート はじめてのがっこう」の公開収録ライブでした。

翻訳者 大友剛さんのマジックと、音楽、そして絵本の読み聞かせライブ。

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あそびうたの福田 翔さんが、特別参加で、あそびうたと絵本の読み聞かせに出演いただきました。

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まずは、一作目のねこのピート だいすきなしろいくつを読み聞かせで、ウォーミングアップ。

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今日のライブ映像は編集した後、5月頃公開する予定です。お楽しみに~