現在 gallery kissa で開催中の「象×UNKO=Artあ~と展」ですが、土日はワークショップを行っています。
先週の土曜日と今週27日 土曜日はUNKOで運のつくお守り作り、そして、先週の日曜日と今週28日 日曜日は象のUNKOペーパー作りフルコースのワークショップです。
先週のワークショップの様子をお届けします。
象のUNKOペーパーの小さな片を選んでいただき、お願いごとを描きます。
こんな感じにお願いが事を書いてお守りを作ります。
お守りのアクセント付け用に、沢山の消しゴムハンコがあるのですが、すべて中村さんの手作り。象さんのデザインがとってもかわいいです。
完成しました。中のお守りが透けて見えるようにトレーシングペーパーでお守り袋を作ります。
厄除けお守り。「守るゾウ!」は中村さんが書き入れてくださいました。ごれはご利益ありそうです。
浴衣美人のお客さんにも、象のUNKOお守りを作っていただき、記念写真をパシャリ。
明日、27日もお守り作りやってます。10分程度で完成しますので、展示を見に来られた際には皆さんご参加くださいね!
日曜日は、象のUNKOペーパー作りフルコースのワークショップ。フルコースのワークショップはなかなか体験できないでしょう。象ファンにとっては願ってもないワークショップかも?!
先週の日曜日は台風が心配されましたが、とても良いお天気でした。講師は象のUNKOペーパー作りのプロフェッショナル、中村亜矢子さん。今回の「象×UNKO=Artあ~と展」の紙はずべて中村亜矢子さんが作っています。
こちらが、象のUNKOです。さすがに、そのままの状態ではないそうですが、ちょっとだけ洗った状態だそうです。ここから始めます。
水で洗っていくわけですが、ここで象がどんなものを食べているかなどチェックするのがポイントだそうです。どんな食べ物が好きかとか、嚙み具合など個々の象の性格判断もしつつ、UNKOを洗います。
もちろん参加者のみなさまにもそれぞれ象のUNKOを洗うところを体験してもらいます!
洗って絞った後の水は植物の肥料に~。
洗った後は鍋に移して、煮込みます。
火をおこして
煮込みます。煮込むときには、消石灰を加えるのが、紙づくりのポイントだそうです。
ひたすら4~5時間煮込みます。ワークショップは、この辺で、お昼休憩。
さすがに、5時間待つわけにいかないので、3分クッキング方式で、事前に煮込み終わった状態の象のUNKOを取り出します。またさらに洗うのですが、洗濯ネットに入れて、洗うととて便利だそうです。ちなみに中村さんが紙職人から教わった知恵だそうです。
洗濯物を洗うように、何度か押し洗い・すすぎを繰り替えします。
洗い終わったら、すり鉢で細かくすりつぶします。
こんな感じで擦ると一番ちからが入るそうです。この作業が一番体力を使う根気のいる作業だそうです。
お次は、ミキサーでさらに粉々にします。
ここまでくるとやっと紙漉き作業に入れます。
水に象のUNKOを溶かし込んで、紙漉き器ですくっていきます。
均等な厚みなるように調整しつつ、何度かすくいます。
取り出したあとは、アイロンにかけます。
象のUNKOペーパーが出来上がりました!
これが、ビフォーアフターの図。お疲れ様でした~。
象のUNKOから紙を作るワークショップのフルコース、28日(日)もあります!!まだまだ受付中、沢山のご参加お待ちしています。
お申込みはこちらから
https://gallerykissa.jp/event/20160828