ケモノと秋のかくれんぼ はしもとみお・馬塲稔郎・本多絵美子・花房さくら 展示風景

ケモノと秋のかくれんぼ チームツチノコ 彫刻家4人展 =はしもとみお、馬塲稔郎、本多絵美子、花房さくら 2018年11月25日をもって無事終了致しました。

足をお運びいただいた沢山の皆様、本当にありがとうございました。また、展示を気にかけていただいた方々もありがとうございます。

展示は終了いたしましたが、展示の様子を写真でお届けします。

チームツチノコ:左から 花房さくら、本多絵美子、はしもとみお、馬塲稔郎

ツチノコ:左から 花房さくら、本多絵美子、はしもとみお、馬塲稔郎

秋の聲(ホンドタヌキ)、冬の聲(キタキツネ) 〈本多絵美子〉

ギャラリー会場風景

おふとんに寝る犬 〈はしもとみお〉

のびするネコ、ひよこ〈馬塲稔郎〉 ねむり犬〈はしもとみお〉

ねむり犬〈はしもとみお〉

〈はしもとみお〉

森の声(オラウータン)〈馬塲稔郎〉

空をさがす(コメツキムシ)、空豆象蟲〈本多絵美子〉 うさぎのドローイング〈はしもとみお〉

隙間の住民(文庫本)〈花房さくら〉

隙間の住民(ガム)〈花房さくら〉

オオハマモリさま(蛤)〈本多絵美子〉

ツチノコ、土の子〈本多絵美子〉

歩くパイロン〈花房さくら〉

猫包み、猫の実〈花房さくら〉

雲龍〈馬塲稔郎〉

春をまつ(ヤマネ)〈本多絵美子〉

ふりむき月くん2代目〈はしもとみお〉

貯蓄(シマリス・種)〈本多絵美子〉、シマリス〈はしもとみお〉

こむぎ(猫)〈はしもとみお〉

楠とテングザル(ペン画)〈はしもとみお〉

ねるつき〈はしもとみお〉

プレーリードッグ〈はしもとみお〉

切手型ブローチ〈本多絵美子〉

はしもみおさんのお父様、パパの絵コーナー

パパのカレンダー 2019年(歴代セレクト版)

パパの絵、ぬいぐるみはママの作品

パパの絵とパパのグッズ

ママのクッション

Tiger〈馬塲稔郎〉、カラカルのカール〈はしもとみお〉

前世は猫(ソフトクリーム)〈花房さくら〉

前世は猫(ティッシュ)〈花房さくら〉

アコガレ(ウミガメ幼体・卵)〈本多絵美子〉

白いキリン〈馬塲稔郎〉

添い猫〈花房さくら〉、白いユニコーン〈馬塲稔郎〉

 

なお、パパ画伯の絵のシルクスクリーンのTシャツやトートバッグ、パパのカレンダー2019年版は、引き続き、メイドインキッサで販売しています。この機会にぜひどうぞ。

https://gallerykissa.jp/handmade/

 

「ケモノと秋のかくれんぼ」 チームツチノコ 彫刻家4人展

会期:2018年11月2日(金)~11月25日(日)
時間:12:00 – 19:30 水-土 (~17:00 日曜日) 休日、月・火曜日
場所:gallery kissa 111-0053 東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
※4階ですがエレベーターはございません
03-5829-9268 https://gallerykissa.jp

「ケモノと秋のかくれんぼ」 チームツチノコ 彫刻家4人展 開催のおしらせ。

11月2日(金)より「ケモノと秋のかくれんぼ」 チームツチノコ 彫刻家4人展(はしもとみお・本多絵美子・馬塲稔郎・花房さくら)を開催いたします。

「ケモノと秋のかくれんぼ」 チームツチノコ 彫刻家4人展

展示期間: 2018年11月2日(金)~11月25日(日)
開廊時間: 水-土12:00~19:30 日~17:00 月火・休廊

チームツチノコとは、ツチノコ=木槌(キヅチ)と鋸(ノコギリ)を組み合わせた木彫彫刻家のユニット名です。日本各地の美術館展示などでも活躍される、肖像動物彫刻家のはしもとみおさんを筆頭に、動物や生きものを主体に木彫で表現する新進気鋭の彫刻家ユニットです。

今回のDM作品は、それぞれの作家にツチノコにちなんだ生物を制作いただきました。上から、花房さくらさんのミドリオトナシツチノコ(お座敷ツチノコ)、はしもとみおさんは人家に紛れたイヌノコ、本多絵美子さんは、亀のようなツチノコ、馬塲稔郎さんは、龍のタツノコです。

「ケモノと秋のかくれんぼ」というタイトルは、ツチノコのような不思議なケモノ=どうぶつたちが、人家や、森・山、海、空にかくれているということから付けました。

秋は木の葉が舞い落ち、不思議なケモノがかくれるのにピッタリな季節です。ぜひ、会場で不思議なケモノたちを探してみてください。以外な所にかくれているかもしれません。

花房さくらさんは、今回チームツチノコの新メンバーとして加わった木彫作家さんです。愛知県立芸術大学卒業後、淡路島に住み主に猫の木彫りを制作している作家さんです。ふしぎな世界観で猫たちが活躍する作品を創る、注目作家さんです。

展示期間の作品の販売について
展示初日を含む3日間(11/2、11/3、11/4)の販売は抽選方式を取らせていただきます。申込点数は一人一作家につき1点まで。
複数申込のあった作品は抽選となり、11月5日に当選番号をホームページで発表します。

ワークショップの予定[要申込]
11月11日(日)
10時~13時 講師:はしもとみお「伏せポーズの犬」
14時~17時 講師:はしもとみお「どうぶつブローチ」
11月18日(日)
10時~13時 講師:馬塲稔郎「ミーアキャット」
14時~17時 講師:花房さくら「猫の実」
11月23日(金・祝)
10時~13時 講師:本多絵美子「ツチノコ」

参加費4,500円(材料費込)
※参加申込受付は10月7日(日)正午よりオンラインショップで受付開始します。

伏せポーズの犬

どうぶつブローチ

ミーアキャット

猫の実

ツチノコ

omake企画
一度見たら忘れられないとうわさの はしもとみおパパのイラストも展示。みおパパグッズもお見逃しなく!

はしもとみお
1980 兵庫県生まれ
2005 東京造形大学 彫刻専攻 卒業
2007 愛知県立芸術大学大学院 修了

木彫りで動物たちのリアルな肖像をつくる
彫刻家。身近な犬や猫たちを中心に、
猿や熊、亀などいろいろな出会った動物
たちを製作中。全国各地からオーダー
メイドで動物たちの肖像彫刻を制作する
傍ら、さわれる彫刻展をテーマに、どうぶつ
たちの彫刻展覧会を各地美術館にて開催。
著書に「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」
「旅する彫刻」、絵本「神様のないた日」
「はしもとみおの木のどうぶつ図鑑」。
http://kirinsan.awk.jp/

馬塲稔郎
1980 東京都生まれ
2003 明星大学 生活芸術学科 卒業
2004 明星大学 木材造形研究生 修了

人の気持ちや感情を、動物の姿・形を
借りて表現する、動物彫刻のシリーズ
animalier(アニマリア)を展開。
近年では動物以外のモチーフ、
植物や人物なども制作している。
彫刻・美術普及のため、積極的に
ワークショップなども開催。
http://animalier.jp/

本多絵美子
1982 東京都生まれ
2005 東京造形大学 彫刻専攻 卒業
2007 東京造形大学大学院 修了

木を彫る技法を通じて、生き物と場所との
関係性をテーマに活動する彫刻家。
展示される空間を生きる住処として捉え、
人と共に生きる身近な虫や動物をモチーフ
として制作。
全国各地で個展やグループ展を開催する他、
講師として積極的にワークショップを行い、
木を彫る喜び・普段触れることのない
生き物を観察する楽しさを伝えている。
http://www.ne.jp/asahi/mizutamari/life/

花房さくら
1985 青森県生まれ
2014 愛知県立芸術大学 彫刻専攻 卒業
2016 愛知県立芸術大学 博士前期課程彫刻領域 修了

ある日突然思い立ち、仕事を辞め彫刻の道へ
進むことを決意。現在、淡路島の玉ねぎ畑に
囲まれて制作活動中。
隠れるも探すもたのしいかくれんぼ。猫たち
もワクワクしながら隠れます。そっと潜んだり、
時には変身したり。誰かに見つけられるその時を、
今か今かと待っています。
https://www.hanafusa-sakura.com/


花房さくら「猫の実」

gallery kissa
瀧本佳成

「ケモノと秋のかくれんぼ」 チームツチノコ 彫刻家4人展

会期:2018年11月2日(金)~11月25日(日)
時間:12:00 – 19:30 水-土 (~17:00 日曜日) 休日、月・火曜日
場所:gallery kissa 111-0053 東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
※4階ですがエレベーターはございません
03-5829-9268 https://gallerykissa.jp

はしもとみお木彫りの世界展 どうぶつたちの棲む森 酒田市美術館

先週、酒田市美術館で開催中のはしもとみおさん展覧会、はしもとみお木彫りの世界展 どうぶつたちの棲む森へ出かけてきました。

会期は平成30年3月17日(土)~4月22日(日) 最終日は明日です。

酒田市は初めて訪れる街ですが、東京から飛行機で行くとすぐです。飛行機の上から見た山々がすごくて、日本の景色ではないような、すこしカルチャーショックを受けました。山多すぎですよ、山形。

空からみる虹は円なんですね。初めてみました。

こちらが酒田市美術館。荘内空港から車で30分くらいです。

あいにくの曇りでしたが、美術館の庭から眺める鳥海山はバッチリ見えました。美術館の周りや、眺める景色が素晴らしくて、文化施設に対する思いを感じる場所です。

お馴染み、初代月君。「散歩に連れてって」の図

入口付近に設置されたメッセージツリー。ここに貼られているのはごく一部で、はしもとみおさんに向けた沢山のメッセージがファイルされていました。

初代月君と、二代目月君のツーショット。

可愛すぎる、二代目月君の立ち姿

デッサンも沢山展示されています。

膨大なミニ彫刻たち・・

ねこカードの数々

貫禄のチグリス

シナモン

福岡県相島にいるねこちゃん

主に巣巣さんが制作されたビデオ作品も上映されていますが、どれも素敵で見入ってしまいました。

トムくん

ドンちゃん

はなももさんのところのラクダ達とサンちゃん

ウララちゃん

会場も広く、展示もゆっくりとみられて、沢山の彫刻とデッサンを堪能できました。

まだの方はぜひ!

先週桜は8分咲きくらいでしたが、桜の匂いが強く、とてもいい匂いでした。

明日明後日は、天気もよさそうですし、見ごろでしょうね。

 

前から行きたかった土門拳記念館が、酒田市美術館の隣にあります。

建物も写真も素晴らしかったです。

平田牧場の直営店で食べたとんかつも美味しかったですが、お米が本当においしいですね。

はしもとみおさんの東北地方での展示は初、ということのようです。

ぜひ足を運んでみてください。

 

2018年3月17日(土)〜4月22日(日)
どうぶつたちの棲む森
はしもとみお木彫りの世界展

酒田市美術館  〒998-0055 山形県酒田市飯森山三丁目17-95

●開館時間
午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

はしもとみお 旅する彫刻 2016年2月2日発売(MdN)のお知らせと、1月30日 テレビ東京クロスロード

昨年2015年の企画展示「旅する彫刻 はしもとみお展」は、個人的に彫刻だけでなく、彫刻のモデルとなった子が一緒に暮らしている様子を見てみたい、そして写真や映像記録として後世に残したいという思いから始めたプロジェクトでもあります。

その展示がきっかけで書籍化された「旅する彫刻」の写真集+エッセイがついに来月の2月2日より発売となりました!!! 本日、その完成見本を手にして、いよいよという感じです。

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昨年の展示では、フェネックというかわいい小さなキツネの飼い主さんに2014年のはしもとみおさんの展示の時に出会ったことがきっかけで新作としてはしもとみおさんに制作いただけることになり、木彫り制作前のデッサン風景を取材したのが初の取材でした。そのときは、写真家の砺波周平さんと共に、映像の高地寛さんにも撮影をいただき、ムービーも制作。男嫌いというアピさん見慣れない男3人に囲まれて、ちょっと怒りムードのフェネック アピさんでしたが、めちゃめちゃかわいかったです。

http://youtu.be/r8sULbbKls8

昨年の展示では、はしもとみおさんのアトリエで愛犬黒柴犬の月くん、フェネックのアピさん、フレンチブルドックのディエゴくん、そして、我が家のおばあちゃんキジトラ猫のタラちゃんの4つの彫刻とその彫刻のモデルとなった動物たちの写真と彫刻を展示しました。展示終了後も取材を続け、合計9か所の取材をしました。どこの取材先もとても楽しかったです。

今回は本の発売記念特典として、彫刻家 はしもとみお氏が制作したオリジナル彫刻「旅するブレーメン」を1名様にプレゼントという超豪華特典があります。応募締め切り 2016年3月31日(当日消印有効)

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個人的に、めちゃめちゃほしいです。。

今ギャラリーは、常設展示の期間中ですが、一部スペースで本の表紙の彫刻でもある我が家のタラちゃんの彫刻とともに、写真展示も行っています。ぜひ、彫刻に会いに来てください。

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最後にお知らせですが、来週の1月30日(土)22:30~23:00 テレビ東京の「クロスロード」という番組で、はしもとみおさんが特集されるそうです。本に登場する写真も一部使っていただけることになっているので、ぜひ観てみてください~。

本のPVもあります。(制作: 映像制作独楽 高地寛)

旅する彫刻 無事終了しました。

今回のはしもとみお展 「旅する彫刻」 から新たな家族の元へ旅立った彫刻達。おかげ様で展示も無事終了しました。今回の展示のプレオープンライブから最終日までの延べ人数は2002名でした。もちろん展示期間中2000人を超えたのは初めてです。ご来場いただいた沢山の方々、並びに、遠方より応援いただいていた皆様、ありがとうございます。

お出迎えをお待ちかねの皆様。お待たせしました。明日発送致します。

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今日の搬出時には、はじめてリアル月君がギャラリーに遊びに来てくれました。

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彫刻と共に今日も旅する月君

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「旅する彫刻」というプロジェクトはまだまだ続きますので、次にも期待を。なお、今回の展示のために制作した冊子 「旅する彫刻 Vol.1」 は、オンラインショップでもご購入いただけます!はしもとみおさんの彫刻の魅力がまた違った角度から楽しめる一冊になっていると自負しています。ぜひ、まだ手に取っていないかたもご覧いただけたら幸いです。

https://gallerykissa.jp/shop/2015/1786

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旅する彫刻 はしもとみお展 展示風景 2015.06.14

5月16日から開催している、「旅する彫刻」 はしもとみお展ですが、あっという間に1ヶ月が過ぎようとしていて、ついに今日から最後の週に入りました。ギャラリーもつい先日の6月9日で3周年を迎えました。あまり多くの作家さんを取り扱うギャラリーではないのですが、出会った作家さんに育てていただきながらギャラリーとしてようやく根が張ったように思います。

特に今回の「旅する彫刻」の展示では、ギャラリーのオープン前からお世話になっていて写真家として尊敬している、写真家の砺波周平さんの写真と共に、はしもとみおさんの彫刻が展示出来たのは感慨深いものがあります。

今回の展示にまだ足を運んでおられない方にも、展示の様子を感じていただけたらと思います。

テナガザルのビージー君、東京での展示は初だそうです。享年39歳。制作年はビージー君が38歳。40年近く一人のおばあちゃんに育てられたそうです。

会期の途中から、展示に加わった新メンバー、猫のニュリ、ニュニャちゃん。はしもとみおさんが現在制作途中の福岡県にある猫島(相島)猫の猫さんです。

以下は先週、写真家 砺波周平さんに撮影いただいたギャラリーの展示風景です。

展示は、今週末の6月20日(土)まで開催しています。月曜日・火曜日は定休日となっていますので、お出かけの際はご注意ください。

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今回、3,000枚刷った展示のDMもすべてなくなってしまいました。なくなってしまったDMの代わりに本日から会場では、特製ステッカーを無料配布しています。会場に来られたかたは、ご自由に持ち帰ってください。

はしもとみお個展 「旅する彫刻」 2015年5月16日-6月20日 5月15日プレオープンライブ

gallery kissaでは、昨年に続き第二回目となる、彫刻家 はしもとみお個展を今週末5月16日(土)より開催します。

今回の展示のタイトルは「旅する彫刻」ですが、この展示企画は昨年の展示が終了した直後2014年6月よりスタートしました。

彫刻家 はしもとみおは、動物の肖像彫刻をライフワークとしていますが、それは、単に動物を彫刻するということではなく、その仕事は「個」として生きてきた証を彫刻に込めることにあります。自分を含めた人それぞれに、おのおののストーリーがあり、生まれた土地と時間、家族や生活環境、毎日沢山の新たに誕生する生命があり、同時に死を迎える命があります。どの人の人生をとっても、誰にも替えることは出来ない個々のストーリーがあります。それは、動物にとっても同じことです。はしもとみおが感じる「命」の美しさというものは、そのような個としての生命の形であって、種や属などに分類分けされた動物の形ではないのだと、彫刻が教えてくれるようです。

はしもとみおの動物彫刻をみると思わず声をかけたくなります。逆に、彫刻が話しかけてくることがあります。たとえば犬や猫といった動物を家族の一員として飼ったことのある方であれば、人間の言葉は話さなくても、その子が何を言いたいのか理解できることが多々あるかと思います。はしもとみおの彫刻がリアルに感じるのは、形のリアルさの追求だけではなく、動物達が語り掛ける言葉に耳を傾け、それを形にしているからなのだと思います。

はしもとみお展では、普段、彫刻になったモデルの動物というのは、彫刻を依頼した飼い主とごく一部の人しか知ることができず、そのモデルとなった動物達の彫刻をみて想像して楽しむしかありませんでした。今回の企画展示「旅する彫刻」 は、はしもとみおのアトリエでうまれた彫刻が、依頼主の所へ再度旅立ち、家族やモデルとなった子と一緒に暮らしている様子を写真で残す「旅する彫刻プロジェクト」の一部でもあります。モデルとなった動物達と彫刻が一緒に暮らしている姿を写真を通して皆様にお伝えしたいと思います。

写真撮影を行っていただいたのは、写真家の砺波周平さん(http://tonami-s.com/)です。砺波さんの写真にはいつも時間が流れています。写真というのは、時間を止めるものだと思っていましたが、砺波さんの写真から見えるのはシャッターを切った時の何分の1秒といった停止した時間ではなく、過去からずっとつながっている時間の流れのようなものが見える気がします。

今回の展示に向けて、フレンチブルドックのディエゴくん、黒柴犬の月くん、キジトラ猫のタラちゃん、フェネックのアピさん、計4か所に取材に行き、はしもとみおの彫刻と彫刻のモデルになった動物達を写真に収めました。

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フレンチブルドック ディエゴくん

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黒柴犬 月くん

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キジトラ猫 タラちゃん

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フェネック アピさん(新作)

今回の展示では、彫刻のオーナー様の特別なご厚意により、写真とともに、それぞれの彫刻を一緒にみることができます。

ここで、1つ悲しいお知らせをしなければいけないのですが、昨年の冬に取材させていただいた、フレンチブルドックのディエゴくんですが、つい先日の2015年2月15日に脳腫瘍のため息を引き取りました。ご家族の悲しみもまだ癒さることもなく記憶に新しいときに、ギャラリーでの展示で1ヶ月もの間ディエゴくんの彫刻をお借りするのは申し訳ないので、写真の展示だけにとどめようと考えていましたが、ご家族の方から「弔いをかねて展示にお貸しします」と言っていただきました。天国にいるディエゴくんにはご冥福をお祈りするとともに、今回の展示を天から見守っていただきたいと思います。

また、今回の展示に向けて、砺波周平さんが撮影した写真をいくつかまとめた小冊子「旅する彫刻 Vol.1」というのを作成しました。ごくごく少部数しかありませんが、ご興味ある方は展示の際にお問い合わせください(※好評でしたのですこしずつ増刷しています。沢山の方に手に取っていただきたいと思います。)。

A4変形のスクエアサイズ(写真本文28ページ)で展示期間中 1,000円(税込)で販売します。

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「旅する彫刻」展示のオープニング日は、5月16日(土)ですが、今回はプレオープンとして、15日(金)19:30からプレオープンライブを行います。

はしもとみおの実兄の打楽器奏者橋本学、テルミン奏者トリ音、ガットギター奏者前原孝紀のトリオライブです。

橋本学さんは、自身のブログで今回のライブ企画の意気込みを語っていらっしゃるので、ぜひ読んでみてください。おもしろいですよ~。

対談 橋本学×Dr.M 「旅する彫刻」

対談でも語られていますが、今回展示にあたって、橋本学さんに、ディエゴくん・アピさん・タラちゃん・月くんという、彫刻のモデルとなった動物達のテーマソングの作曲を依頼しました。最近は、「ラブ・イズ・ミラクル」というミュージカル作品に、全曲作曲された曲を提供するなど、打楽器だけでなく、作曲家としても活躍されている橋本学さんです。どんなテーマソングが出来てくるのか今から気になります!

ぜひプレオープンライブに来て、今回の企画展示の全貌を体感してください。

最後に、今回は様々なメディアでも、はしもとみお展 「旅する彫刻」について載せていただいています。この場を借りてお礼いたします。ありがとうございます。

MOE 2015年 06 月号は、ヒグチユウコさんの特集ですが、実はフレンチブルドックのディエゴくんは以前、MOEのADも務めていたことがあり(MOE 編集部ブログ AD ディエゴの先取り情報)、そのご縁もあって、「旅する彫刻」展示について展覧会情報の所でインタビューも交えて1ページ分大きく取り上げていただいてます。

ギャラリー 2015 vol.5という全国のギャラリー情報を集約した雑誌ですが、実はギャラリーからご近所の浅草橋に編集事務所があり、今年で雑誌刊行30周年を迎える老舗のアート情報誌です。「現代作家の視線」という連載特集で今回、はしもとみおを取り上げていて5ページにわたっての記事があります。こちらはギャラリーでも販売していますので、ぜひ手に取ってみてください。

最後に 天然ねこ生活 (CHIKYU-MARU MOOK 別冊天然生活) ムック – 2015/4/6。猫好きにはたまらない、猫作家を網羅しているムック本。こちらも猫好きには永久保存版。はしもとみおさんの所で今回の展示についても記載していただいています。

ぜひ、今週金曜日のプレオープンライブとともに、土曜日から開催する、はしもとみお展 「旅する彫刻」にお越しください。

展示には、今回取材した動物達だけでなく、過去に制作された様々な等身大の彫刻他、販売用にも小さな彫刻や、猫ブローチなども並びます(プレオープンライブ時には販売いたしませんので、ご了承ください)。いくつかグッズも制作しましたので、またご紹介いたします。

旅する彫刻プロジェクト特設サイト  https://gallerykissa.jp/tabisuruchokoku/

さらには、来週の週末22日(金)、23日(土)、24日(日)はモノマチという台東区南部地域のモノづくりイベントがあります。gallery kissaも参加しています。期間中は、様々なワークショップやイベントが盛りだくさんですので、ぜひオフィシャルサイトをチェックしてみてください(http://monomachi.com/)。なお、モノマチ期間中ギャラリーでは、はしもとみお木彫りのワークショップ(すみません、予約満席です)も予定しています。さらに、ご近所の革小物を作られているジジ・ファッブリカさんとのコラボ企画で、わんちゃん首輪を作るワークショップも予定しています。いくつかの種類の革を選んでいただき、オリジナルの首輪とつくることができます。参加費は材料費込で3,800円ですが、プラス300円にて、モノマチの参加店のアーティスティックビューティーさん所で、素押しのネームを押してもらうことができます。通常は2,000円が、モノマチコラボ価格で300円。とても、社長さんがやっている創業100年以上の箔押し屋さんです。セレクトいただいた革も素敵な革で、使いこむとさらに渋い光沢が出てきてかっこよくなるという革。ぜひ、この機会にわんちゃんの首輪を作ってみてください。

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【展示会会期】
会期: 2015年5月16日(土) ~ 6月20日(土)
会場: ギャラリーキッサ gallery kissa
時間: 水-土 12:00 – 19:30 / 日 -17:00 休廊日: 月・火

レセプション   :5月16日(土)18:00-
プレオープンライブ:5月15日(金)19:30-
出演:「橋本学(per)×トリ音(テルミン)×前原孝紀(g)」
【アクセス】
東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
tel: 03-5829-9268・web: gallerykissa.jp

はしもとみおワークショップ 5.17 「いぬのデッサン教室」 5.23 「ウサギの彫刻」 5.24 「お座りする犬の彫刻」

彫刻家はしもとみおさんの魅力が沢山つまった、木彫りのワークショップとデッサン教室を5月の企画展示、「旅する彫刻」 はしもとみお展に合わせて開催いたします。

ギャラリーでは、はしもとみお彫刻展示を行っていますので、ビル屋上(屋外)でのワークショップとなります。テントを張りますので、直射日光は避けられますが、天候に合わせて過ごしやすい服装でご参加ください。なお、天候によっては中止になる場合があります(※小雨決行)。あらかじめご了承ください。

 

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2015年5月23日(土)
「手のひらに乗るウサギを彫ろう」

午後の部 10:00~13:00
午後の部 14:30~17:30 各回定員15名

※今回は耳の立ったウサギのおすわり彫刻です、耳の垂れたウサギは彫れませんのでご了承ください

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2015年5月24日(日)
「お座りする犬を彫ろう」

10:00~13:00
定員15名

撮影: 砺波周平


 

はしもとみお木彫りのワークショップ

講 師: はしもとみお
参 加費:  税込 4,300円 (材料費込み)
持ち物:  あれば彫刻刀 汚れてもいい服装、エプロン、題材の写真資料等
バンドエイド(手を切ってしまった時などに)、筆記用具

また、木彫りのワークショップ期間中は、「モノマチ」期間中です。今回で第7回目となる、モノマチセブン。台東区の南部地域で沢山のワークショップなどが同時開催、モノづくりと街の魅力を感じるイベントですので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

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昨年のワークショップの様子は、こちらです。

 


5月17日(日)にはデッサン教室を行います。今回は、デッサンモデルに、豆柴犬のみかんちゃんをお招きして、みなさんで楽しくみかんちゃんをデッサンしたいと思います。

ギャラリーには何度か遊びに来ていただいている、みかんちゃんですが、とてもおとなしくてお利口さん。昨年の「いぬねこ島へようこそ! はしもとみお展」の時には、彫刻と並んで、まるで彫刻のようにお座りをしていました。

「よい彫刻を造るにはデッサンはとても大切」と、はしもとみおさんがいつも言っておられ、写真よりも自身の描いたデッサンを見て彫刻を制作されています。デッサンには絵が上手い下手は関係ありません。ぜひ、絵が苦手という方も、デッサンに挑戦してみてください!

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2015年5月17日(日)
「豆柴犬みかんちゃんを描こう」

13:00~15:30 定員14名

はしもとみおデッサン教室

講 師: はしもとみお
参 加費:  税込 3,200円
持ち物:  スケッチブック(大きめのもの)、画材(鉛筆、コンテ、パステル、水彩など描きたい画材で自由に)

 昨年のはしもとみおデッサン教室の様子はこちら

 

ギャラリー上の屋上(屋外)での開催となりますので、天候により中止になる場合があります(※小雨決行)。
あらかじめご了承ください。

ご予約はこちらのオンラインショップのイベント予約よりお申込みください。

https://gallerykissa.jp/shop/category/item/itemgenre/event

 

ワークショップは、はしもとみお個展 「旅する彫刻」の期間中に開催いたしますので、彫刻展示も同時に楽しんでいただければ幸いです。

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2015年 明けましておめでとうございます。彫刻家はしもとみお「旅する彫刻」プロジェクトについて

新年明けましておめでとうございます。

2015年もどうぞよろしくお願いします。

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ギャラリーは7日からピート・ザ・キャット、くるみガラス、PULL+PUSH PRODUCTS.など常設作家を紹介する常設展示です。ギャラリーキッサは、アメリカ人画家ジェームス・ディーンさんの描くピート・ザ・キャットに魅せられて始めたギャラリーです。ご存じない方は、ぜひジェームスさんの絵を観に来ていただけると嬉しいです。印刷やインターネットで色々な美術に気軽に触れられる時代になりましたが、原画・彫刻など、作家さんの手によって作られた作品は、複製品では味わえない魅力と迫力があります。

特にジェームスさんの描くピート・ザ・キャットの原画は、日本ではギャラリーキッサ以外では目にすることが出来ないので、常設展にも足をお運びいただきたいと思います。

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PETE THE CAT: Creation Pete by James DEAN

ギャラリー企画展示は、単に作家さんの作品を展示するというスタイルではなく、作家の魅力をギャラリーとして伝えるにはどうすればよいかということを常に考えています。十分な時間をかけて企画するということに力を置いています。

特に今年は彫刻家はしもとみおさんの企画展示は「旅する彫刻」というプロジェクトを伝える、新たな試みを行います。この企画展示は何年かに分けて継続していく予定で、プロジェクトの特設サイトを作りました。また、はしもとみお個展の展示期間も2015年5月16日(土)~6月20日(土)と決まりました。

彫刻家はしもとみお『旅する彫刻』プロジェクト特設サイト

「旅する彫刻」 プロジェクトについて

はしもとみおさんは一貫して「生」をテーマに動物の肖像彫刻を一本の丸太から作りつづけています。「個」としての命が生きていた美しさを残したいと いう思いから彫刻家になりました。幼少から動物が大好きで、かわいがっていた仔犬の死を目のあたりにして獣医になることを目指していましたが、15歳のに 時起こった阪神淡路大震災に被災し自身の生き方が一変します。医学が進歩しても亡くなった命を蘇らすことは出来ない。しかし、自然の力に逆らうことなく大 切な命を後に残すことはできないものかと考え、今まで仕事にすることは考えに及ばなかった美術の道に進みます。

美術を通して彫刻と出会い、大好きな動物たちの形を残すということにひたすら取り組みます。現在はしもとみおさんはオーダーメイドの肖像彫刻を主軸 に制作活動を行っています。依頼者のたいせつな家族の一員の動物たちの姿を彫刻にし、また家族の元へ彫刻を旅立たせます。そして彫刻になったいぬ、ねこ、 たくさんの動物たち、はしもとみおさんの手により彫刻になった彫刻たちはその日から、新たな生活や旅が始まります。

「旅する彫刻」プロジェクトでは、そんな誰かにとってかけがいのない動物たちの肖像彫刻の紹介とともに彫刻たちの、その後の暮らしを写真や映像、取 材を通して記録するプロジェクトです。同時に、はしもとみおさんの作品作りの現場を記録するプロジェクトでもあります。すべての命には他の命と取り換える ことができない物語が存在します。本プロジェクトでは、はしもとみおさんの手から生まれた肖像彫刻、モデルとなった動物、そして家族、その全てを「命」の 物語の記録として残したいと考えています。

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ギャラリーのオープン前から、ギャラリー工事の撮影にも携わっていただいている写真家 砺波周平さんに撮影をいただき、このプロジェクトを進めています。砺波周平さんは、特に自身の作品に関しては写真に、人の生活、息遣い、そして時間の流れが込められていて、瞬間をとらえるという写真という媒体でありながら、過去から未来に続く時の流れを一枚の写真で表現されています。本プロジェクトに砺波周平さんに加わっていただけ、色々な意味で本当に良かったと思います。。

次回のはしもとみお個展では、砺波周平さんの写真と共に、はしもとみおさんの新作彫刻の展示を行います。展示のメインとなる新作の彫刻は、昨年のはしもとみおさんの個展で知り合ったドラゴン幻獣羊毛フェルト作家鬼塚kamaさんと暮らすフェネックのアピさんとなります。他にも、「旅する彫刻」プロジェクトで取材したいくつかの家族(自分の家族も含めて)と彫刻が暮らす姿を写真展示します。

もしろん、今までのはしもとみおさんの展示のように沢山の彫刻の動物たちを展示する予定ですので、お楽しみいただきたいと思います。ワークショップやその他企画も予定しています。詳細は決まり次第、後日お知らせいたします。

5月のはしもとみおさんの個展以降は、幾つかの企画展示が決定しています。ぜひご期待ください。

2015年1月吉日 gallery kissa 瀧本佳成

 

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2014年12月6日(7日) 彫刻家はしもとみお、木彫りのワークショップ 撮影:砺波周平

本日で今年最後の日になってしまいました!

大分時間が過ぎてしまいましたが、先日12月6日と7日、ギャラリーで開催された、彫刻家はしもとみおさんを講師にお呼びしての木彫りワークショップの様子です。

撮影を写真家の砺波周平さんにお願いしましたので、砺波さんの写真を主に使わせていただきます。(6日のワークショップご参加者には撮影の承諾を得ていますが、削除希望の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。)

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彫刻家はしもとみおさん。彫刻はケガが付き物です。そのため始める前に必ずケガなどの事故を防ぐための説明から実際の木彫りに入ります。

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ギャラリーキッサでの木彫り教室では、お馴染の顔となった、彫刻家の本多絵美子さん。はしもとみおさんと同じ東京造形大学出身です。とても頼りになる彫刻家2名が講師という豪華なワークショップです。

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12月6日第一部のお題は、「来年の干支 ひつじを彫ろう」です。目指すはこれ。この子を、木の塊から色塗りまで、3時間で終わらせます! 出来る気がなかなかしないですが、自分を信じて乗り切るしかありません。

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ちなみに、下があらかじめ準備された木の塊です。

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木はクスノキを使っています。クスノキは日ごろ、はしもとみおさんが作品で主に使用されている木材で、とても良い香りのする木です。ワークショップの間、この木の香りがギャラリーに充満して癒されます。クスノキは香りが強いので、虫がつかず、防虫剤としても利用されているほど。少し硬い木ですが、硬すぎず柔らかすぎず、彫刻にはとても良い木です。日本に古来からある馴染のある木というのもいいですね。

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塊に掘り出す形をイメージしながら、削る部分を鉛筆などでラフにマーキングします。

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この後は完全に体力勝負。ひたすら削る、彫るをわき目もふらず繰り返します。

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はしもとみおさんに手本を見せていただきますが、ダイナミックに彫るのが本当に難しい!

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わんちゃんも見学に来てくれました。

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大きな削りは彫刻刀だけでなく、ノコギリなども使います。今回も、彫刻刀を使うのもノコギリを使うのも何十年ぶりという方が沢山参加されていますが、使い方の要点を教えてもらいつつ、とにかく挑戦。

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だんだん、彫り進み疲れてくるとケガをする方も出てきますが、落ち着いて対処。 笑顔!で乗り切り。

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はしもとみおさんの職人の手!毎日ノミを持って木を彫っているので、手の皮が厚く固い。小柄でかわいらしい姿とは対照的ですね。

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皆さん、木の中からひつじが出てきました!

でも、一息つく間もなく、まだまだ出来ない~という声も後に、彫刻刀を撤収し色塗りを強制的に始めてもらいます。

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べっとり絵具を塗るのではなく、木の質感を生かしつつ、色を付けてもらいます。使用している絵具はアクリルガッシュです。

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目を入れると、かわいいひつじになりました!

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おお、かわいいです!

最後には、皆さんの作品を一度に並べて、たくさんのひつじを撮影会!

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どのひつじも、個性的で素敵です! ご参加の皆さまお疲れ様でした~。

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続いて、第二部は「月に乗った犬のオーナメントを彫ろう」です!クリスマスなどのホリデーシーズンにピッタリのオーナメント制作に挑戦です。

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でも、大変そうですね…。

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スタートは上のような感じ、月の形がなんとなく出来ていますが、この分厚い月を薄く彫っていくのが、まずは大変です。

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全身の犬は「難しいかも?」ということで、上半身のみの完成モデルもご用意いただきました。

今回は、やはり参加者みなさん、愛犬をモデルにという方が、写真を持っていらっしゃいました。

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月に乗った愛犬のワンちゃんの完成をめざし頑張ります。

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出来てきたところで(出来ていなくても)色塗りをやはり始めてもらいます。

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むむむ、皆さんとても、かわいく出来てきたではありませんか!

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こちらが、皆さんの完成作品!!

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ここまで、2時間半でやり遂げていただきました。びっくりですね。

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お疲れ様!

ちなみに、12月 7日のワークショップも沢山の素敵な作品が出来上がりました。ここから先は、7日の様子を私が撮影したものです!

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色塗り前の完成見本、表面と裏面。

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モデルとして大活躍のルーキー君。

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春の展示の時にも遊びに来てくれたみかんちゃん。

たらーん、こちらが7日の完成作品たち。

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どの子もかわいすぎます!

彫刻家はしもとみおさんのワークショップ、毎回体力勝負のように、参加者の皆様には気合で乗り切ってもらっていますが、最後の完成作品をみると本当にびっくりです。

さて、来年は 「旅する彫刻」 というタイトルで、彫刻家はしもとみおさんの展示企画が決まっています。

すでに、日程も決定 2015年5月16日(土)~6月20日(土)となりました。

はしもとみおさんの彫刻の展示だけでなく、「旅する彫刻」という企画は、はしもとみおさんの彫刻達が旅立ったのその後の暮らしのを写真家 砺波周平さんの写真を通して楽しんでもらおうと思います。

来年早々には、はしもとみおさんのアトリエに行き、新作の制作風景も撮影に行き、はしもとみおさんの仕事の様子も取材に行く予定です。

 

来年も引き続き、ギャラリーキッサをどうぞよろしくお願いします! 2015年4月までは、ギャラリーの看板ねこ君、ピート・ザ・キャットの展示、常設展示が中心です。画家ジェームス・ディーンさんのピート君に会いに来てください! そして、5月以降は新たな作家さん含め、楽しい展示企画が埋まりつつあります。ぜひお楽しみに。

では、ブログを読んでくださった皆さん、来年も良いお年を!