林ゆいか展 『 冬に根をおろす、けものと眠る 』
冬の日のこと
空気はキンと冷え、植物は枯れ、いきものは姿を消し、空も地もグレーが広がる
しんとした静けさ
深く深く、土に潜るような感覚
しずかに作品と向き合う
それはいのちが枯れた地で己のいのちを感じる時間
枯れ草の下に眠るいのちを想い、濃紺の夜に輝く星を眺め、そばに居るけものを抱え、己の深くへと眠るのだ
会期:2024年12月6日(金)~12月22日(日)
時間: 水-土 12:00-18:30/日 -17:00 休:月火
林ゆいか 画家
武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒。大学卒業後デザイン会社などを経て作家活動を始める。日本画や布絵、ペン画や立体などさまざまな手法で作品を制作。目には見えないもの、自然の気配を表現したいと考えている。