「馬塲稔郎 木彫体験 バクを彫ろう!」お疲れ様でした!2019.3.30

先週の土曜日3月3日に、木彫作家 馬塲稔郎さんを講師に迎えて、午前と午後あわせて5時間の木彫体験ワークショップでした。

開始前の様子~。

皆さん、無事色塗りまでたどり着けますでしょうか。
講師の馬塲稔郎先生

時間内で終了できるように、こちらの状態からスタートです。今回の材料は朴(ホオ)の木です。すでに何となくバクですが、、、彫りはここからが勝負です。

まずは、四つ脚部分を細工鋸と彫刻刀で作っていきます。朴の木は、あまり木目の癖が強くなくて、サクサクと彫りやすいです。

とにかく集中。皆さん、口数も少なく、もくもくと木と向き合います。


見本を用意してくださっているので、見本と写真を見比べながら彫りますが、彫っていると、色々とバクの細かいディテールの難しさに気づきます。体も想像してたより、スリム?のようです。

自分も一緒に参加させていただいて、彫っているので、つい没頭してしまし途中過程の写真があまりありません。もうひと頑張りでしょうか??


みなさん、とてもいい感じに出来てきましたね。ここまでで、彫りの時間4時間半。まだまだ、彫りたいというところを我慢して、塗りに進みます。

無事完成しました!

オシャレなネックレス!可愛いですね~。
手前が私のバクです・・・・塗は難しいです。奥の紺色のバクさんもオシャレです。
カラフルでポップなバクさん。
やさしそうなバクさん。どれも同じ木からですが、色塗りで印象がだいぶ変わりますね。
白色の毛の部分をあえて塗らずに、木肌のまま。風合いがあって、すごくいいです。

並べるととてもかわいいですね。ところで、バクは色が白と黒とコントラストが高いので、並べて写真を撮るのがすごく難しいです。

長時間の木彫体験ワークショップだったのにもかかわらず、「次は8時間のコースを!」というリクエストが来るツワモノがいらしてりして、皆さん完成度が高くてすばらしかったです。

次は、もう少し自由度を高めて、本格体験にしようかと考え中ですので、またぜひキッサでの木彫ワークショップにご参加ください。

木彫講師 馬塲稔郎
1980 東京都生まれ
2003 明星大学 生活芸術学科 卒業
2004 明星大学 木材造形研究生 修了

人の気持ちや感情を、動物の姿・形を
借りて表現する、動物彫刻のシリーズ
animalier(アニマリア)を展開。
近年では動物以外のモチーフ、
植物や人物なども制作している。
彫刻・美術普及のため、積極的に
ワークショップなども開催。
http://animalier.jp/