美大と呼ばれる学校を卒業して、長い時間がたち、表現と はなにか、いいえ、表現自体を忘れてしまった
中年になりかかった時に、ひとりの音楽家に出会いました 。
社会的には恵まれた立ち位置にいるとはいいがたい彼のイ ンディーズから発売されたCDを聴いたのが、
私の表現の世界への再出発となりました。本当に、目が覚 めました。不遇の天才に出会ったわけです。
音楽も、絵画も、同じ思いで、同じ理想に向かうのだな、 と実感いたしました。芸術がなんであるか、道の途中の私にはわかりません。し かし、
拙いながらも、絵画を完成させ、一番初めに個展を開いた ときに、その、ギャラリーのオーナーさんが、
私の、あの音楽家によっての目覚めを目ざとく見つけてく れ、そこに芸術の芽吹きがある事を、指摘してくれました 。このようにして、思いは繋がります。しばらくして、若いデザイナーさんと再会します。
昔の職場で少しだけ一緒だった彼が、私と同様の時期に、 職種は違いますが、
表現の世界へと転進し、今、何かと手助けをしてくれてい ます。このようにして、道は開けてゆくのかもしれません。そして、ギャラリーキッサの瀧本さんと偶然出会いました 。幾度かお会いしてお話させていただくうちに、
自分自身を、どう修正させてゆけばよいのかが、明確にな りました。このように、今私があるのは、私自身の働きだけではあり ません。
道の途中で複数の同胞と出会い、沢山の心をいただけたの で、今の私があるのです。
中年になりかかった時に、ひとりの音楽家に出会いました
社会的には恵まれた立ち位置にいるとはいいがたい彼のイ
私の表現の世界への再出発となりました。本当に、目が覚
音楽も、絵画も、同じ思いで、同じ理想に向かうのだな、
拙いながらも、絵画を完成させ、一番初めに個展を開いた
私の、あの音楽家によっての目覚めを目ざとく見つけてく
昔の職場で少しだけ一緒だった彼が、私と同様の時期に、
表現の世界へと転進し、今、何かと手助けをしてくれてい
自分自身を、どう修正させてゆけばよいのかが、明確にな
道の途中で複数の同胞と出会い、沢山の心をいただけたの
芳賀秀子プロフィール:
1961年生 出身地長崎県佐世保市
1985年 東京造形大学 デザイン科卒業
2006年 芳賀秀子展 於 ギャラリー風画
2008年 芳賀秀子展 於 ギャラリー風画
2009年 芳賀秀子展(Vesper) 於 ギャラリー風画
2010年 芳賀秀子展(海の時計)於 ギャラリー風
2013年 芳賀秀子展(扉) 於ギャラリー風画
今回の展示は絵本に登場するような場面を沢山描きました
子供時代に少し戻って……
会期中の在廊日: 初日、最終日、各週土曜日
アクセス:
東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F
交通:
都営浅草線 蔵前駅より徒歩3分
JR総武線 浅草橋駅より徒歩7分
お問い合わせ先:
gallery kissa 広報担当 瀧本
電話・03-5829-9268 ファックス・03-5829-9157
Email: info@gallerykissa.jp