今日は、旅する彫刻の取材日でした。早朝に関東地方に大きな地震がありましたね。皆さん大丈夫でしたでしょうか?
今日の取材先は、地上33階建のタワーマンション。地震の影響でエレベーターが停止しており、なんと31階まで非常階段の登り。なかなかハードなスタートでした。
彫刻のももちゃん。
そして、ムーちゃん。
ムーちゃんにメロメロな写真家の砺波さんでした。
彫刻家はしもとみおさんの初の出版本となる「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」9月末より全国書店で発売予定です。アマゾンでの予約はすでに始まっています。
おかげ様で「旅する彫刻」の初展示も無事終了しました。今回、gallery kissaでの展示プレオープンライブから最終日までの延べ人数は2002名でした。沢山のご来場ありがとうございます。今回は遠方からも沢山お越しいただき、本当にありがとうございます。「旅する彫刻」のプロジェクトについても、継続して取材を続けたいと思います。
昨日のことですが、彫刻のディエゴ君もぶじお家に届けることができました。また、お花を添えてお線香をあげさせていただき、ようやく展示が無事終了したという実感を得た気分です。
「旅する彫刻」というプロジェクトはまだまだ続きますので、次にも期待を。なお、今回の展示のために制作した冊子 「旅する彫刻 Vol.1」 は、ギャラリーキッサのオンラインショップでもご購入いただけます!はしもとみおさんの彫刻の魅力がまた違った角度から楽しめる一冊になっていると自負しています。ぜひ、まだ手に取っていないかたもご覧いただけたら幸いです。
旅する彫刻 はしもとみお個展
SCULPTOR MIO HASHIMOTO EXHIBITION
会期: 2015年5月16日(土) ~ 6月20日(土)
会場: ギャラリーキッサ gallery kissa
時間: 水-土 12:00 – 19:30 / 日 -17:00 休廊日: 月・火
レセプション: 5月16日(土)18:00-
プレオープンライブ: 5月15日(金)19:30- 「橋本学(per)×トリ音(テルミン)×前原孝紀(g)」
は しもとみお(三重在住)は、東京造形大学、愛知県立芸術大学大学院にて学び、「生きている」動物たちを彫刻として残すことをライフワークとして肖像彫刻を 作りづつけています。今回の企画展示「旅する彫刻」は、誰かにとってかけがいのない動物たちの肖像彫刻の紹介とともに彫刻たちのその後の暮らしを写真や映 像、取材を通して記録するプロジェクトの一環としての展示となります。写真家 砺波周平による写真と共に、今回の展示に向けて製作された新作の彫刻、フェネックのアピさんの彫刻と、その制作風景から完成までを追った写真を展示しま す。
また、以前に制作されたフレンチブルドック ディエゴ君、キジトラ猫 タラちゃん、はしもとみおさんの愛犬黒柴の月君等の、モデルとなった動物とその彫刻が一緒に生活している姿の写真展示も行います。
今まで制作された肖像彫刻のミニチュアサイズの彫刻の販売他、展示期間中は、はしもとみお木彫りのワークショップなども予定しています。
(プレオープンライブ時には非売品のみの展示)
gallery kissa ホームページ http://gallerykissa.jp/
企画展DM送付希望の方は、info@gallerykissa.jp までご送付先ご住所とお名前をお知らせください。
所在地: 東京都台東区浅草橋3-25-7 NIビル4F 電話: 03-5829-9268
ギャラリーへのアクセス
「旅する彫刻」 はしもとみお個展 プレオープンライブについて:
日時: 2015年5月15日(金)
開場: 19:00
開演: 19:30
出演:
トリ音 (テルミン)
前原孝紀 (アコースティックギター)
橋本学 (打楽器)
チャージ
予約2,000円/当日2,500円
ご予約はこちらから。
彫刻家はしもとみお個展 「旅する彫刻」 を開催を記念して、プレオープンライブをギャラリー会場で行います。出演は、はしもとみおさんの実のお兄さんで、 打楽器奏者の橋本学さん、たぐいまれな元祖電子楽器「テルミン」の使い手のトリ音さん、そして、アコースティック・ギター奏者の前原孝紀さ んのトリオライブです。
それぞれが、独創的な演奏家で作曲の才能もある方々、「旅する彫刻」プロジェクトの初の企画展示を飾るスペシャルなライブ!ぜひ、ご予約の上お越しください。
以下は、トリ音さんと前原孝紀さんのデュオライブのYouTube動画です。
す、すごすぎますね。。。冨田勲のシンセサイザーを聴いたときのような衝撃です。これがあの、原始的な電子楽器のテルミンから出ている音かと思うと本当にゾクゾクします。
トリ音さんのホームページにある「月の光」も素晴らしく感動的です。ぜひ、聴いてみてください。
なお、プレオープンライブ時には、はしもとみお彫刻作品は非売品のみの展示となります。
Tさんより、彫刻のお写真をいただきました。彫刻家はしもとみおさんが昨年(2014年)製作されたアトムくんの彫刻です。
屋外(ベランダ)で撮影いただきました。屋外だと光が強く、一部が光りすぎたり、陰影が出て難しかったとのこと。ここ数日は春風が吹いて気持ちの良い日が続いていますが、彫刻のアトムくんも気持ちが良さそうです。
Tさん写真をお送りいただき、ありがとうございます!
瀧本です。写真家の砺波周平さんと彫刻家はしもとみおさんのアトリエへ取材に行きました。
5月の展示企画「旅する彫刻」に向けて、新作の彫刻となるフェネックのアピさんの制作風景を取材。彩色をする所に合わせてお伺いしました。彫刻に目を入れ色を着けるという作業は本当に神秘的です。一気に彫刻の印象がかわり命が宿る瞬間です。
アトリエ内でひと通り彩色を終えたあと、かならず彫刻を外へ連れ出し、自然光の下、屋外で彫刻の印象を確かめます。外でも様々な場所に移動させ、彩色と彫りの調整を何度も繰り返すそうです。
またこのプロジェクトでは、はしもとみおさんが制作した彫刻を写真に残す作業をしています。可能な限り多くの場所へ出かけ、はしもとみおさんの彫刻と彫刻が旅立った先に訪ね、彫刻のその後の生活を追いたいという考えからこの「旅する彫刻」プロジェクトはスタートしています。
今回は、さまざまな彫刻達の産みだされる現場、はしもとみおさんのアトリエへ行き、彫刻の写真とアトリエの風景、アトリエでの作業現場を撮影してきました。
アトリエにいる彫刻たちを外に連れ出しての撮影ですが、アトリエ周辺の自然での姿はもはや彫刻ではなく、命の宿った動物そのものです。
はしもとみおさんの愛犬月君! 雑誌 Shi-Ba(シーバ) 2015年 03 月号でも彫刻とともに登場しています!
アトリエの中で所せましと並んでいた彫刻達も圧巻で素敵ですが、外に連れ出すと彫刻だということを忘れてしまいます。彫刻を撮影している写真家の砺波さんの姿は完全に動物写真家になっていました。
彫刻家はしもとみおさんのアトリエ。手のひらサイズの小さな彫刻達はこの机の上で主に制作されています。
大きな作品については上の作業台で主にのみと木槌を使って作業が行われます。トントン、トントンという木槌の音が耳に心地よい素敵なアトリエでした。
はしもとみおさん、お忙しいところ取材のご協力ありがとうございました。
撮影:瀧本 (今回の取材で写真家 砺波さんが撮影した写真は2015年5月16日(土)からの「旅する彫刻」の展示で公開いたします。)
ひきつづき、「旅する彫刻」プロジェクトをよろしくお願いします。
2015年明けましておめでとうございます。
彫刻家はしもとみおさんの仕事をリアルタイムに追い、また彫刻とその家族を記録するプロジェクト「旅する彫刻」プロジェクトを本年より本格的に始めます。
「旅する彫刻」の企画展示などを通して、本プロジェクトの足跡を残したいと思います。
gallery kissa 瀧本佳成