2月のアートスクールのテーマは「パッケージデザイン」です。
課題は、バレンタインデーも近いこともあり、特にお菓子に注目。”創作のお菓子のパッケージを作ってみましょう。”ということで、参加者の皆さんに、創作のお菓子のパッケージデザインを考えてもらいました。
いつも、迷いがなくサクサクと描き進めるSちゃん。
大絵先生が、参考にと、プリントアウトしていただいた、商品パッケージを元に、アレンジもOKです。
「あっとっと」?
ペンギン好きのOkさんは、ペンギンのお菓子。素敵なパッケージの高級お菓子でしょうか?
今回は、いつものモチーフを描いたりや写生したりとは違う、ちょっと頭の体操的な要素もありまるので、2時間で描き終えるのはなかなか難易度が高いかもです。
2月のアートスクール作品への大絵先生からの講評です。
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Yくん
Yくんとお母さんの合作です。「おっとっと」と「ポテトチップス」のパッケージを参考に描きました。
Yくん、すごく楽しそうに、しかも集中してすごいスピードで仕上げてしまいました。
だんだん手が安定してきて、具象的なものがどんどん描けるようになってきましたね。
お母さんがタイトルをしっかり描いてくれて、絵が引き締まりました!
思わず笑顔になってしまう作品です 。
Onさん
「おっとっと」のパロディで「あっとっと」となっています。
海ではなく、山の生き物がモチーフになっています。面白いですね。
グラデーションが綺麗にいきましたね。動物の形も、一部先生が提案したものですが、それをうまく消化されて上手に描けています!
おなかを空かしてそうなクマが可愛らしく、興味を引くパッケージとなっております。
Mさん
ポテトチップスの味を、Mさんの故郷であられる岩手の宮古のいか味で描いてみました。
おっとっとのイメージも参考にしつつ海を背景に描きました。ふるさとへの愛を感じます!
パステルのゆるゆるしたタッチもMさんの持ち味でありますが、今度はペンなどのはっきり描ける素材にもチャレンジしているとよいですね。
制作のスピードを上げるためには、あまり細部で迷いすぎず、後で直せるものなので失敗を気にせずどんどん描いていくことですね!
Okさん
水族館のお土産屋さんに売っている缶のお菓子をテーマに描かれました。
ペンギンのチョコクッキーです。本当に売ってそうですね!
本物のペンギンを参考にしながら、とても丁寧に形を取っています。
ペン入れの仕方も重くなりすぎず、適度に線を離したりして軽さがでています。
色使いも優しくて、クッキーの甘さ・美味しさが伝わってきますね。完成度の高い作品です。
これがお店に並んでたらつい買ってしまいそうです^^
Sちゃん
Sちゃんは、がちゃがちゃで出てくる「くじ・ガム」を考えてくれました。
まるいものは全部ハズレで、ピアノやスヌーピーなど、形のあるものがアタリということです。
発想がとても面白いですね。
Sちゃんのいつもの遊びごころと、なんでも楽しく変えてしまうような世界観が見えてきますね。
色ぬりの際も、パステルの番号を下書きで記載してから、ぬり始めるなど、
計画性がありました。どんどん成長していますね!
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