Bruno Albert-Gondrand 個展 Solo Exhibition @柴又

柴又と言えば、もちろん寅さんですね。実は柴又の駅に降りたのは初です。。。そして、寅さんの映画もあまり観たことがありません。すみません。

こちらは、見送るさくら像ですが、柴又駅を降りるとつい皆さんにつられて写真を撮ってしまいます。

ギャラリーキッサでは、ひっそりといつでもシルクスクリーンのワークショップを開催しているのですが、宣伝は一切してないので、まあ問合せはないですね。。。

そんななか昨年の1月にお申込みがあり、シルクスクリーンの製版ワークショップを行いました。そのとき、参加いただいたのが Brunoさんです。以下、その時の様子。

木枠に紗張り

製版作業(イラストは Brunoさん)

製版いただいた版を使って、和紙へのプリントと、Tシャツへのプリント体験まで行っていただきました。とてもかわいいイラストですね!

Brunoさんは、フランス出身のアーティストですが、日本語が話せないということで奥様と一緒に参加いただきました。作品作りに活かしたいということで、シルクスクリーンのワークショップにご参加いただいたので、資材の調達方法から、なるべく安上がりに制作する方法を色々と伝授しました。

そんなことから、約一年経ちまして、Brunoさんから、個展を柴又で開催すると、お誘いいただいたので「これは行かねば!」と、行ってまいりました。独学で学んだシルクスクリーンですが、そんな自分が教えた方がこうやって、シルクスクリーンのアーティストとして作品を発表されるとは感激です。

Bruno Albert-Gondrand 個展 Solo Exhibition at Atelier 485 Tokyo.
2019年3月23日(土)- 24日(日)& 30日(土)- 31日(日)

下町の人たちの暮らしを描いたイラストが中心ですが、独特のユーモアと視点がとても素敵です。

和紙にシルクスクリーン印刷でプリントされているのですが、モノトーンで木版画のような質感で、個人的にはシルクスクリーンは布ばかりに印刷していたので、とても新鮮で良かったです。

Brunoさんです。シルクスクリーンの製版は太陽光で行っているそうです。個人的には太陽光は安定しなくて、難しいのであきらめたのですが、Brunoさんは膨大なデータを蓄積されて、今ではほぼ間違えなく製版できるようになったそうです。その他、シルクスクリーン制作の苦労話を色々と、、、プリントも何度も失敗を重ねてようやく作品発表までこぎつけることが出来たそうです。いやー、素晴らしいです。そして、シルクスクリーンの良さを分かち合えてうれしいです。

Brunoさんのホームページやインスタグラムもぜひ訪ねてみてください
Bruno Albert-Gondrand
https://www.instagram.com/bralgo.art/
https://bruno-albertgondrand.wixsite.com/arts

天気が良かったので、柴又帝釈天へもお参りに

前から見たかった柴又帝釈天の彫刻も観てきました。こちらも、素晴らしい彫刻で見応えがありました。

ギャラリーキッサでも引き続き、シルクスクリーンワークショップを行っていますが、5月24日(金)、25日(土)、26日(日)は、第11回モノマチがあり、3日間ギャラリーでシルクスクリーンワークショップを行う予定です。無地のTシャツや布ものをお持ちいただければ、沢山ある作家さんイラストのシルクスクリーン版を使って印刷体験できます(所要時間20分程度)

特別にA4サイズの製版ワークショップも各日4名限定で行う予定です(4時間)。もし興味ある方がいらしたら、お問合せください info@gallerykissa.jp