2016.4.23 アートスクール 講師 大絵晃世さん

冬の間少しお休みしていましたが、先週の土曜日にキッサでアートスクールを行いました。

今回は、前回に続き、講師は大絵 さんです。

Sちゃんという小学二年生の女の子が体験に来てくれました。

ほぼ欠かさず来ている中学生のM君も参加です。

『今回は広く「春」をテーマにして、人や風景など、組合せ方は自由ということにしましょう。』という大絵さんから事前にお題をいただき、絵を描き始めることにしました。

春といえば、桜ですね。お二人とも桜を描きます。

1時間経ったところで、集中力も切れてきたので、休憩。

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今回は、少し下描きもしてきてくれたM君。毎回スタートダッシュが課題でしたが、今回は順調に進んでします。

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初参加のSちゃん、桜と一緒に家族を描いているようです。桜の細かな花を頑張って描いていました。沢山描いて疲れてしまったようです。

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今回はいつもより集中力が続いた(?)ゆっきー店長、お二人が来る前から猛スピードで2枚描き終えて、今は3枚目に取り組んでいるようです。

 

皆さん、無事、完成したようです!

大絵先生からもコメントをいただきました。

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Sちゃん

短い時間のなかで、人を3人と犬1匹を描き入れるのは難しいことですが、
それぞれの人の等身もバランスよく取りながら描き上げ、背景までしっかり完成させられました。
線に鮮やかな色を入れるなど、画面をデザイン的に構成するセンスもあるなと感じました。
色彩の感覚、リズムがとても良く、見ていてとても爽やかな気持になる、すてきな一枚です。
このご年齢でイラストっぽい描き味になることは決して悪いことではないので、
それを否定せず、どんどん自分なりの描き味を伸ばしていってほしいな、と思いました。
デッサン的(写実的)な描き方は、ゆっくり教えてもらいながら描いていけば、
誰でも身につけられるので、焦る必要はないと思います。
今はどんどん自分の好きな絵を描いていってほしいですね!

 

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Mくん

人それぞれ、意識しないで画面に現れてくる、その人の「持ち色」というのがありますが、
まさやくんの場合は、それは微妙なグレー調の日本的な色かと思います。
毎回、その微妙な調子が画面に出てきて、独特の柔らかさを放っていましたが、
今回はそれがとても良く現れていると思います。
適度な省略(すべてを描き入れず、部分的に省くこと)が伸びやかさと広い空間を感じさせ、
長沢節のようなラフなタッチを思わせます。
形を取るなどの基礎的なデッサン力もどんどん付いてきました。今後にさらに期待!
===
お二人とも、完成度が高い!

二人ともとても良い絵に仕上がって感動しました。

5月のアートスクールは、志村リョウさんの個展や、モノマチなどのイベントが重なりできませんが、6月にはまた、生徒さんの都合があえば行いたいと思います。

新規の生徒さんも絶賛募集中です!

2014年11月22日(土) アートスクール 「外にお出かけをして風景を描く」

11月のアートスクールは、秋の風景を外にお出かけをしてスケッチするという題目でした。

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都会での秋の紅葉狩りです。

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色々歩き回り、近所の広々とした公園に決定。

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今回は、Kちゃんと、Nちゃん、お二人での参加。

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暗くなったところで、ギャラリーに戻り、色塗りなど細かなところを仕上げ。

以下、完成作品です!短い時間のなか見事に仕上げてもらいました。

以下、鈴木先生に講評を寄せていただきました。

寒い時期になりましたが、11月のアートスクールはGallery Kissaさんのご近所の公園でスケッチをしました。日が短くなり夕方の5時頃には日が落ちて空が薄暗くなる中で、今回参加の小学生のNちゃんとKちゃん は悪条件の中で最後まで集中し頑張って絵を描きました。公園には遊具、砂場、小さな池、大勢の人々などモチーフが沢山あるなかで、2人は紅葉をしている公 園の樹木を選びました。
同じモチーフを選んだ2人ですが、表現の方法は異なりそれぞれの捉え方で紅葉した樹木を描いています。

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Nちゃんの樹木は生命感溢れる力強い表現です。樹には冬の訪れを感じさせる儚い様子はなく、夏の元気な様子を枝の表現らに留めている印象です。縦構図で画 面を大きく使うことや、枝の輪郭を強い線で囲み強調することで、力強い2本の紅葉した樹木を効果的に表現しています。左右の樹を変化をつけて描くことで独 特な雰囲気が生まれました。

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一方でKちゃんは、公園の樹木を本来の配置通り描くのではなく、コラージュのように異なった場所にある樹を自分なりに配列し工夫して描いています。落ち葉 の丁寧な表現と大勢の鳩の中に混じった一羽の白い鳩を描くことで、画面の中で気の利いたアクセントが生まれ、ユーモアを感じさせる素敵な絵に仕上がりまし た。

==以上==

さて、次回のアートスクールは12月27日(土) 15:30からです。

12月のアートスクールの課題は次になります。。

『室内空間と好きな物を組み合わせて描こう』

次回は、ギャラリーの室内空間と好きな物、描きた いものを家から一点持って来て頂いて組み合わせて描いてもらいます。

持ち物は、鉛筆消しゴムらの通常の道具と、色も着けてもらいたいので色鉛筆、ペン、水彩絵の具等の好きな道具、そして家から好きなモチー フを一点です。

ギャラリーキッサでは、まだまだアートスクールの生徒さん募集中です。年齢を問わず子供から大人まで楽しめるアートスクールを開催しています。ご興味ある方はぜひ、ご参加ください。

11月22日(土)はギャラリーでアートスクール 9月、10月は自画像(デッサン)でした。

ギャラリーで毎月1回行っているアートスクール、9月からは今までの大絵先生が多忙を極めて続けられなくなったため、ご紹介いただいた新しい講師を迎えてスタートしました。

新たな講師の鈴木大輔先生は、ロンドン芸術大学でファインアートを学び2011年に卒業、現在は日本を拠点として美術予備校の講師や、都内で子供たち向けのアート講座の講師も行っています。同時に、練馬にあるアトリエスペースで Space Wunderkammer というアートギャラリーも運営されているなど、多岐にわたって美術活動を精力的にされている方です。ご自身の作品は、絵画だけでなく、インスタレーションも含めた幅広い範囲の美術作品を制作されているので、アートスクールの領域も色々と広がりを増しそうで楽しみです。

9月27日(土)に行われたアートスクールは、2回に分けた自画像(デッサン)のパート1.鉛筆のみを使って、自画像のデッサンでした。

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自画像を描くというのは、こういう機会でもないと描くことはないので、なかなか苦戦。思うように線が描けないのですが、鈴木先生にポイント・ポイントを丁寧に指導いただきました。

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以下、この日の出来上がりと、鈴木先生のコメントです。

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今回初めてM君と会ったということで、最初は緊張気味で暫く絵を描き始めてくれなかったのですが、描き始めると独特の観察方法で自分の顔を捉えて、最後は中々味のある自画像になったと思います。普段からよく見慣れている自分の顔を改めて観察すると新しい発見があります。仁也君は発見したものを素直に捉え、描いていく度に段々と良くなっていきました。次回はより多くの発見をし、さらに味のある絵にしてほしいと思います。

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Aさんは自画像を今までにあまり描いた経験が無いということでしたが、自分の特徴を捉えられた絵に仕上がったと思います。引いた線にバリエーションがあって、弱い線、強い線と使い分けています。特に髪の毛の表情には線のリズムがあり髪の毛の様々な流れが良く観察されていると思います。後半に線の使い分けの意識が強くなり、画面がみるみる良くなっていきました。これから更に様々な箇所でより多くの線が使えるようになると、絵がもっと充実してくると思います。

つづいての自画像パート2は10月25日(土)に行われました。(基本的に第四土曜日にアートスクールを行っています)

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自画像パート2は、前回の鉛筆デッサンに水彩絵の具で色を付けていきます。

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この日はゆっきー店長もアートスクールに参戦。マスキングテープを使った、自作の絵のインスタレーション的の展示に力を注いでいました。鈴木先生のお褒めの言葉も効いて、集中力と創作意欲がわいてきたようです。

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こちらが、自画像パート2の完成作品です。色が入ると立体感も出てきて、お二人ともいい感じになりました。

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以下、鈴木先生のコメントです。

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M君は前回の鉛筆デッサンが顔までしか描けなかったので、今回鉛筆デッサンの続きから始めました。相変わらずの少しスロースターターですが、その分彼は 面白い物を発見し、それをじっくり観察し描く事に優れています。今回自分自身が着ていた服のロゴデザインを彼は気に入って、それを細部のアルファベットな どまで鮮明に描いています。その表現が自画像の絵の中ににある事で画面全体がとても魅力的なものになりました。自画像ではよくあることとして、顔は皆頑 張ってしっかり描こうとするのですが、身体の表現や服などは顔に比べ雑になりがちです。仁也君が誰もがあまり関心を持たない箇所に面白みを感じる事は、彼 の独特な素晴らしいセンスだと思います。次回の課題ではどのような箇所に興味を持ち、それを描くのかとても楽しみです。

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今回の自画像の課題は二回に分けて行いました。一回目は自分の顔をじっくりと良く観察し鉛筆の様々な線で表現し、二回目は一回目で表現された線を活かしつつ、色鉛筆や水彩絵の具で着彩を行って自画像を完成させていきました。
Aさんは一回目の鉛筆の線に水彩絵の具で色を塗っていきました。鉛筆表現に色を加える事により、せっかくの良い線を残せず台無しになってしまう事はよくあ ることなのですが、明子さんは前回の鉛筆の線を上手く残しながら色を使う事に成功しています。水彩絵の具の持つ特性と前回の鉛筆の線が上手く調和し、柔ら かい自画像に仕上がりました。特に髪の毛の豊かな線と色の濃淡とが合わさった表現が魅力的です。絵の雰囲気も自画像である本人に何処と無く似ているように 思います。本人は水彩表現が楽しかったみたいですので、次回は異なったモチーフで水彩表現にチャレンジして頂きたいです。

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ちなみに、ゆっきー店長のインスタレーションは、時間延長で進められ、最終的にはこのように仕上がりました。

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さて、次回の11月のアートスクールですが、課題は「外にお出かけをし風景を描く」となっています。

11月22日(土) 15:30~17:30 です。子供から大人まで、年齢不同のアートスクールですので、ぜひご興味ある方は飛び入りでもご参加ください。

次回の参加時に持参いただきたい物は、鉛筆、練りゴム、スケッチブック、水彩道具一式、その他各自が使用したい道具類(色鉛筆、ペン)など、となっています。

お申込みはこちらから

8月23日(土) 15:30~ アートスクール 講師 大絵晃世先生

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ほぼ、月1回行っているアートスクールですが、7月はお休みで、次回は8月23日(土)に開催することになりました。

夏休み課題を終わらせるのもいいですし、特に希望がなければ、樹脂粘土をつかって立体物を作ってみようと思います。

初めてのご参加も絶賛募集中ですので、ご興味ある方は、どうぞお問い合わせください。

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    大人 子ども

    メッセージ・質問

    2014.05.18 いぬねこ島へようこそ! 彫刻家はしもとみお展 いぬねこデッサン教室

    5月18日は、いぬねこ島で彫刻家はしもとみおさんを講師にお招きして、いぬねこデッサン教室がありました。晴れ間の日でしたので、屋上スペースでデッサン教室を行いました。

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    モデルは、いぬねこ島で彫刻としても入口付近でお迎えしている、我が家のタラちゃん

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    それから、これまた、我が家のニコちゃん

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    わんこのモデルは、デッサン教室ご参加者の愛犬ビートくん

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    そして、トーイちゃん

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    はしもとみお先生がササッとお手本を。説明しながら描いていますが、ここまで5分未満です。魔法のようにデッサンが浮かび上がります。

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    白いねこのニコちゃんは、白い紙に描くのは難しいので、濃い色の紙に白色で描いていくとよいのだとか。

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    みなさん苦戦しながらも、みおさんのやさしい指導のもとデッサンが進みます。、

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    じっと動かずにモデルを努めていたタラちゃんですが、眠くなって寝てしまいました。

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    デッサン教室への参加申し込みの時は、みなさんデッサンをやったことがないので不安だという方がほとんどでしたが、みなさん素敵に仕上がってますね。

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    みお先生に描いていただいたタラちゃん。素敵です!

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    デッサン教室の最後は、みお先生による作品講評会です。

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    一点一点、丁寧な講評は、とても参考になります。

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    タラちゃんの作品を集めて、タラちゃんと一緒に

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    タラちゃんの彫刻とも一緒に

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    ニコちゃんは、ずっとうろうろ、歩き回っていたので、モデルに選ばれた方は大変だったようです。

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    さて、今週の週末は、モノマチです。5月24日(土)と25日(日)は木彫りのワークショップを予定しています。今のところ、天気予報は晴れなので、木彫りのワークショップも、屋上でやりたいと思います。見学は自由ですので、いぬねこ島へようこそ はしもとみお展の展示に土日のモノマチ期間中にいらしたかたも、遊びにきてください。

    2014年4月26日(土) アートスクール (大絵先生)

    少し投稿が遅れてしまいました。

    先月のアートスクールは、ギャラリーキッサから隅田川を渡って15分ほどの所にある、墨田区側の横網公園へ行きました。

    横網公園は、東京空襲犠牲者を追悼する記念碑があったり、公園建設中の時に関東大震災が発生して、多くの人がここに見渡しがよいことで、避難してきたのですが、地震で発生した火災の熱風により、被害を受け、横網町公園に避難した人だけで3万8000人が犠牲になったという歴史もあるようです。

    26日は、天候にも恵まれて、良い散歩日和でした。こんな日に外で写生するのは、少しリッチな気分になれますね。

     

    公園までの移動時間もあったので、絵を描く時間が少し足りない感じでしたが、みなさん、楽しく描けたようです。

    以下、それぞれの作品に大絵先生のコメントを寄せていただきました。

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    こちらは復興記念館を描いたaさんの作品。
    戦前に建てられた木造の趣のある建物で 、中の展示も興味深かいものでした。
    そんな雰囲気が伝わってくる一枚です。
    建物や、道路、木の位置関係などに苦戦されていましたが、縦横比を計り直したり、少しずつつじつまを合わせていけましたね。
    よく観察されじっくり描く事で、まるで画家・野見山暁治の若い頃の風景画を思わせるタッチが出ましたね^^

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    こちらはnちゃんの作品。
    一見、抽象画のようですが、平和を祈年する碑の富士山が花で描かれたの花畑です。
    ご本人もスポーティーですが、デッサンもまるでスポーツをするように描けていますね!
    たくさんの枚数が描け(写真はその中の一枚)、勢いで対象を捉えるのが上手なnちゃんの一面が出ています。
    じっくり描いて完成度を上げる作品もいいですが、旅先などではこのサッパリしたドローイングが役立ちそうですね。
    nちゃんの絵はいつもどこへ行くのか、楽しみです^^

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    こちらは、mくんの作品。
    いつもの繊細(せんさい)な色使いが生きています。
    色の追い方、形の追い方も、ひとつずつ、じっくりじっくり・・・
    見れば見るほどmくんの心が表されているようで、どんどん味が出 てきます。
    絵に向かい合う持久力も付いてきていると感じます。

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    こちらは、kちゃんの作品。
    とっても丁寧に描けましたね^^
    いつもの「色の面」で捉える表現が、今回も生かされています。
    優しい形の解釈(かいしゃく)が、風景を柔らかく、楽しく見せてくれています。
    空のグラデーション、上手くいったね!
    空間が広く、きれいに見えます。頑張りました。

     

    今月はギャラリーで新しい企画展示 いぬねこ島へようこそ! はしもとみお展 が始まったり、マロニエまつり、モノマチなどイベントが続いているので、大絵先生によるアートスクールはお休みですが、今週の日曜日18日には、彫刻家はしもとみおさんのデッサン教室があります。生きたねこちゃんと、わんこをモデルにして、デッサン教室を行います。まだ、空きがありますので、ぜひご参加ください。

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    2014年3月29日(土) アートスクール (大絵先生)

    先月末の土曜日は月一回開催している、アートスクールでした。

    講師はいつもの、大絵晃世先生。最近は展示続きで、とてもお忙しい様子です。

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    今日は、春らしくお花の絵を描いてみます。

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    今回は、いつものように、自由に描きはじめるのではなく、構図を考えてから、描いてみるということに挑戦です。紙に、小さな枠を沢山つくり、そこに、簡単に構図を設定して、いろいろ試行錯誤しながら、気にいった構図を見つけだします。

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    中盤、色付けも始まり真剣に、筆は進みます。

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    こちらは、完成。なかなか、ダイナミックな絵がかきあがりました。

    以下、大絵先生のコメントです。

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    毎回ご参加のkちゃんの作品。

    モチーフの捉え方が柔らかな丸っこいラインの感じがkちゃんらしいです。

    色鉛筆のぬり方が丁寧です。そして背景の色の選び方が渋い・・・!背景の色をコップの水の部分にも塗ることで、コップの透明感が出てきています。

    グラデーションに強いこだわりを示すkちゃん。次回はグ ラデーションのいろいろなやり方にチャレンジしてみましょうか^^

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    こちらもおなじみmくんの作品。

    今回は意外な!展開で、すごい完成度です。しっかりモチーフを目の前に観察して描けたた めでしょうか、普段はkくんフニャフニャっとしているのですが、集中力がいつもと違いましたね^^構図も少し中心がずらしてあるのが効いています。以前水 彩を描いていたときに出ていた不思議な色のセンスが、今回はとっても生きています。花の中心を青くしたり、周りを色相のグラデーションにしたり。これから もどんどん自分を解放してほしいですね!楽しみです。

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    こちらも毎回ご参加のnちゃんの作品。

    nちゃんはエスキース(下書き)を大量に描いて、その中から構図を選 べましたね^^nちゃんはとっても描くのがスピーディーなので、上達も早い!モチーフの特徴を捉える力がとても付いてきています。特に、後ろ向きの花を描くのは萼 (がく)の特徴などが難しいのですが、しっかり伝わる表現となりました。右側の窓は最初無かったのですが、最後に今までの雰囲気を超えて、ババっと窓と差 し込む光を加えて絵が完成しましたね!最後の攻め方はまるでスポーツ選手のようでした。

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    aさんの作品。今回は唯一の大人の方のご参加でした。

    aさんも難しい花の後ろ側からの構図でしたが繊細な線で描けましたね^^特に白い小花の細い茎を綺麗に描きたいということでちょっと苦戦されていましたが、色鉛筆を強めに使ったりと濃淡を付けて、暗い茎、明るい茎の 描き分けで空間が表現できています。コップの水の透明感も出ていて、綺麗ですね。コップの影が、背景と花の関係を繋げてくれています。背景も花の色に合っていて全体が爽やかな色調になりましたね。

     

    ギャラリーでのアートスクール。生徒さん募集中です。小学生から大人まで参加できます。毎月1回第4土曜日の週(もしくは、ご都合を聞きながら前後に)に開催しています。

    ご興味ある方は、info@gallerykissa.jp 瀧本まで、ご連絡ください。

     

    2013.8.31(土) アートスクール

    8月のアートスクールは夏休みも、あと残り2日の31日に行いました。

    リクエストにより、夏休みの課題をやることになりました。

    参加者お二人に与えられた学校からの課題は 「夏休みの思い出」

    今回は、下書きから始めました。まず、何を描くか決めていないので、まず決めるのが大変です。まずは、A4サイズのコピー紙で、下書きとアイディア出しをして、画用紙に描いていきました。この方法だと、いきなり描きはじめるより、じっくり構想を練ることが出来ていいですね。

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    ネルちゃんは、お父さんが帽子のデザイナーさんだそうです。帽子の展示会の思い出でしょうか。色々な帽子が並んでいます。

     

    そして、、経つこと約2時間。完成です。ネルちゃんは時間内に出来上がりました。素晴らしい集中力とスピードです。

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    バックは木の壁でしょうか。カラフルな帽子たちが際立っていて素敵です。窓枠のグレーがポイントとして、いいです。個人的には、水色の展示ポールの先に生えている新芽のようなもの。

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    ことちゃんは、海の思い出。夏休みらしいですね~。砂浜、波打ち際、海と、丁寧に描かれてます。手前に配置しているテントがいいですね。これだけで、グット絵に味がでました。海で泳いでいる男の子が楽しそうです。

    お二人の全体的な色合いが似てしまったのは、水彩パレットを共有したからです。とは言え、全然違う作品が仕上がりました。こういうのも面白いです。

    次回のアートスクールは9月は28日(土)15:30開催です!

    9月は涼しくなっていると思うので、ちょっと外へ出かけるかもしれません。

    ご参加お申込みや詳細の確認は、以下リンクより。

    https://gallerykissa.jp/ai1ec_event/20130928-2?instance_id=3226

    2013.6.29(土) アートスクール

    約月1回のペースで開催している gallery kissa でのアートスクール。今回で3回目となりました。

    毎回、講師の大絵晃世さん(東京藝術大学所属)に工夫していただき自由な雰囲気の中アートを楽しんでいます。スクール生の出来上がる作品も面白いものばかりで今後のさらなる展開が楽しみです。

    今回のブログの写真はすべて中野扇さんによるものです。撮影ボランティアで参加いただきました。素敵な写真をありがとうございます。

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    6月29日に行われたアートスクールは、「自然の造形美展」開催中ということで、モチーフは、展示物だったり、大絵先生がご用意いただいた、「夏らしいものたち」で、”モチーフから自由に発想してみよう”ということで、始まりました。

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    キッサ店長こと、ユッキー。かなり自由です!ためらいなく白いスケッチブックに豪快に色を付けています。

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    大絵先生に、「パイナップル」、「ラムネの瓶」、「夏みかん」をご用意いただきました。ユッキー画伯は手元も見ずに描きすすめます。

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    ユッキー画伯、モチーフを見るだけでなく、臭いも確かめているようです(でも、勝手にモチーフを動かすのは困りますね・・・)

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    今回初参加のSちゃん、吉村さんの新作「uninoco = ウニノコ」をモチーフとして選ばれたようです。

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    大絵先生がの使い古したお椀。色がまさにラムネの瓶になってますね。

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    ↑調子に乗りすぎですね・・・、それはそうと、皆さん素敵な作品が仕上がりました!

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    大絵先生コメント:

    『カメラマンの中野さんの作品!ゼンマイ?の雰囲気が出ています。この写真の撮り方が素敵ですね。』

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    大絵先生コメント:

    『完成!初めてなのに、このヒトデをまとう空間を出せるのがすごいです。
    きっと絵が本当に好きなんだね!

    パステルの使い方が上手!』

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    Sちゃんのお母様。中心に配置されたウニノコのディテールと、周辺に配置されたカラフルなパステルのカラーのウニノコ達との対比がとてもいいですね。水玉が空間を埋めているところがカラフルな胞子が飛んでいるようにも感じられます。ウニノコの世界観がすてきに伝わってきます。

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    大絵先生コメント:

    『いつも参加してくれているMくんの作品。
    いつもながら、じ・・・自由!!!笑

    よく見ると・・・左上に「雨ニモマケズ・・」と、詩が書かれています。その下には竜巻!
    そして、成長大って・・・!!??

    モチーフを見ながら描くと、形をとれるし、上手ですね!』

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    こちらは、Mくんお母様の作品。それぞれのモチーフの肌触りが伝わってきます。アルソミトラのふわふわ感素敵です。

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    大絵先生コメント:

    『完成!!ラムネ瓶とピックの枠が面白いっっ!!Nちゃんのセンスがすごいです。背景の黒が夜空 のようで、とっても素敵!!』

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    大絵先生コメント:

    『いつもはデッサン調の絵を描いているKちゃん。今回は折り紙が生きましたね!後ろの空間の描き方が見事!』

    さて、次回のアートスクールは7月は20日(土)15:30開催です!

    7月のタイトルは「好きなものを見つけよう!」です。

    当日、お持ちいただきたいものとしては、雑誌や写真などの、
    自分の好きな物をお持ちいただき、それらをモチーフと
    しようと思います。

    大絵先生が、毎月、工夫をしながらアートスクールを楽しく行えるよう
    スクールのシラバスを考えていただいております。

    お問い合わせは info@gallerykissa.jp 瀧本まで。

    場所: 〒111-0053 東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
    電話 03-5829-9268 ファックス 03-5829-9157

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      大絵さんに直接、お問い合わせをされたい方は下の番号までお気軽に!

      070-5075-7881

      アートスクールの基本的な持ち物:

      スケッチブック、絵の具セット、鉛筆、練り消しゴム、雑巾、汚れてもよい服装。

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